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説明

「なるほどぉ、こちらの星矢くんは動物さんが大好きなんですね!なるほどぉなるほどぉ!こちらの世界に転生するのはいいのですけどぉ、本当にもう地球には未練はないのですかぁ?」


バリー様はそう聞いてきた。確かに未練がないとは言い切れないけど、僕の中では覚悟はできている。


「お母さんやお父さん、お姉ちゃん、お兄ちゃんに最後何も言えなかったのは後悔してますが、でもみんなきっとどこかで安心はしてると思うんです。もう病気で苦しまなくて済むねって。僕のせいで家族みんなの人生を縛りたくはないですから。だから地球ではなく、バリー様の世界に転生させていただけるなら、そっちの方がいいです。」


本心である。しかし同時に本心ではないのもある。

それはお動物さんと触れ合えるその利点である。

もちろん地球に再度降り立っても、触れ合えるであろう。

だが、バリー様の世界はそれだけではなく、バリー様みたいな犬耳、猫耳など、お動物さんの耳を持った人たちがいるというではないか。

嫌がるなら触らないが仲良くなれたら触らせてもらえるであろうと星矢は思っていた。

もちろんそんな思惑は地球神にはお見通しである。


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