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#歌詞なんだ  作者: 大場冥加
7/100

感覚

波のざわめきのような

音が身体を覆う

あなたの撫でるような

低い声に掬われる


甘さにほのかに混ざった

酸っぱい刺激が眉間を

たゆませる


瞳に映ったあなたが

宝石のように煌めき

パステルカラーの青春を

全身に運んでくれた


あなたと一緒に食べた

たい焼きが舌にいる

どんなスイーツよりも

甘い唇が触れた


指の間をすり抜ける

サラサラのあなたの髪が

染みてくる


あなたの美しい愛が

あっちこっちに漂った

ただ酔った私はあなたを

だだっこのように見ていた


あなたの美しい愛が

あっちこっちに漂った

ただ酔った私はあなたを

だだっこのように見ていた

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