新しい相棒水筒くん
水筒くん「初めまして!僕は君の新しい相棒だよ!」
私「水筒くん初めまして!そう!君は私の新しい相棒よね♪これからはずっと一緒よ♪私のこと、こまめな水分補給でずっと満たしてね♪」
水筒くん「お任せあれ~♪」
水筒ちゃん「・・・」
私はさっそく新しい相棒、水筒くんを連れ歩くようになった。前の相棒、水筒ちゃんの顔色を伺いながら、新しい相棒の水筒くんを使い続けた。そしてやがて気付くのだった。恐ろしい事実に・・・。こっ・・・この水筒くん、何か、暑苦しい・・・。それになんか、使いずらい・・・。
私「・・・水筒くん、悪いんだけど、もう少し口を謹んでもらえるかな・・・。なんか毎日暑苦しいんだよね。」
水筒くん「えっ・・・暑苦しい?僕が?僕の何が暑苦しいの?はじめて会ったとき、僕のこと相棒だって言ってくれたじゃない!忘れたの?」
私「忘れてないよ忘れてないけど、君の口が、口が、締まりが悪いのよ・・・。横に倒すと口から水がこぼれ出てしまうし、とても持ち歩きにくいの。こないだなんて、バックの中で横倒しになって、バックの中がビショビショになっちゃったじゃない!」
水筒くん「そっそれは仕方がないじゃない!僕の口はそういう風にできてるの!だから横倒しにしないように持ち歩いてもらうしかないんだよ!君は僕の相棒だろ!そのくらい分かってくれよ!」
私「やっぱり暑苦しい!もう嫌!君とは一緒にいられない!」
そうして私は、新しい相棒の水筒くんとも別れを選んだ。口の締まりがちょっと悪いだけで。水筒ちゃんに暑苦しい、飽きたと言われてショックを受けて絶交したくせに、同じ理由で水筒くんを捨てたのだ。なんて奴だ。私って人間は。最低だ。人間の風上にも置けねえ。




