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催眠術と白状

後書きにて少々ですが続編式の外伝があります

シ水関を何とか攻略した連合軍


そして次の日、連合軍総大将である麗羽は一気に董卓軍を攻めるべく三十万の兵士を引き連れて虎牢関へ攻めこむも、何と!?呂布一人相手に全滅したのだった。


その話を聞いた華琳はあまりにも呂布の力が人外すぎるため魔法使いの関与を疑うのだった。


その後、自軍の陣地に戻った華琳は皆に戦いの内容を伝えると


一刀「な…何てこった!? 」


華琳「一刀… 」


一刀がすごく驚いていた。


様子を見た華琳はてっきり自分以外の魔法使いの存在に驚いているのかと思いきや


一刀「戦いの場へ行けばスーパードリルの全裸が見れたかもしれないのに!惜しいことをした!! 」


ずこぉっ!!


やはり一刀は変態であった。


そんな一刀に対し


ゴツンッ!!☆ミ


一刀「いてぇ!? 」


華琳「とにかく、麗羽が言うには『つ…次の出撃は曹操さんが行きなさい!ゆ…友人の仇を討つのが当然ですわ』とか言っちゃったのよ 」


一刀を一発殴った後、麗羽からの指示を皆に伝えた。


すると


春蘭「お任せください華琳様!呂布の一人や二人、この私が倒してみせましょう! 」


呂布は一人である。


秋蘭「姉者が呂布の相手をするなら私は張遼の相手をしよう 」


春蘭「よく言ったぞ秋蘭!我ら姉妹が力を合わせれば呂布や張遼の一人や二人くらい軽く朝飯前だ!! 」


張遼も一人しかいない


桂花「ったく、脳筋だけで行かせると全滅決定だし、袁紹なんて大っ嫌いだけど指示を聞かないと華琳様の評価に傷がつく恐れがあるし、仕方ないけど私も行くわ 」


桂花も軍師として向かうことにした。


華琳「それに董卓軍に魔法使いがいる以上、こちらも魔法使いで対抗しなきゃね。一刀、あなたも行きなさい! 」


華琳は一刀に命じるが


一刀「パス!! 」


一刀は即拒否った。


華琳「あなたねぇ、私の命令が聞けないっていうの!! 」


一刀「確かにそれもあるがそうじゃない!俺ってば魔力が少ないんだ。行っても役立たずになるだけさ 」


フィーネの力で体力こそ回復したものの、魔力は回復していない一刀


今の一刀は子供でも使える初級魔法を数発くり出しただけで魔力切れを起こしてしまうのだ。


華琳「まったく、肝心な時に役に立たないんだから、だったら私も残るから桂花、あなた達だけで向かいなさい 」


華琳が桂花にそう言うと


桂花「な…何故変態男が来ないだけで華琳様まで来ないのですか!? 」


桂花は華琳に聞くが


華琳「だって一刀を残したら何しでかすかわからないでしょ 」


桂花「うっ!? 」


正論を言われ、黙る桂花であった。


その後、仕方なく


桂花「華琳様、お元気で〜! 」


秋蘭「華琳様、行って参ります 」


春蘭「北郷、私が留守の間に華琳様に何かあったら痛い目に遭わせてやるからな! 」


桂花、秋蘭、春蘭は兵を連れ虎牢関へ向かっていった。


季衣「頑張ってください春蘭様! 」


真桜「気をつけてな! 」


凪「お帰りをお待ちしてます! 」


沙和「頑張ってなの〜! 」


春蘭達を見送る季衣達であった。


そして春蘭達が去った直後


一刀「さて、ちょっと行くとするか 」


何処かへ行こうとする一刀は


華琳「一刀、何処へ行くの 」


華琳に呼び止められた。


一刀「ちょっくら華雄さんに話を聞こうと思ってな、魔力は少ないが尋問くらいはできるんだよ 」


華琳「? 」


この後、華琳達は捕らえた華雄のいる天幕に向かった。


そこでは…


華雄「殺せっ!!貴様らに捕まるくらいならば殺せっ!! 」


自身を殺せと叫ぶ華雄と


愛紗「落ち着け華雄! 」


見張り役の愛紗がいた。


愛紗「これは曹操殿、何か用か? 」


華琳「ちょっとそこの華雄に用があってね。一刀 」


一刀「わかってる 」


スッ!


一刀は華雄の前に立とうとするがその前に


一刀「関羽さん、尋問は俺に任せてくれ 」


ぽんっ!!


愛紗の肩に手を置く一刀


実はこの一瞬の間に


愛紗「(んっ?何だか妙な違和感を感じるが気のせいか?) 」


愛紗は一刀にあることをされたのだったが愛紗は気づかず、そのまま天幕から去るのだった。


そして華雄の前に立った一刀は


一刀「それじゃあいくぜ華雄さん 」


華雄「き…貴様は私を辱しめた変態!?また私に恥をかかす気か!? 」


シ水関の一件から一刀に対して恐怖を感じる華雄


華琳「先に言っとくけど、変態行為したら即首をはねるからね 」


一刀「わかってるって、まぁ見てなって 」


スッ…


そんな一刀が懐から取り出したのは


一刀「マジックアイテム・マジックペンデュラム! 」


ジャーンッ!!


紐の先に十字型のペンデュラム(振り子)がつけられたマジックアイテムであった。


本来はダウジングのための道具なのだが


一刀「季衣、華雄さんの頭を押さえて目を開かせろ 」


季衣「わかったよ兄ちゃん 」


ガシッ!!


華雄「よせっ!?何をする気だ!? 」


季衣は一刀の言う通り華雄の頭を押さえると


一刀「さぁ華雄さん、このペンデュラムをよく見るんだ 」


ぶらんぶらんっ!


華雄の前でペンデュラムを揺らす一刀


そう。マジックペンデュラムは催眠術をかける時にも役立つのだ


一刀「今から3つ数えて手を叩くとあんたは隠してることを俺に吐きたくなる。3・2・1! 」


パンッ!!


一刀は3つ数え、手を叩いた瞬間!


華雄「?。何をした? 」


一刀「あれっ? 」


華雄に変化はなかった。


華琳「どうなってるのよ一刀! 」


一刀「おかしいなぁ? 」


すると


季衣「白状します! 」


一刀「季衣!? 」


季衣が突然白状しだした。


そう。催眠術は華雄ではなく華雄の頭を押さえていた季衣にかかってしまったのだ。


マジックペンデュラムで催眠術をかけることはできるが術者の実力が低いと対象者とは別の人物に催眠術がかかってしまうのだ。


そして催眠術にかかった季衣は


季衣「ボクと兄ちゃんは悪いことと知りながら勝手に食料を二人分つまみ食いしました。ごめんなさい! 」


一刀「って季衣!?それを言っちゃ!? 」


とんでもないことを白状してしまった。


※35話『秘密の魔法使いと劉備軍参照』


その直後


ドカァッ!!☆ミ


一刀「いてぇ!? 」


華琳「まったく、通りで桂花が食料が少なくなってると慌てるはずだわ。一刀は減給、季衣は白状したから無罪よ 」


一刀は華琳に殴られてしまった。


一刀「気を取り直してテイク2! 」


スッ!


一刀は再びマジックペンデュラムを使って華雄に催眠術をかけた。


その結果


華雄「わ…我が軍には貴様と同じ魔法使いがいる 」


今度は成功したようだ


華雄「数日くらい前のことだ。そいつは洛陽に突然現れ、怪しげな言葉を口にしたが優しき董卓様はそいつを客人として扱った。それから数日、貴様ら連合軍が現れ、魔法使いは対策として我々に対抗策を授け、魔法をかけた 」


やはり董卓軍には魔法使いがおり、その人物の魔法によって呂布が物凄い力を出していた。


華雄「そいつの名は… 」


そして華雄は魔法使いの名を言おうとするが


華雄「興味ないので忘れた 」


ずこぉっ!!


華雄は名前を忘れていた。


一刀「とにかくやはり董卓軍に魔法使いがいる以上、春蘭達だけじゃ危ない!俺も急がない… 」


ようやく全てを理解し、虎牢関へ向かおうとする一刀だが


よろっ!


一刀「うっ!? 」


凪「隊長!? 」


一刀はよろけてしまった。


一刀「やべっ!?催眠術使ったから魔力切れだな 」


いくら催眠術が少ない魔力を使うとはいえ最初から魔力が少ない一刀にとっては厳しかった。


一刀「こりゃ魔力を回復する豊胸無双(バスト・バースト)しなきゃ無理だな 」


一刀がさりげなく言うと


三羽烏『隊長!! 』


北郷隊三羽烏の真桜、凪、沙和の三人が立ち上がり


真桜「仕方ないなぁ、面白そやし、ウチがやるわ! 」


凪「あ…あのぅ、じ…自分は一度経験があるので自分が! 」


沙和「沙和がやるなの!欲しい服があるんだけどもうちょっとお胸が大きくないと入らないなの! 」


自ら豊胸無双に名乗りをあげた。


あるものは好奇心


またあるものは以前の快感から


またまたあるものは欲望のためと理由は様々であった。


一刀「うひょっ♪どの娘揉もうかな天の神様の… 」


どの娘を揉むか悩む一刀


ちなみに魔法世界でも同じような理由から自ら豊胸無双を望む魔女達がいたのだが


華琳「あなた達、やめなさい!! 」


魔法世界ではマリアに、こっちでは華琳に止められてしまった。


華琳「大事なあなた達の胸を揉ませるわけにはいかないわ。だから… 」


すると華琳は


華琳「一刀、私の胸を揉みなさい。べ…別に豊胸効果に期待してるんじゃないからね 」


一刀「えっ!? 」


自ら胸を差し出した。


華琳「早くなさい!絶対にあとで胸を揉んだからってボコらないから! 」


一刀「いや、そういうわけには!? 」


華琳の胸を揉もうとしない一刀


これは別に報復を恐れているわけではなく、豊胸無双は貧乳に対して発動できないから揉もうとしないのだ。


しかし、そんなこと華琳に言えば即死刑である。


一刀「(こうなったら発動させたフリをして失敗したということにしよう)よし!いくぞ華琳 」


華琳「えぇっ! 」


スッ…


そして一刀が華琳に向かっていったその時!


雪蓮「曹操、擦れ違った関羽からあなたがこっちにいるって聞いたけどいる? 」


バサッ!


雪蓮が天幕の中に入ってきた。


すると次の瞬間!


むにゅんっ♪


一刀・華琳『へっ? 』


雪蓮「いやんっ♪ 」


一刀の手は華琳ではなく横から入った雪蓮の胸に命中した。


一刀「(これはチャンス♪)豊胸無双! 」


バババァーッ!!


雪蓮「あぁんっ!! 」


華琳「ちょっと!? 」


一刀は雪蓮相手に豊胸無双を繰り出した。


その結果…


ジャキンッ!!


一刀の髪の一部が雪蓮の髪の色の桃色になり、服も赤っぽく変化した。


華琳「ちょっと一刀、あなた何を… 」


自分ではなく雪蓮に豊胸無双を繰り出した一刀を責める華琳であったが


一刀(雪蓮)「あぁんもうっ!! 」


華琳「へっ? 」


一刀(雪蓮)「みんなが戦っているというに大人しくしてなんかいられない! 」


パチンッ!


ボンッ!


雪蓮風になった一刀が箒を呼び出すと


一刀(雪蓮)「私も行くんだから! 」


ビュンッ!!


華琳「ちょ…ちょっと一刀!? 」


箒にまたがり、何処かへ飛び立っていった。


華琳「何が起きたの!? 」


これは豊胸無双の影響である。


豊胸無双すると胸を揉んだ女の性格まで変化するのだ。そう、雪蓮の好戦的な性格へと


これはまだ一刀が恋姫の世界に来る数年前のこと


及川「なぁなぁ、みんなはどんな召喚獣を会得したい? 」


授業をサボり、森にやって来た一刀、及川、アンソニーの三人組


アンソニー「俺はウンディーネだな。服が水着で美女が多い! 」


及川「わいはハーピー!ギャルっぽいのがいい!かずぴーは? 」


及川が一刀に聞くと


一刀「俺はやっぱエルフ!女はやっぱ巨乳美女だろ!絶対召喚獣にしてやる! 」


ちなみに一刀はこの時点で7体の召喚獣を持っていた。


及川「しかし、わいらが求む召喚獣はみんなレアものやしな 」


アンソニー「だが必ず獲得してやるぜ! 」


彼らの望みが叶うことはなかった。


そんな時


一刀「んっ? 」


一刀はあるものを発見すると


及川「かずぴーもエルフは無理やろから他の奴を…ってかずぴーは何処に? 」


及川達から離れていった。


そして一刀が目撃したのは…


フィーネ「や…やめてください!? 」


後に一刀の召喚獣となるエルフの王女フィーネが


オークA「ブヒヒッ!姉ちゃん、そんなこというなよ 」


オークB「俺達と遊ぼうぜブヒ! 」


二体のオークに襲われていたのだった。


オーク…豚の頭をしたモンスター

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