表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
88/137

原住民と真の姿

数え役満姉妹こと張三姉妹に同行して海にやって来た一刀(目的は水着姿の撮影)


だが竜巻に巻き込まれ、四人は謎の孤島へ着いてしまう


そんななか、謎の音楽が流れ、一行は音楽のもとへ向かうことにした。


天和「それにしてもこんな島に私達以外の人がいるなんてね 」


地和「人がいるなら食料だってあるかもしれないし 」


人和「とにかく飢えだけは凌げるかもね 」


人がいる=食料がある


そう思って喜ぶ三姉妹であったが


一刀「そんな呑気でいいのかな 」


天和「へっ? 」


地和「どういうことよ 」


一刀「こんな島には原住民がいるかもしれないからな 」


人和「げ…原住民!? 」


一刀「そう。奴らは猿に似た原始人風な姿をして、時には人を食らうという恐ろしい種族。そして脂肪の塊であるおっぱいを持つ女が好物とされている 」


天和「おっぱいが好物!?ひえぇっ!? 」


話を聞いて胸を隠す天和


すると一刀は


一刀「だから… 」


ぽんっ!


一刀「地和、おっぱいがないお前は襲われないから安心しろ 」


地和の肩を軽く叩きながらそんなことを言った


地和「よかった〜。ちぃはおっぱいないから襲われなくて…って!! 」


安心する地和であったが


ドガバキンッ!!☆ミ


地和「余計なお世話よ!この馬鹿!! 」


一刀「ぐふぅっ!? 」


すぐに馬鹿にされたと感じた地和は一刀をボコるのだった。


人和「ったく、面白半分で話を聞いてみればくだらない冗談はやめてください 」


天和「えぇっ!?さっきのは冗談だったの!?ひっどーい一刀!! 」


地和「あんな話を信じる姉さんも姉さんなんだけどね 」


本気だと思っていた天和


人和「そうよ。猿みたいな姿をしたものがいるわけ… 」


と言いながら先を進んでいると


♪〜♪〜♪〜


キッキィーーッ!!


ウホウッホ!


突然、音楽と共に猿のような鳴き声が聞こえてきた。


地和「ちょ…ちょっと一刀、ちぃ達を驚かせるために何か声を出したんでしょ!? 」


一刀「俺じゃねぇよ!? 」


天和「じゃあ、今の鳴き声は…!? 」


一行は恐れながら少しずつ音楽に近づいていき


スッ!


茂みにあった葉をめくると


キッキィーーッ!!


ウホウッホ!!


バァンッ!!


ついた場所は一刀達がいた場所とは反対側の浜であり、そこには猿のような姿をした生物がいた。


天和「(で…出たぁーっ!!原住民だぁ!?) 」


人和「(まさか本当にいるだなんて!?) 」


声を出して叫ぶと見つかってしまうため、心の中で叫んでいると


一刀「(ありゃハヌマンだな) 」


一刀は猿のような姿をした生物に心当たりがあるようだ。


ハヌマン


猿の姿をしたモンスター。素早い動きが特徴で人語を話せない


しかも


ギャシャシャーーッ!!


場にはハヌマンだけでなくゴブリンやゴースト等のモンスターもいた。


そして彼らの目線の先には


レヴィアタン「みんな〜、盛り上がってる〜? 」


ギャシャシャーーッ!!


キッキィーーッ!!


(訳:盛り上がってるーっ!!)


一刀「(あれは!?) 」


そこには以前一刀達が遭遇した悪魔長の一人・レヴィアタンがいた。


レヴィアタン


サタンに仕える悪魔長の一人。魅了(チャーム)の使い手


一度デビバットによって呼び出されるも一刀達が起こした騒動によって鼻血を出してしまい、魔方陣の中へ逃げ帰ったのだ。(※27〜30話参照)


だが、どうやら他のモンスター達と同様、デビバットが各地に書いた魔方陣によっていつの間にか出てきたらしい


しかも…


レヴィアタン「それじゃあ次の曲いっちゃうよ〜♪ 」


ぷるるんっ♪


面積の小さいマイクロビキニ姿であった。


只でさえ巨乳のレヴィアタンがマイクロビキニを着用すればその威力は強力であり、スケベな一刀も興奮するかと思いきや


一刀「(アホクサ) 」


いくら巨乳美人であっても性格の悪い女には反応しない一刀であった。


すると


レヴィアタン「それじゃあミュージックスタート! 」


パチンッ!


レヴィアタンが指を鳴らした瞬間


ギュルルウゥーーッ!!


突然竜巻が発生した。


天和「(何なのあれ!?) 」


人和「(どうやらこの辺りで発生している竜巻は彼女のせいのようですね) 」


一刀「(指を鳴らすだけで竜巻を起こすとは迷惑な奴だな) 」


一刀達が隠れながらレヴィアタンを見るなか


地和「ちょっとあんた!! 」


バァンッ!!


地和がレヴィアタンを指さしながら叫んだ。


天和「(ちぃちゃん!?) 」


地和「あんたが発生させた竜巻のせいでちぃ達が遭難しちゃったじゃない!!どうしてくれるのよ!! 」


真正面からレヴィアタンに文句を言う地和だが


レヴィアタン「誰よ。この貧乳娘? 」


地和「ひ…貧乳娘ですって!! 」


レヴィアタンは地和を覚えてなく、貧乳娘と馬鹿にすると


一刀「うまい!座布団一枚! 」


バッ!


ついノリで大喜利のごとく一刀が飛び出してしまった。


人和「(何を言ってるんですか一刀さん!?) 」


だが


ドガバキンッ!!☆ミ


地和「何が座布団一枚よ!このエロ一刀!! 」


一刀「ぐふぅっ!? 」


当然のごとく地和にボコられる一刀


すると


レヴィアタン「一刀…、思い出したわ!! 」


一刀の名を聞いてレヴィアタンは思い出してしまった。


レヴィアタン「あの時はよくもあたしの鼻を傷つけてくれたわね!! 」


一刀「そんなの知るか!!ありゃ事故だ!! 」


レヴィアタン「お黙り!!ここにいるモンスター達にあんた達を倒させるのもいいけど、ここはあたしが直接倒してやるよ 」


するとレヴィアタンは


レヴィアタン「チェーンジ♪ 」


バシャンッ!!


『チェーンジ♪』と言いながら海に飛び込んでいき


ぷかぁっ!


水面にレヴィアタンが着ていたマイクロビキニの上下が浮いた直後


ゴゴゴッ…!!


人和「な…何なの!? 」


天和「地震!? 」


突然地震が発生すると


ザッパアァーーンッ!!


突如、海から巨大な大蛇が出現した。


この大蛇こそ…


リヴァイアサン『テメェら、まとめて海の藻屑(もくず)にしてやるよ!! 』


海竜と名高いリヴァイアサンであり


レヴィアタンの真の姿でもあったのだ!!


おまけ


『変態女とクソババア』


ライラ「待っててねダーリン♪ 」


外出禁止を言われていたライラであった外出しようとし、マリアに服を奪われるも逆にマリアの服を奪って勝手に一刀を追いかけたのだった。


その道中


ライラ「むむっ!何だかダーリンのいる方から嫌な気を感じる!この気は…レヴィアタンだ!! 」


ライラとレヴィアタンは昔から仲が悪く、顔を会わせる度に


レヴィアタン「変態女!! 」


ライラ「クソババア!! 」


と悪口合戦を繰り広げており、そのままにしとくと永遠に続くため悪魔界では決して二人を会わせてはならないという決まりまでできたくらいである。


ライラ「あのクソババアめ!!ダーリンに何かしたら僕が許さないからな!! 」


バサァッ!!


一刀の元へ急ぐライラ


一方


リヴァイアサン『何だか嫌な気が近づいてくる。ムキィーッ!! 』


リヴァイアサンとなったレヴィアタンも何かを感じていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ