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#歌詞なんだ  作者: 大場冥加
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夏の雪

冬に舞い降りた雪は

夏の暑さに抱かれて溶けてゆく

ギラギラ揺れる日差しの前に

柔らかさも白さも敵わない


人の熱気に揉まれて

存在も輝きも無くなる

僕は吹雪く季節にだけ輝ける


溜まりに溜まった成分が溶けて

流れ出したんだ悲しみが

あっけなさ過ぎて気持ちがいいね

儚く溶けゆく僕は夏の雪


木陰に潜んだ雪は

予想以上にしぶとく残りゆく

だけど必ず消える日が来る

どれだけ粘れるのかが勝負だ


春の暖かさになら

勝てそうだけど

心は冷たさから上がらないんだ


冷たく飄々と生き延びてやる

ギラギラ暑すぎる世界を

いつの日か真夏に光ってやる

孤独に行きゆく夏の雪


溶ける運命が揺るがないのなら

いっそ燃えるような日差しを

浴びて美しく溶けていきたい

綺麗に去りゆく夏の雪


華やかに染みろ 己の愛よ


冷たい肌でも 冷たい身体でも

いつでも心は ぬくぬくいたい

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