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桂花と乗馬拒否

華琳からの指示により初出撃を命じられた一刀


だが華琳から監督官を呼んでくるよう命じられ嫌々ながらも一刀は監督官を探しに行くのだが


本来の監督官である荀イクを一刀は貧乳という理由で信用せず、荀イクもそんな一刀を嫌い、一刀が荀イクの敬愛する曹操(華琳)の真名を許可なく言ったと報告しに自ら華琳の元へ向かうのだった。


一方


華琳「さて、一刀は監督官を連れてくるのかしらね 」


一刀を待つ華琳


ちなみに一刀は誰が監督官なのかを聞かされていない


華琳「(まぁ誰なのかを説明せずに向かわせた私も少しは悪かったし、仮に連れてこなかったとしても多目に見てあげましょう) 」


と華琳が思ったその時


荀イク「そ…曹操様ーっ!! 」


荀イクが華琳の元へ現れた。


秋蘭「華琳様、その者が監督官です 」


華琳「へぇ 」


一刀もたまには役に立つじゃない


華琳がそう思っていると


荀イク「失礼ながら曹操様にご報告したいことがございます!実は… 」


荀イクが華琳に話そうとすると


一刀「やっと追いついたぜ 」


一刀が現れた。


すると


荀イク「あそこにいる脳内乳袋変態男が曹操様の真名を許可なく申してました! 」


ビシッ!!


一刀を指さしながら叫ぶ荀イク


すると


華琳「それなら大丈夫よ。一刀には真名を預けてるから 」


それを聞いた荀イクは


荀イク「そ…そんな!?まさか曹操様があんな脳内乳袋変態男に真名を預けるだなんて!? 」


まさかの出来事に驚く荀イク


一刀「すまなかった華琳、この貧乳猫耳娘が自分が監督官だと言って話を聞いてくれなくてよ 」


駆けつけた一刀は華琳にそう言うが


華琳「一刀、彼女が監督官よ 」


一刀「へっ? 」


それを聞いた一刀は


一刀「嘘だぁーっ!!あんな貧乳猫耳娘が監督官なわけない!?俺だったら巨乳美女を選ぶぞ!? 」


荀イク以上に驚いて叫ぶ一刀


一刀「そうか!?華琳自身が貧乳だから自分より胸のある奴を監督官に指名しないって奴か!納得だぜ 」


一人納得する一刀であったが


ドカンッ!!☆ミ


華琳「貧乳で悪かったわね!! 」


一刀「ぐへっ!? 」


余計なことを喋ってしまい華琳にボコられるのだった。


華琳「話は戻るけどあなた名前は? 」


荀イク「はっ!荀イク文若と申します 」


華琳「そう。なら荀イク、この報告書なんだけど、どうして予定の数より食料が少ないのかしら? 」


荀イク「それにつきましては… 」


この時、何やら難しめな話が開始したのだが


一刀「(話聞いたってつまんねぇや) 」


一刀はよく話を聞いていなかったりする


荀イク「というわけでございます 」


やがて荀イクの話が終わると


華琳「そう。なら荀イク、あなたに私の真名である華琳を預けるわ、今日からあなたはうちの筆頭軍師よ 」


桂花「そ…曹操様から真名を預けられるだなんて、この荀イク、幸せです!でしたら私の真名である桂花(けいふぁ)をそ…華琳様に預けます! 」


華琳から真名で呼ぶことを許可され嬉しい限りの桂花であったが


華琳「なら桂花、ここにいるもの達とも真名を交換しあいなさい 」


桂花「はい。わかりまし…! 」


と、ここで桂花は気づいてしまった。


この場にいるのは


春蘭、秋蘭


そして…


一刀「んっ? 」


一刀である。


桂花「(あ…あの二人はまぁ我慢できるとしてよりにもよってあんな脳内乳袋変態男にまで真名を預けなければならないだなんて!?) 」


だが華琳から命じられたため拒否ることができない


すると


一刀「俺はいいよ 」


桂花「へっ? 」


一刀が桂花から真名を預けられるのを拒否した。


その理由は…


一刀「真名を教えられたって俺は常にお前を貧乳猫耳娘って呼ぶからさ♪ 」


ブチンッ!!


桂花「仕方がないわね!!あんたみたいな脳内乳袋変態男なんかに真名を預けたくないけど華琳様から命じられたんだしこれからは私を桂花と呼びなさい!! 」


一刀「俺にだって北郷一刀っていう名前があるわい!!貧乳猫耳娘!! 」


仲違いしながらも桂花から真名を教えられた一刀であった。


華琳「さて、時間が経過しすぎちゃったけどそろそろ出陣するから馬を用意しなさい 」


春蘭達『はっ! 』


ぴくんっ!!


一刀「う…馬!? 」


馬という言葉を聞いた一刀は


一刀「うぐうっ!? 」


突然苦しみ出した。


華琳「どうしたの一刀? 」


その理由は…


一刀「じ…実は俺は馬に乗ると死んでしまう病なんだよ!? 」


もちろんそんな病気があるはずもなく


誰もが嘘だと気づくなか


春蘭「なにぃっ!?そんな病があるのか!? 」


約一名が騙されていた。


秋蘭「姉者、そんな病があるわけなかろう 」


春蘭「なにっ!!北郷、貴様私に嘘をついたのか!! 」


騙される春蘭が悪い


春蘭「つべこべ言わずにさっさと馬に乗れ!! 」


春蘭は無理矢理にでも一刀を馬に乗せようとするが


一刀「やだやだーっ!!馬になんか乗りたくないーっ!!どうしても乗れって言うならもう幼稚園いかないーっ!! 」


駄々っ子のように馬に乗るのを拒否る一刀


実は一刀、馬に対してトラウマがある。


それは一刀が魔法世界にいた頃


いつものように覗きをし、魔女達から逃げていた一刀は魔女達から逃れるため近くにあった馬舎へ逃げ込んだ。


だがその時、馬舎ではちょうどご飯の時間であり、一刀が逃げ込んだせいで馬のエサはぐちゃぐちゃになり、一刀は激怒した馬達にボコられたのだった。


これが一刀の馬に対するトラウマである


そんな一刀に対し


華琳「はぁ、もうわかったわ一刀は馬に乗らなくて結構よ 」


一刀「おっ! 」


何と!?華琳が一刀は馬に乗らなくてよいと言った


一刀「(華琳のことだから無理矢理にでも乗せようとすると思ってたが案外華琳も鬼じゃないんだな) 」


一刀は華琳に対してそう思っていたのだが


いざ出陣の際


春蘭「それでは出撃だぁーっ!! 」


パカパッ!!


春蘭を先頭に陳留軍が進むなか


総大将である華琳はというと…


華琳「さて、そろそろ私も出陣しようかしらね 」


何故か軍の最後尾にいて


しかも…


一刀「あの〜華琳、これは一体? 」


華琳の手には縄が握られており、縄の先には簀巻きにされた一刀が縛られていた。


一刀が華琳に理由を聞くと


華琳「あら、あなたは馬に乗るのが嫌なんでしょ。だったら… 」


パシンッ!!


華琳「こうやって私が引っ張るしかないじゃない!! 」


パカパッ!!


一刀「おわーっ!? 」


一刀は華琳に引きずられるのだった。


一刀「や…やっぱり華琳は鬼だぁーっ!! 」


果たして一刀はどうなるのだろうか!?


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