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物の声  作者: むく
38/40

飽きずに懲りずに諦めずに

「僕は諦めないぞ!」


部屋でぼーっとしていると、凛々しい声がどこからともなく聞こえてきた。


「何?どこにいるの?」

「ここここ!ここさ!あなたの手元!」


私は自分の手元を見てみると、そこには一本のボールペンがあった。


私「あぁ、君だったの。それで、何を諦めないの?」

ボールペン「学ぶことをさ!僕は絶対に諦めない!」

私「学ぶこと?あぁ、それは素晴らしいね。私も見習わないと。」

ボールペン「そう思うなら、あなたも学ぶんだ!」

私「うん、でも何をやってもすぐに飽きちゃうんだよね・・・。」

ボールペン「学ぶんだ!飽きずに懲りずに諦めずに!それを積み重ねて、繰り返すんだ!そして自分を修正するんだ!」

私「自分を修正・・・。うん。でも何を学べばいいの?」 

ボールペン「生き方をさ!」

私「生き方?」

ボールペン「そう!どうすれば幸せに生きられるのか、その生き方を学ぶんだ!」

私「でもどうやって?」

ボールペン「それは、自然の姿を見るんだ!」

私「自然の姿?」

ボールペン「そうさ。自然の姿の中に答えがある。見つめてごらん。あなたが見ようとしなければ、知りたいと思わなければ、それは見えないままなんだよ。」

私「そうなのか・・・。」

ボールペン「うん。生きてるだけで幸せなのに、みんな、別の何かを見てる。このままでは、生きる事が辛いまま、みんな死んでしまう。それじゃダメなんだよ!」 

私「うん・・・。」

ボールペン「素直な心で学ぶんだ!それを積み重ねていけば、あなたの心は変わったも同然さ!生きる力がどんどん湧き上がってくる!」

私「生きる力が?」

ボールペン「そう!生きる力、生きる馬力がどんどん湧き上がってくるんだ!」

私「できるかどうか分からないけど、やってみるよ。ボールペン君、ありがとう。」

ボールペン「いいんだ。僕は皆んなに幸せになってもらいたいだけなんだ。誰一人欠けずに、全員に。だから、僕は絶対に諦めない!」


飽きずに 懲りずに 諦めずに!


飽きずに 懲りずに 諦めずに!


どうか世界中の皆んなが、誰一人欠けることなく、幸せになりますように。


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