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呂布の驚異とお漏らし

祝40話!これからも頑張ります

シ水関を攻め落とした反董卓連合はそのままの勢いに任せて翌日、総大将である麗羽軍が次なる目的地である虎牢関へと向かっていったのだが


何と!?それから数時間後に麗羽軍30万が董卓軍の呂布一人に大敗北したという報せを受けたのだった。


バサッ!!


華琳「何が起きたの麗羽!? 」


桂花から話を聞いた華琳が麗羽のいる天幕に入ると


そこにいたのは…


麗羽「ひ…ひぃっ!? 」


ぶるるっ!!


全裸の体に布を巻き、体を震わせている麗羽であった。


斗詩「あのぅ、麗羽様はちょっと傷心中でして 」


猪々子「話ならできればまたの機会にしてくれると嬉しいんっすけど 」


麗羽の側近である二人は華琳を話そうとするが


華琳「待てるわけないでしょ!ちょっと麗羽、あなた呂布に何をされたの? 」


真直「あっ!?その言葉を言っちゃ!? 」


軍師である真直(まぁち)が止めようとするがもう遅い


華琳が『呂布』という言葉を口に出した直後


麗羽「りょ…呂布ですって!?あ…あいつがここにいますの!?ひぃーっ!! 」


バサァッ!!


布で体を隠しながら震える麗羽


しかも


じょろろっ…


少々漏らしていた


華琳「な…何があったのよ!? 」


すっかり『呂布恐怖症』になった麗羽に驚く華琳


あのいつも自信満々な麗羽が体を震わせ、更に失禁するだなんて長い間、共にいた華琳には想像できなかった。


猪々子「しかし、お漏らしはやり過ぎだと思うけど麗羽様が怯える理由もわかるよな 」


真直「あれは人間ではなく人間を越えた化け物でしたものね!? 」


麗羽と共にその場にいた三人は何かを知っているようなので


華琳「とりあえず緊急軍議を開くから顔良(斗詩)達は何があったのか話してちょうだい 」


斗詩「わかりました 」


そして全軍の代表が集まり、緊急軍議が開かれることになり、斗詩の口から全てが語られた。


話は数時間前に遡る(さかのぼる)


ザッザッ!


袁紹軍30万人の兵が虎牢関へ進軍していた。


猪々子「しかしまぁ、今更だけどあたい達だけで虎牢関を攻め落とせるのかな? 」


斗詩「董卓軍にはまだ神速の張遼、怪物数匹を倒した呂布がいることだし、不安だよね 」


相手が相手なだけに不安がる二人であったが


麗羽「おーほっほっほっ!!あなた達、何を怯えていますの!我が軍は数では圧倒しているのですから負けることはありませんわ 」


数が多いから勝つ


その自信は何処からやって来るのだろうか?


麗羽「真直、あなたは名誉ある袁紹軍軍師なのですから作戦を立てなさい 」


真直「は…はい!? 」


だが作戦を考えるだけ無駄だということは真直にはわかっていた。


何しろ秘策を考えても


麗羽による『地味ですわ』の一言で一蹴され


仮に華麗なる策を考えても


『考えるよりまず行動!直進だぁーっ!!』


猪々子による勝手な行動で策が台無しにされてしまうのだから


真直「(私の前に軍師をしていた荀イクさんの気持ちがわかるような気がします) 」


本音を言えば脱退したい真直であったが、袁紹軍はそれなりに時給が高いためやめられなかった。


そして袁紹軍が進軍していると


猪々子「麗羽様、前方に誰かいます! 」


その前方には


バァンッ!!


首に長いスカーフを巻き、頭に触角のような長い毛が立ち、手に(げき)を構えた女の子と


霞「ようやく来たな連合軍 」


(しあ)(張遼)がいた。


猪々子「あいつは張遼!! 」


斗詩「ということは隣にいるのはもしかして呂布!? 」


麗羽「おーほっほっほっ!!噂話には尾びれ背びれがつくといいますがあんな小娘が呂布だなんて笑わせてくれますわね 」


呂布を馬鹿にする麗羽


すると


呂布「…霞、あの子と同じ魔法使いって誰? 」


呂布は袁紹軍を指さし、霞に聞くが


霞「ん〜っ…。あの中にはおらんようやな、あそこにはザコしかおらんわ 」


麗羽「なんですって!! 」


ザコ呼ばわりされ、怒る麗羽


麗羽「大陸一の名家である袁紹軍をザコ呼ばわりとは何て無礼な!!皆さん、やっておしまい!! 」


兵達『ハッ! 』


麗羽の命令で袁紹軍が進軍すると


霞「魔法使いがおらへんのやったらウチはパスや。折角やし、恋、あんたが相手したり 」


恋「…うん。わかった 」


(れん)。それが呂布の真名であった。


麗羽「おーほっほっほっ!!我が軍30万を相手に呂布一人で向かうだなんて愚かですわ!これはもう勝ったも同然ですわね 」


確かに相手が並の実力者ならば数で勝る袁紹軍の勝ちだろう。


相手が恋でなければ…


すると恋は


恋「…月をひどい目に遭わせた奴ら、恋は許さない 」


ザクッ!!


戟を勢いよく地に突き刺したその時


ビキビキィッ!!


兵達『へっ? 』


いきなり地面にヒビが入ると


ドッカァーーンッ!!


兵達『うわぁーーっ!? 』


地割れが発生し、袁紹軍兵士数百人がのみ込まれてしまった。


猪々子「な…何だよありゃ!? 」


真直「し…信じられない!?ほ…本当に同じ人間なのですか!? 」


呂布の強さはある程度知っていたが実際目にしてみると強さの次元が違いすぎていた。


そして


スッ!


恋「…まだやる? 」


恋が戟を向けながら袁紹軍に言った瞬間


兵達『うわぁーーっ!? 』


ダダダーーッ!!


生き残った兵達はその場から逃げ出した。


麗羽「こらあなた達!逃げずに戦いなさい!! 」


兵達に向かって叫ぶ麗羽だが


兵達は誰一人とて耳を貸さずに逃げてしまった。


麗羽「こうなったら猪々子!斗詩!真直!あなた達が行きなさい!! 」


猪々子「えぇっ!?無理っすよ!? 」


斗詩「私達の勝てる相手ではありません!? 」


真直「私は軍師ですよ!? 」


兵士を失った麗羽は猪々子、斗詩、更には軍師の真直にまで出陣するよう命ずるが三対一とて呂布に勝てるわけがなく嫌がる三人だが


麗羽「いいから向かいなさい!!向かわないとお仕置きですわよ!! 」


麗羽の怒声により渋々ながら向かうことになってしまった。


猪々子「あたいの命日は今日だったのか、死ぬ前にもっと斗詩のおっぱい揉みたかったぜ 」


斗詩「生きて帰れたら好きなだけ揉ましてあげるよ 」


相手が呂布なだけに死を覚悟する二人であったが


真直「待って!いい案を閃きました! 」


バッ!


ひそひそっ


真直の話を聞くべく、三人は円陣を組んでひそひそ話すると


猪々子「いくぜ二人共ーっ!! 」


斗詩「私達のすごさを見せてあげます! 」


真直「これぞ私の作戦です!! 」


ダダダーーッ!!


三人は走っていった。


…恋のいる場所とは逆の方向を


麗羽「って、あなた達まで逃げるんじゃありませんわ!! 」


戦いもせずに逃げる三人に向かって怒る麗羽だが


真直「逃げてるんじゃありません!これは戦略的撤退です 」


戦略的撤退という言葉でごまかす真直


※一般的にはそれを逃げるといいます


麗羽「頼りにならない兵や部下達ですわね!! 」


そして、一人残された麗羽は


麗羽「きょ…今日のところは引き分けにしておいてあげますわ! 」


スッ…


と言ってこの場から去ろうとする麗羽であったが


サッ!


麗羽「なっ!? 」


恋に回り込まれてしまった。


すると


恋「…霞から聞いた。華雄、シ水関で恥ずかしい目に遭ったと 」


主に一刀にであるが


恋「…だからお前も… 」


スッ!


恋は戟を振り上げると


恋「…恥ずかしい目に遭う!! 」


ブォンッ!!


麗羽「ひいぃーっ!? 」


戟を麗羽目掛けて降り下ろした。


だが


ぴたっ!!


恋は戟を麗羽に直撃する数センチ前で止め、寸止めしたのだった。


麗羽「(ほっ、助かりましたわ) 」


ほっ、と麗羽が安心したその時!


バキンッ!!


麗羽「えっ!? 」


麗羽の鎧が割れ


バサッ!!


麗羽「ええっ!? 」


麗羽の服が切られ


ブチッ!


ぶるんっ♪


麗羽のブラが切られ、麗羽はパンツ一枚の姿になってしまった。


麗羽「あわわっ!? 」


そろ〜っ…


恐怖のあまり、その場から逃げようとする麗羽だが


ガシッ!!


恋「…まだ一枚残ってる 」


恋にパンツを掴まれると


恋「…脱がせる 」


ブォンブォンッ!!


麗羽「あ〜〜れ〜〜っ!? 」


麗羽のパンツをつかみながらジャイアントスイングのように回しまくる恋


するとその時!


麗羽「も…もう堪えられませんわ!? 」


じょろろっ…


あまりの恐怖にお漏らしする麗羽であったが


ビチャッ!!


恋「…何これ? 」


パッ!


麗羽のお漏らしが恋の顔にかかり、恋が手を離した瞬間


麗羽「あ〜〜れ〜〜っ!? 」


すぽっ!!


ヒューッ!!


じょろろーっ!!


パンツから麗羽の体が抜け、麗羽は漏らしながら連合軍陣地へと投げ飛ばされていた。


霞「連合軍、おととい来やがれや! 」


恋「…あの子と同じ魔法使いに会いたかった… 」


ということがあり、皆が斗詩の話を聞き終えると


美羽「七乃〜、(わらわ)も呂布が怖くて漏れそうなのじゃ〜!? 」


七乃「お嬢様、大丈夫ですよ 」


桃香「そ…そんなに強い人がいるだなんて!? 」


皆が呂布の驚異に怯えるなか


華琳「・・・ 」


雪蓮「どうしたの曹操?あなたも怖くて漏らしちゃったとか? 」


華琳「そんなわけないでしょ!! 」


連合軍の中で唯一魔法使いを知っている華琳は思っていた。


董卓軍には魔法使いが関与していると


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