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よーしよしよしよし

よろしくお願いします!

「はわわ、アースちゃんに呼ばれたから見に来たけど、なんなんですか?!あの子の綺麗な魂は!

汚れを知らない純白の魂ですぅ?!ちょーすごいですっ!

なんとかして私の世界に転生してくれないかなぁぁ…

そうしたら少しは今の世界も変わるなのにですぅっ…

はっ!見てるだけじゃだめですぅ!早速行ってみるですっ!」


そう言って陰から2人の様子を見ていた女は、少年の方へと声をかけた。


――――――――――――――――――――――――


「よし!なの…じゃっ!転生するのじゃっ?しないのじゃっ?どうする…のじゃっ??」


僕に向かって神様は質問してくる。

僕は考える、果たして一度死んでしまった人間が元の世界へと転生することはいいのだろうか?

姿が変わるならまだしも、このままだし…家族は混乱しないだろうか?様々な葛藤の末、僕は答えを出した。


「神様、僕はこの記憶は捨てて新しい自分として生まれ変わりたいです。ですので、この姿のまま転生はいいです。

新たな自分として生まれたいです。ただ記憶はこのままでいいでしょうか?」


「うむ…なのじゃっ。わしはそう言われると思っていたの…じゃっ。じゃがもう肉体まで復活させてしもうたしどうしようなのじゃ…一度肉体まで復活させてしまい、それを消すとなると記憶まで消えてしまうのじゃっ…」


「えっ…?そうなんですか…?それは困りましたね…」


僕はそれを聞くと困ってしまった。

それを先に言っといてくださいよ、とは言わない。

神様だって悪気があったわけじゃない。ただ少しPONだと

は思ってますごめんなさい。

心の中で謝ったので許してください。

はぁぁ…どうしようか「あのぅ…」心の中で葛藤していると、誰かの声がした。


「神様なにかおっしゃいましたか?」

僕はいじけて杖で落書きをしていた神様に聞いた。


「いや何もいってないなの…じゃっ!ん、そうじゃ忘れておった!あまりにも珍しい綺麗な魂じゃったから、他の紙に声をかけていたのじゃった!あ、いた!おーい、そこに隠れてないで出てくるの…じゃっ!」


神様がそう言うと、いつからかあった扉のところからお姉さんが出てきた。ん?!あれは


「ねぇ、神様。あれってお犬さんのお耳ですよね?もしかして違う世界の神様とかですか?」


「ん、そう…じゃっ!あれはアニマル世界という次元の神じゃっ!人間以外の種族が暮らしており、様々な動物がいる世界…じゃっ!もちろん魔法も使えるし、モンスターもいる世界…じゃっ!はっ、少年は動物が好きであった…じゃっ?!ちと交渉してみんか…じゃっ?!」


神様は僕にそんな提案をしてきた。僕は乗り気だった。

なぜならその世界にもし転生することができたら、夢であった動物と触れ合えることが一生できるかもしれないからだ。

その旨を伝えると神様は、とてもいい笑顔で頷き、犬耳のお姉さんを手招きしていた。


「自己紹介するの…じゃっ!まずはそちからじゃっ!」


「僕は星矢と言います。星降星矢(ほしふりせいや)です。よろしくお願いします。お姉さんのお名前をお聞きしてもいいでしょうか?」


「あ、あのぅ、わ、私はアニマル世界の女神をしてます

バリーって言います。よ、よろしくお願いします。」


僕は興奮してしまった。なぜなら本物の写真ではないお犬さんに出会ってしまったからである。※出会ってません


「お姉さんすいません、失礼します」ソッ…


「あ、あっ…はいっ…わっ、うんっ……あっ」


僕はついつい耳を触ってしまった。あっ、これがお犬さんの耳なんだ。とてもフサフサして気持ちいいなぁ。

あれ?お姉さん尻尾がブンブンだ、嬉しいのかな?


もっと触ろ、ほれほれ〜わさわさぁ


――――――――――――――――――――――――


少年よ…めちゃくちゃ触るではないか…なのじゃっ!

本当にめちゃくちゃ動物が好きではないか…なのじゃっ!

目の前で人間に耳を触られて喜ぶ女神もどうかとおもうがのう…。しかし、これで人間の動物好きは分かったのじゃっ!あとは上手く交渉するのみ!頑張る…のじゃっ!


ワシのせいでもあるからのう、それにこれから少年の家族のこともしっかりと注意しながら観ておかねばな

少年を失ったショックも凄かろうて


早くバリーと話がしたいんじゃがなあ…まだ終わらんかなぁ




………ワシも撫でてもらいたいのう……じゃっ



このあと少年は3時間触ってました…じゃっ!

犬耳の女神様バリーは、地球神と違い、ぼんっ!です


どことは言いません

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