表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
recreant  作者: Akal/あかる
腐乱のネクロマンサー
7/16

第七話「能力副作用」

梨子「終わりましたよ〜!維紫埼さん!」


梨子「行きましょう!」


扉をゆっくり開ける。

正面にあるソファには、楓さんと喧嘩していた女性と、楓さんが座っていた。


楓「おはよう。澪ちゃん。」


堂々としている。


澪「…貴女が首領でしたか。」


楓「あ、バレた?」


「あはは」と笑う元気なその姿は、やはり純粋な子供にしか見えない。


楓「で、僕の隣にいる奴は、空瀧七海(ソラタキナナミ)っていうんだ。」


七海「副首領の七海だ。よろしく。」


楓「さて、君には能力操作訓練をしてもらうよ!」


楓「辛いだろうけど、頑張ってね!」


笑顔で言っている。

怖い。


梨子「首領達も見るらしいですから、頑張って下さい。」


梨子「さて、今回は、(アヤツリ)姉妹さんに手伝ってもらいます。だから、能力が暴走しても、多分大丈夫です!」


見理(ケンリ)「見理でス!」


見未(ケンミ)「見未でス!」


個性的な姉妹だな。


梨子「外に出ましょう!」


息を吸う。

呼吸を整える。


梨子「能力名をどうぞ。」


澪「腐乱のネクロマンサー」


じわじわと痛みが来る。

右目が痛い。熱い。熱い。熱い。熱い。熱い。


澪「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」


楓「これは…」


梨子「ッ…!」


見理「能力操作アビリティコントロール!減!!」


梨子「大丈夫ですか!?」


梨子が心配して話し掛けてきた。


楓「それにしても…新しいタイプだったね。」


…この人もしや心が無い…?


楓「きっとこれからは普通に使えると思うよ。」


梨子「ツギハギは一回目に出来たんですか?」


澪「そうだけど。」


梨子「強力な力程代償は大きいのかもしれませんね。」


楓「さて、明日は継璃君と任務だよー!よろしくね!」


この人に優しさは無いのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ