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壱:否否否否、急に異世界転生とかしても!?

俺は、今、異世界にいる。

厨二病の俺が。

オリジナルキャラクターを考えまくってた俺が。

前世の…あー「現世界」とでもいう場所でなんか落とし穴に落ちたんだよ、けっこ―深めの。

そしたらね、うん。

異世界転生したんだよ、何言ってるか分かんないと思うけど。


したらさ、カミサマって言う人が出てきたのよ。

なんかその人の説明によるとあのままだと死んでたから異世界転生で助けてくれたらしい。

ありがたいけどさ、うん。

説明ぐらいしてから転生してほしい。


で、この異世界、モンスター居るらしい。

危ない、マジで。

で、能力とかもらったけど、説明はない。



「どうしたもんかな…」

取り合えず…ステータスみたいのがあると思うんだよね。

「ステータス、オープン!」

…出ない。ないのか?

「Status open!」


ーSTATUSー


出たわ。なんでや。


ーSTATUSー

NAME:NO NAME(編集)

LEVEL:1

ROLL:ABILITY USER、TRAVELR

ABILITY:ORIGINAL

Hp:27

AP:13

DP:15

MP:0

ーENDー



…強いのか弱いのかわからんな。

名前は変更できるらしいしそのうちやるか。

「能力の詳細って見れるかな?」

「アビリティ。」

うーん…出ない…。

「そこはAbilitycommandだな。」

「え?ああ、センキュー!」

「Abilitycommand!」


ーABILITY・COMMANDー

ーYour ability "ORIGINAL" allows you to use the powers you have envisioned worldwide. There are limitations to its use, and it is quite difficult to activate it in combination unless you are very skilled.ー


…言語どうにかしてくれ、俺は英語ができない。

「オプション」

…あそっか

「OPTION」


ーOPTIONー


ここから…


ーLANGUAGEー

↪「ENGLISH」


多分ここを…


ー言語ー

↪「日本語」


よし!出来た!

「あ、能力見ておかないと…」


ー能力・設定ー

あなたの能力「オリジナル」は、あなたが前世で思い描いた力を使うことを可能にします。その使用には制限があり、非常に熟練していない限り、複数の能力の組み合わせを発動することは非常に難しいです。


成程ねぇ…

「あ、え!?誰!?」

「今気付いたの!?」

え?!このいかにも魔法使いって人誰?!

「僕はリヴェス・エルノス。君は?」

あー名前考えてなかった!

「…もしや…君、トラベラーかい?」

ステータスを見ればわかるだろ!

ん?なんか違和感…!

…モンスターだ!?

「!ちょ離れて!」

「え?」

「グアアアアッ!!!」

「ウワァァァァ!!!」

「拘束『プリズ』」


え?ん?なんか…

モンスター…囚われてない?

「ただのEランクモンスターだよ…」

「え…ええ?」

「そうだ、俺この近隣の町に行くつもりだけど一緒に行くか?」

「あ、じゃぁついていく…」

なんか分かんないけどついていこう…


「あ、名前聞いて無かったな?何だ?」

うわー…全然考えてねぇ…。

「トラベラーなら前世の名前があると思うけど…」

「シズです。」

あぶねー…清水からしを取っただけだけど普通に居そうな名前だ!

「いい名前だな。シズか。」

「これから何の町に行くんだ?」

「セリアティヌだ、この国の中で一番多く冒険者が集まる国。」

ん?こんな話をしている間に暗くなってきてないか?

「やっべ、早く行かないと…」


セリアティヌ…

「止まれ。」

「はい」

「お前たち何者だ?」

えーと…何て言おう…

「俺はBランク魔法使いリヴェス。こっちはトラベラーのシズだ。」

「それを証明できるものは?」

「二人のステータス…でいいか?」

「いいだろう」

えっと…ステータスオーp…


ドォォン!!


「!?」

「なんだ?!」

「Sランクの魔獣だ。手伝ってくれるか?」

「無理無理無理!!」

「行くぞ」

嘘…だろ?



「ああ…誰か面白れぇ奴は居ねぇのかなぁ!!」

なんだアイツ…やばすぎだろ…

「ああ…トラベラーじゃねぇか!」

やっべ見つかった!?

「封魔法:プr…」

「退ケェ!」

「ゴハッ」

嘘だろ…?

「殺戮人形:エクスポーションドールズ!」

やばい、死ぬ…

なんか発動しろ!

「”___”!」

ドゴォォォン!!!



「あ…もうお仕舞か?」

「詰まらねぇな?」

赤く染まった景色が見える。

死んだのか?俺…?


一筋の線となる赤き液体が何かから伸びている。

それは宙に浮かんでいる。

伸びている元は、

”シズ”


「…違うな。」

「『血液』(ブラッド)…どうやらオリキャラの肉体もコピーできるらしいな…」

赤く染まった背景は…

『奴の絶望の合図(終着点)を暗示する。』




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

能力:血液ブラッド

自身の血液を自在に体外に放出する能力、その血液は鋭利であったり腐食性が高かったり高熱だったりと様々である。

シズのオリキャラは特殊体質で圧縮血液を体内に流している為貧血になることはない。

勝利が確定すると使用者の目に映る景色が赤一色に染まる。

誤字脱字等ありましたら指摘お願いします!

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