一年と思い出
一刀「祝!投稿一年経過!! 」
華琳「長続きしない西森にしては頑張った方ね 」
すいません
一刀「それを記念して、何と!!アニメ化! 」
華琳「嘘はやめなさい 」
※アニメ化はありません
一刀「じゃあ、書籍化! 」
華琳「嘘はやめなさい 」
※書籍化もありません
一刀「じゃあ、漫画化! 」
華琳「嘘はやめなさい 」
※漫画化も…(以下省略)
一刀「何でだよ!?一年経過したのにどれも無理なのかよ!! 」
華琳「西森にそんな力があるわけないでしょ。いい加減にしなさい 」
一刀「わかった。次は本当だ! 」
すると一刀は
一刀「これから先、登場する女は全裸で登場… 」
ドガバキンッ!!☆ミ
華琳「今後、一刀が登場する度にボコられるならいけそうね 」
一刀「そ…それは勘弁!? 」
※全裸もボコられるもありません
これから先もよろしくお願いします
それはある日のこと
一刀「ん〜っ!今日は天気もいいし、こんな日は昼寝するに限るね♪ 」
一刀が城の頂上で昼寝しようとしていた。
真桜「また隊長が逃げたでーっ!! 」
凪「草の根をわけてでも探すんだ!! 」
沙和「見つけたらひどい目に遭わせてやるなの!! 」
警邏の最中だったというのに
すると
華琳「(一刀ったらまた仕事サボって!) 」
華琳が通りかかった。
華琳「(一度痛い目を見た方が良さそうね!!) 」
そして華琳が一刀を懲らしめようとゆっくりと近づいたその時
一刀「そういや、魔法世界のみんなはどうしてるかな? 」
ぴたっ!
一刀の言葉を聞いた華琳の歩みが止まった。
一刀「あれからかなり日数が経過してるし、今頃大騒動になってたりしてな 」
残念ながら一刀がいなくなってもそれほど変化はなかったりする。
すると
華琳「あら一刀じゃない 」
華琳が一刀の前に現れた。
一刀「か…華琳!?こ…これは決して仕事をサボってるんじゃなくて、そう!城のてっぺんから怪しい奴がいないか監視を!? 」
苦しい言い訳である。
いつもならばこの直後に一刀がボコられるのが定番なのだが
華琳「そんなことより一刀、あなたの話を聞かせなさい 」
一刀「えっ!? 」
華琳「考えてみればあなたが来てから随分経つのにあなたのことをよく知らないのよ 」
小説的には一年が経過したが作中では一年も経過していなかったりする。
華琳「仕事をサボったことに関しては不問にしてあげるから話しなさい。もちろんあなたに拒否権はないわよ 」
確かにもし拒否ったらボコられてしまう
一刀「わかったよ。俺の話でよければ聞かせてやるよ 」
そして一刀は自身について語り出した。
魔法世界にて生まれた一刀
両親は一刀が生まれてすぐに亡くなったと聞かされ、幼い一刀は養護施設で育てられたのだが…
先生「きゃっ!? 」
幼い一刀「ブラ、取ったどーっ!! 」
五歳の頃、どこぞの変身能力を持つブタのごとく先生(巨乳)のブラを剥ぎ取ったことで施設を追い出され、幼馴染みのマリアの家で数年間暮らすことになる。
だが施設に入っていた頃から周りの大人は一刀を冷たい目で見ており、一部の先生は一刀が施設を追い出されたことで安心していた。
ちなみに本人はあまりにスケベなためにそういった目で見られていると思っているが実は別の理由があるのだった。
その後、中等部となった一刀はフランチェスカの寮へと移り、そこで
一刀「やっぱおっぱいはでかい方がいいよな! 」
及川「当たり前やん!貧乳なんて壁同然やし! 」
相部屋だった親友兼悪友の及川と出会う
そして夜な夜な、この二人の部屋ではエロトークが繰り広げられた。
そんななか
アンソニー「ちくしょーっ!!箱買いしてるってのにレアカードが当たらない!! 」
一刀「やった!レアカードだ! 」
及川「おっ!やるやないかかずピー 」
アンソニー「なにぃっ!! 」
当時ブームであったカードを購入していた時にアンソニーと出会い、友達となる。
中等部から高等部にまで入る間、それまでマリアくらいしか相手がいなかった一刀であったが
マリア「そこの三人、待ちなさーい!! 」
一刀「逃げろーっ!? 」
アンソニー「捕まるわけにはいかん!? 」
及川「待ってくれーっ!? 」
初めて友達を持ったのだった。
更にその後
氷夢「またあの三人か、マリアも大変だな 」
風羅「まぁ元気があっていいんじゃない。委員長もストレス発散できてるし 」
マリアを通じてマリアと同じ風紀委員の氷夢、風羅と出会う。
相変わらず一刀に対する周囲の目線は冷たいものであったが、少しずつではあるものの一刀の回りに人が集まってきたのだった。
そしてこの時既に一刀はミノタウロス達十体の召喚獣と契約を交わしていた。
一刀自身、普通の魔法使いが一体くらいしか契約できない召喚獣を何故十体も契約できたかについては『才能!』と自画自賛していたが真実は一刀の魔力量が並の魔法使い以上だからである。
ちなみに他の魔法使いが召喚獣を奴隷や道具扱いするなか、一刀は召喚獣を家族として扱っていた。
一刀「んでもって、とある理由で魔法世界からこっちに来ちまったわけで現在に至るわけだよ 」
そのとある理由というのがデビバットに騙されていると知らずにハーレムを作ろうと企んだことについては秘密にしておく一刀
華琳「へぇ、そんなわけなのね 」
一刀の話を聞いた華琳は
華琳「そういえば一刀、その幼馴染みの『まりあ』ってどんな娘なの? 」
一刀「へっ? 」
マリアのことについて聞いてみた。
華琳「べ…別にあなたなんかどうでもいいけど、ちょっと気になっただけよ 」
もしかしたらマリアは一刀に好意を抱いているのではと女の勘がした華琳
本人は認めたくないがもしそうならばマリアは恋の宿敵になるかもしれないため聞いておくのだった。
だがデリカシーゼロの一刀は何を勘違いしたのか
一刀「安心しろ華琳。マリアの胸はお前と互角の貧乳だ 」
ブチンッ!!
華琳はマリアの胸の大きさを気になっている。
そう勝手に思ってしまった。
一刀「いや待てよ、背丈は俺と同じくらいだからマリアの勝ちだな。胸囲は互角だってのに背丈に違いがあるなんてな♪ 」
更にデリカシーゼロの言葉を本人の前で言いまくる一刀であった。
そして
ジャキンッ!!
華琳は得物を抜くと
華琳「そういえば一刀、あなたに仕事をサボった罰を与えなきゃね 」
顔は笑顔だがあきらかに華琳は激怒しまくっていた。
一刀「ちょ…ちょっと待った!?それについては話をしたら不問にするって…!? 」
確かに華琳はそう言っていたのだが
華琳「問答無用!!大人しくお仕置きを食らいなさい!! 」
一刀「り…理不尽だぁーっ!? 」
ドガバキボコンッ!!☆ミ
結局華琳にボコられる一刀であった。
だがこの時、一刀は気づいていなかった。
近いうちにマリアを含めた他の魔法使い達と遭遇することを…




