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胸の高鳴りと八つ裂き発言

益州へ向けて旅を続ける劉備軍


だが、あと少しで益州にたどり着こうとしたその時、劉備軍はオーガ・ロード率いるオーガの群れに襲われてしまう。


そして唯一モンスターと戦える存在である魔法使いの一刀はオーガ・ロードと共に現れたモンスター・マッドハットの幻術によって戦闘不能となり、劉備軍に最大の窮地が訪れるなか


突如劉備軍に助っ人として呂布こと恋が駆けつけ、オーガ・ロードと戦うも恋の実力でもオーガ・ロードを倒すには至らず再び窮地に陥ってしまうなか、風の言葉によってついに一刀が目覚め、自分の意志でマッドハットを外すも、既に大半の魔力を奪われた状態の一刀では戦いにならず嫌々ながら一刀は魔導剣聖を発動させ、苦戦しながらも見事オーガ・ロードを撃破したのだった。


オーガ達『ガガッ…!?グギャギャーッ!! 』


ダダダーーッ!!


大将であるオーガ・ロードを失い、すぐさま逃げるオーガ達


一方


剣聖一刀「(おっと、そろそろ時間切れだな) 」


そろそろ元の一刀に戻る頃だと察した剣聖一刀は


シュッ!


ぼわんっ!!


愛紗「なっ!? 」


恋「…煙い!? 」


変身前と同じく、正体がバレないよう暴徒鎮圧用の煙幕を発生させると


シュパンッ!!


その隙に一刀は元の姿に戻ったわけなのだが


ズッキイィーーンッ!!


一刀「いててぇーっ!? 」


強化後に発生した激痛。更に剣聖一刀時にダメージを受けていたためその分のダメージが一刀に返ってきたのだ。


鈴々「にゃにゃっ!?煙が晴れたら知らないおじちゃんがいなくなって、代わりにお兄ちゃんが苦しんでいるのだ!? 」


蒲公英「どうなってるの!? 」


知らない人から見れば何が起きたのかわからないのだった。


一刀一人苦しむなか


一刀「ぐおーっ!!おっぱい見なきゃ死んでしまうーっ!? 」


一刀がそんなことを言うと


恋「…大変 」


ぷるんっ♪


愛紗「りょ…呂布!? 」


サッ!


恋「…恋のおっぱいを見る 」


一刀「(やった♪) 」


冗談が通じない恋がおっぱいを出しながら一刀に近づいたその時!


キランッ☆


空高くから


?「ち〜ん〜きゅ〜う〜 」


ねね「スカイキーック!! 」


ドカァッ!!☆ミ


一刀「がはぁっ!? 」


ねねが一刀目掛けて高い飛び蹴りを食らわした。


ねね「この変態め!!恋殿をからかうとは!覚悟しやがれなのです!! 」


ねねが一刀に対して怒鳴ると


月「ね…ねねちゃん、どうしたのですか!? 」


詠「恋に続いて何であんたまで急にいなくなるのよ! 」


月、詠


そして


エリス「何かありましたか? 」


董卓軍所属の魔法使い・エリスが現れた。


その後


エリス「一刀さん、大丈夫ですか? 」


一刀「あぁ、助かったぜエリス 」


エリスが持っていた薬のおかげで怪我が治り、若干ながら魔力も回復した一刀


愛紗「本当に大丈夫なのか?無理はしていないだろうな? 」


やけに一刀を心配する愛紗に一刀は


一刀「あれぇ?関羽さんってば、もしかして俺のこと心配してくれるの? 」


ぽんっ


愛紗の肩を叩きながら一刀がそう聞くと


愛紗「べ…別に貴様のような変態なんぞ気にしておらぬ!貴様は曹操からの借り物だから傷つきでもしたら大変だと思っただけだ 」


と言い返す愛紗だが


愛紗「(そう。こいつは単なる変態。こいつを見て胸が高鳴るのはこいつを見るとイライラするからだ!) 」


素直になれない愛紗はそう言うしかなかった。


すると


一刀「さてと、益州ってとこはもう目の前らしいし、俺はそろそろ陳留へ帰るとするか 」


愛紗「えっ… 」


一刀「帰るぞ風 」


風「はいなのですよ 」


来る途中まではあんなに


『何かしらと理由をつけて劉備軍に所属してやる!』


と企んでいた一刀が自分からあっさり陳留へ帰ると言い出した。


桃香「そんな!?ここまで来れたのは一刀さんのおかげなんですからせめてお礼をさせてください 」


何もせずにただ単に帰すのは悪いと思った桃香はお礼をすると言うが


一刀「ありがたいけど早く帰らないと華琳の奴にどんな罰を受けさせられるかわからないからさ 」


確かにその通りなのだが


いつもの一刀なら


一刀「ならお礼として劉備軍全員のおっぱいを揉ませてくれ! 」


とでも要求するというのにおかしかった。


一刀「さて、それじゃ劉備軍の皆さん、また会う時を楽しみにしてるぜ 」


風「さよならなのですよ 」


スッ!


そして箒を出した一刀が風を背に乗せ、飛び立とうとしたその時


愛紗「ま…待て!! 」


愛紗は一刀を呼び止めると


愛紗「き…貴様は変態だが、い…一応は礼として我が真名・愛紗を預けてやる 」


劉備軍で唯一一刀に真名を預けていなかった愛紗は一刀に真名を預けたのだった。


一刀「ありがとう愛紗さん 」


ビュンッ!!


愛紗「うわっ!? 」


そして一刀は愛紗から真名を預かると直ぐ様陳留へ向けて飛び立っていった。


愛紗「(行ってしまったか、だがまたいつか会えるだろう。その時はこの胸の高鳴りの正体を…) 」


とその時である。


桃香「あ…愛紗ちゃん!? 」


愛紗「?。どうかなされましたか桃香様? 」


自分を見て桃香が驚いているのを不思議に思う愛紗


すると


鈴々「にゃははっ!愛紗、お尻が丸出しなのだ♪ 」


愛紗「えっ… 」


スッ…


鈴々の言葉を聞き、愛紗はスカートの方を見てみると


ぶわぁっ!!


一刀が飛び立つ際に巻き起こした風でスカートがめくれていた。


それだけならば別に問題はなかったのだが…


バァンッ!!


愛紗「なっ!? 」


何と!?いつの間にか愛紗のパンツが無くなり、愛紗はノーパンになっていた。


愛紗「何で!?あっ!! 」


そして愛紗は何故自分がノーパンになっているのか、その理由がすぐにわかった。


実は一刀が愛紗の肩に手を置いた際


すかさず一刀は下着抜き取り(アンダー・スティール)を繰り出し、愛紗からパンツを奪ったのだった。


愛紗「あ…あいつめ!! 」


もちろん一刀が一刻も早くこの場から去ろうとしたのはパンツを抜き取ったのがバレないうちに逃げるためであったりする。


その事を知った愛紗は一刀が飛び立った方を向くと


愛紗「貴様ーっ!!今度会ったら八つ裂きにしてやるからなぁーっ!! 」


一刀へ向けて八つ裂き発言を叫ぶのだった。


一刀「(ビクンッ!!)と…当分は益州に近づかないようにしよう!? 」


風「何故ですかお兄さん? 」


ちなみに董卓軍の一員はそのまま劉備軍所属になったという


一刀が陳留へ帰った時


華琳「一刀、勝手に抜け出した覚悟はいいわね 」


一刀は華琳から罰を受けそうになるも


一刀「(もったいないが仕方ない!)ど…どうぞ!! 」


スッ!


一刀は華琳に愛紗から抜き取ったパンツを差し出した。


すると


華琳「一刀、あなたもなかなか悪よねぇ 」


微かな臭いで愛紗のものだとわかり、華琳はパンツを懐に入れた


一刀「いえいえ、お代官…いや、華琳ほどでも 」

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