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第十話「首領と少年」
澪「失礼します。維紫埼澪です。」
楓「…うん、入っていいよ。」
扉を開ける。
扉の先には首領と…、銀髪にメッシュが入った外見の少年がいた。
私と同年代、もしくはそれ以上くらいの人だろうか。
?「え、えっと…。
第四幹部の童山明です。宜しく…。」
幹部…?じゃあ私より立場は上なのか…。
澪「童山幹部ですね。新人の維紫埼澪です。宜しくお願いします。」
楓「明は君より一つ上の歳だよ。仲良くしてね。」
澪「はい。」
つまり彼は19歳か。
楓「ああ、初任務御苦労だったよ。どう?少しは慣れたかい?」
澪「まっっったく。慣れたくないです。」
楓「正直で宜しい。君ならきっとすぐに慣れるよ。」
首領はそう言った後、童山幹部の方をチラッと見た。
明「…ヴッ…」
楓「次の仕事も頑張って。」
澪「はい。」
明「僕も出ますね。」
楓「うん。じゃあばいばい。」
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明「ふう…」
澪「?顔赤いですね。熱ですか?」
明「ゑ…い、いやなんでもないよ!!」
彼がどんな気持ちだったのか、私は後に教えられることになる。
楓ちゃんにも青春を送って欲しい…!!




