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物の声  作者: むく
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そして再び水筒ちゃんと

水筒くんとの別れを選び、前の相棒の水筒ちゃんとも絶交中だったので、私はこまめな水分補給ができなくなってしまった。笑。

前の相棒水筒ちゃんの顔色を伺いながら水筒くんと一緒にいたので、恐る恐る水筒ちゃんに声をかけてみる事にした。


    私「水筒ちゃん、怒ってる?」

水筒ちゃん「・・・。別に。」

    私「水筒くんと、別れちゃった。口の締まりが悪くて、暑苦しくて・・・。」

水筒ちゃん「そう。それは大変だったわね。」

    私「確かに、ずっと一緒だと暑苦しい時もあるね。」

水筒ちゃん「・・・。でも私、寂しかった。あいつにあなたを取られて、寂しかった。いなくなってみて分かったの。暑苦しいなんて言って、私の方こそごめんなさい。また私達、相棒に戻れるかしら?」

    私「本当!?私にも水筒ちゃんが必要なの!もうほかの水筒に目移りしたりしない!私の相棒は水筒ちゃんだけよ!」


こうして私達は、相棒に戻りましたとさ。めでたしめでたし。笑。

私達のこんなたわいもない日常の喧嘩をお聞かせしました。喧嘩なんてほとんどしないけど、たまにはこうして喧嘩してみるのもいいのかもね。



ずっと一緒にいると、いるのが当たり前になり、暑苦しくなったりしてしまう。相手に求めすぎてしまう。

でも、いなくなると寂しくて、いてくれるだけで良かったんだと気付く。人間はなんて愚かな生き物なんだろう。あっ、水筒もか。笑。

そうなってみないと気付けない。同じことを繰り返す。そういう生き物なのかもしれないけれど、そういう生き物だということを知ったのなら、その仕組みをちゃんと知って、直せるように努力しないとね。


ちなみに新しい水筒くんとは別れてしまったけれど、口を謹んでくれれば持ち歩けるので、キャップの口をしっかりと締めておこう。笑。

    

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