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神様なの…じゃっ!

割と読みにくいかもしれません。

また一つ魂が昇ってきた。神はその魂を手に取りビックリした。

なぜならあまりにも綺麗すぎる魂の色であったからだ。

「なんて綺麗な色なんじゃ!前世でいい事をたくさんしたからなのか、それともピュアな赤子なのか、どっちなんじゃ…?」


この神は星矢が亡くなったことをまだ知らない。なぜなら神の決めた運命ではあと1年は生きるはずだったからである。そのため今回は下界を覗いていなかった。

だからこの魂が星矢であると気づかなかったのである。

「よし、あまりにも綺麗すぎるから、他の神も呼び

魂を肉体へと変換させ、前世はどんな人間じゃったか見てやろう…じゃっ。こんなに綺麗な人間は見たことない、望むなら他の神の世界へと転生させてやろう…じゃっ!」

そう言って、神は魂を復元した。

そうして肉体まで姿を現した時神はビックリした。

「な、なぜ少年が…?!あと1年は生きていたはず…じゃっ!どういうことなのじゃっ!」


ここから少年の第2とも言える人生は始まる


――――――――――――――――――――――――


「あ、あれ?ここはどこなんだろう…?ってあなたは

誰でしょうか?」


僕が目を開けるとそこは見たこともない真っ白な部屋だった。さらに目の前にはちゃぶ台と座布団と椅子という見事に統一されてないアンバランスな家具もあり、杖を持った女の人がいた。


「あ、あの〜?貴方は誰でしょうか?あと、ここはどこなのでしょうか??」


怖いなぁと思いながら話しかけると、相手の女の人も

ビックリしていたようで、しばらく固まったのちに声をかけてくれた。


「こ、コホンっ…!すぐに返事ができなくてごめん…なのじゃっ!わしは神である…のじゃっ!もちろん地球のじゃっ!」


「あ、神様でしたか。これはこれは失礼な態度をすいませんでした」


僕はお辞儀をしながら謝った。よくは知らないけど謝る時にこうしたほうがいいと聞いていたからだ。

全部本とかテレビで見た知識だから実際に使うことは初めてだ。

寝たきりなわけじゃなかったから、体は動かせれてたから

それは本当に良かったなって思ってる。ってうん…?


「神様、間違いじゃなければ僕は死んだと思うんですが、なぜ体があるのでしょうか?」


「う、うむ、それはな…のじゃっ!わしは綺麗な魂を持った人間は輪廻転生と言って、第2の人生を過ごしてもらうために生まれ変わらせることをしている…のじゃ!

で、少年の魂は綺麗、いや綺麗すぎたの…じゃっ!だから

生まれ変わらせるために魂と肉体を復元させた…のじゃっ!」


神様は僕にそう説明してくれた。にしてもこの神様

なかなか語尾が特徴的だなぁ。


「そうなんですね、でも今生まれ変わったとしても赤ちゃんからやり直しってことですよね?しかも記憶を持ったままって怖くないですかね…?


「ちっちっちっなの…じゃっ!わしが肉体まで復活させたということはその姿のまま転生させることができるの……じゃっ!初めから存在していたかのように運命すらも操ることはたやすいこと…じゃっ!なんせ、少年が病気になってずっと治らなかったのも言ってみればわしのせい…じゃっ…」


僕はそれを聞いて驚いてしまった。神様のせいっていうのはどういうことなんだろう…?

でもそれを聞いても不思議と怒りというのは込み上げて来なかった。なぜならやっぱり、家族に愛されて人生を全うしたから、それしかいうことがない。


目の前でメソメソしている神様を元気にしないとだね。


「神様、大丈夫ですよ。僕の人生はとても幸せでした。

病気が治らなかったことが神様のせいだと聞いても、全然怒りはないですよ。僕は家族に愛されてましたし、命を

全うできたと思ってます。むしろ打ち明けてくれてありがとうございます」


僕がそういうと神様はさらに泣いてしまった。

どうしよう?


――――――――――――――――――――――――


そんな2人の様子を扉の向こうから見ている、犬耳のお姉さんが居た。彼女の正体はなんだろうか、星矢は転生することを望むのだろうか?


これから彼は決断することになる。

次回こそ転生します。

ちなみに地球の神様はひんぬーです。

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