わふんっ
「おーい、もうそろそろいいか…じゃっ!いつまでそうしてるのじゃって!少年はまだしも、バリー貴様は女神じゃろ!何を腑抜けてるのじゃっ!」
はっ、神様に言われて気づいてしまった。僕はどのくらい触っていたんだろう…
「神様、僕はどのくらいバリー様のお耳を触ってましたか?30分くらいですか?」
「何を言うとるの…じゃっ!3時間触っておったじゃっ!」
神様にそう言われて僕はびっくりした。
まさかそんなに時間が経ってるとは……
触っていた手を離してバリー様の方を見ると、ぐったりとしていた。ただ尻尾はめちゃくちゃブンブンしてるから
喜んでくれたのだろう。うん、きっとそうだよね。
「すいませんでした神様、僕生まれて初めてお犬さんの
お耳を触ったので。とても興奮してしまいました。後ここって時間の概念ってあるんですね、知らなかったです。
時間を無駄にしてごめんなさい。」
「いやいいん…じゃっ!わしも途中で止めなかったからのう。それにしても、バリーも本当に困ったやつじゃのう…
わしも会った時には撫でてやるのじゃが、毎回ここまではならんが、ぐったりするの…じゃっ!
ほら、起きんかバリー、話があるの…じゃっ!」
そう言いながら、神様はバリー様を杖でバシバシと叩いて起こそうとしている。
あ、そろそろ目が覚めそうだな。というか神様、流石にそれで叩くのは痛いのではないかと思うのですが…。
「い、痛い何するのぉ!起きるよ、起きる、起きるからぁ。」
「何を喜んでおったの…じゃっ!もしや貴様少年じゃから喜んでおったのか…じゃっ?!同じ神の中に、ショタではないが、男好きがいたとはのう…がっかりなの…じゃっ!」
「ち、違うんですよぉ!この人の触り方がとても優しくて優しくて、なんか本当に動物が好きなんだなぁって思ったんですぅ!口だけ動物好きっていう人もいるんですけどぉ、この人は本当に心から好きなんだっていうのがわかる感じでしたぁ!」
僕は驚いた。あれ?お動物さんたちのことを好きっていうの伝えたかなぁ。びっくりした顔でいるとバリー様はちょっとドヤ顔で
「ふふぅん!私も神なんですよぉ!人の心を読み取ることくらい朝飯前なのですぅ!ぐべぼぉ…!?」
喋っている途中に神様からの攻撃が入った。あー、かなり痛そうだ。なんか地球の神さまやたら攻撃的じゃないかな?気のせいかな、気のせいだといいんだけどな
「わしと少年からお主に話があるのじゃ!聞いてくれるかの…じゃっ!」
「は、話ですかぁ?なんでしょう〜?」
「実はのう…------------------ということなのじゃっ」
次回こそタイトル通りにさせるかと…!