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1話︙見知らぬ部屋で目覚める

遅くなってすいませんでしたm(_ _)m

※扉がゆっくりと開いた後を書き足しました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「ん……」

俺はゆっくりと目を覚ました。

視界に広がるのは、見たことない木製の天井だった。


「あれ?ここは?」

周りを見渡すと、そこは扉や壁や家具等が全て木で出来ていて、

幼い頃父と泊まったロッジハウスを思い出させる部屋だった。


窓からは夕焼けの光が差し込み、部屋をオレンジ色に染めていた。


「なんで俺こんなところにいるんだ?」

俺は起き上がりながらそう呟いた。


俺は確かにあの時乗用車に跳ねられたはずだ。

あの後運ばれたとするなら、病院が普通だろう。

しかしこの部屋はどう見ても、病室ではなかった。


「……走馬灯か?」

仮に死んだと仮定してそう呟く。

走馬灯なら、この部屋が似ているのにも納得だからだ。多分、この時期が俺にとって一番楽しかった時期なのだろう。


などと考えていると、奥の方にある扉がゆっくりと開いた。


……父さんか?

そう考えて扉の方を見ていると、現れたのは父さんではなく見知らぬ少女だった。

年の頃は一桁代くらいで、手には桶と布を持っていた。


「えっと……」

……誰だ?

そう思って言葉に詰まっていると、少女の方から口を開いた。

「あ、目が覚めたんだ。」

少女はそう言うと、ゆっくりと俺に近付いてきた。

「ち、ちょっと待って。目覚めた?」

俺はそれを手で制止しながら、少女に尋ねた。

「うん、そうだよ。貴方は雨の日に増水した川の近くで倒れてたの。」

少女は表情を変えないで淡々と言った。

読んでいただきありがとうございます。 ブックマーク 高評価よろしくお願いしますm(_ _)m

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