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雪月風花
朝霧を纏う
哀しみの後ろ姿が醜い
扉に蔦が絡まり びくともしない
暗い空に浮かぶ 雲だけが流れる
虹色だけが幸せだと
定めていたけど
黒色が舞い上がり 胸に染みた
世界は銀世界にも
月夜の庭にも
移り変わりゆく
嵐に揉まれ 飛ばされても
咲き誇りたい
結晶が満ちる
足元にも頭上にもふんわり
まるで何も無いように 白く虚しく
それが雪解けして 心を撫でてゆく
冷たいものをぬくもりと
感じてからもう
自然に染まりたい それだけだよ
未来は日差しに刺され
雪に鼓舞され
歩み進んでく
追い風に乗り 花びらたち
大空に舞う
翼になった木漏れ日が
緑色を越えてゆく
ただ自然色に同化して
天に突き抜ける
氷のように白い亀裂を
生みながら
世界は銀世界にも
月夜の庭にも
移り変わりゆく
嵐に揉まれ 飛ばされても
咲き誇りたい
未来は日差しに刺され
雪に鼓舞され
歩み進んでく
追い風に乗り 花びらたち
大空に舞う
夏の暑さに堪えて
秋風浴びて
落ち着いて
冬の嵐に 溶かされて
春に花咲く 大の字に咲く




