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入学式の夜

妹登場!

「ただいま」


そう言って家に入るとぴょこぴょことツインテールを揺らして妹が部屋から出てきた。


「お兄ちゃんお帰り、新しい学校はどうだった?」


「あぁ、なんとかやっていけそうだぞ!秋とも同じクラスだった。」


「そうなんだ…また秋さんとも一緒だったんだ本当に仲が良いよね!付き合っちゃえば?」


ちなみに妹のかりんは少し、いいやかなり腐っている。現実のそれも実の兄と友人をも掛け算の対象にしており、数学は苦手だか掛け算だけは得意である。まぁ数字ではないが…


「お兄ちゃん、なんだか失礼なこと考えてない?」


「そんなことないぞ」


「ならいいけど… 晩御飯お兄ちゃんの入学祝いで豪華だからはやく食べよ 見てるだけでお腹が空いちゃうよ。」


そんなことを言いながら妹はリビングに入っていった。

リビングに見るとたしかに豪華な食事が並んでいる。


「透、早く着替えて来なさい ご飯冷めちゃうわよ!」


「あぁ、分かった 着替えてくるよ」


そうして二階にある自室に着替えに行く事にした。


着替えが終わり、リビングに入ると母さんと妹が席について待っていた。

「おまたせ」


「それじゃあ、主役も来たことだし 食べましょうかね」


「「いただきます」」


そう言って食事が始まり、話題は入学式のことになった。


「透、今日の入学式で隣に座っていた子は可愛かったわね」


「あぁ 岩城さんのことか…」


「なに?お兄ちゃん 女の子と仲良くなったの?」


「いや、ただ挨拶をしただけだ」


「透も、もう高校生なんだから彼女の1人くらい作りなさい 」


「えっ?お兄ちゃんには秋さんがいるじゃん」


母さんは俺とかりんの顔を心配そうな顔しながら言ってきた。


「かりんもバカなことばかり言ってないで、透のこと応援してあげなさい」


「まぁ、お兄ちゃん顔だけは良いんだから頑張りなよ!」


一応は妹も応援してくれているみたいだ。

まぁ、現実問題重度のオタクである俺を受け入れてくれる女の子なんてそうそういないであろうから彼女は難しかろう。そう思いながら食事を進めていた。

ちなみに、ご飯はとても美味しく少しお腹が出るくらい食べてしまったので少し苦しい。


食事も終わり部屋に戻り明日の準備を行うことにした。確か明日は健康診断があると言っていた。去年より身長が伸びていると自覚しているので少し健康診断が楽しみである。そんなことを思いながら今夜のアニメをチェックしてから眠る事にした。


「はぁ なんか面白いことないかな…」


ヒロインとはいったい…

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