袁紹とスーパードリル
今回は早く続きが書きたかったので二話連続投稿です。
一部英雄譚のキャラが出ます
(自称)大陸一の名家である袁紹から霊帝を殺した董卓を共に倒しましょうと書状を受け取った華琳
最初は拒否ろうとも思ったが袁紹相手に拒否ると更に厄介なことが起きるため仕方なく連合軍陣地となる洛陽へ向かうことに
そして董卓軍には一人でモンスターを数十匹倒したという武将・呂布に対抗するため一刀も同行することになったのだった。
それから数日後
バァンッ!!
華琳達陳留軍は洛陽にたどり着いた。
ちなみに一刀は
春蘭「これでようやく北郷を下ろせますね 」
一刀が馬に乗りたくないと駄々をこねるため、ぐるぐる巻きに縛られ、気を失わされ春蘭に背負われていた。
華琳「それじゃあ私は受付してくるわ 」
そして華琳は受付をしに行くのだが
?「おーほっほっほっ! 」
華琳「こ…この嫌味な高笑いは!? 」
華琳の中で聞きたくもない言葉ベスト5に入るであろう高笑いの持ち主は…
麗羽「曹操さん、お久し振りですわね 」
バァンッ!!
この連合を呼び集めた人物であり、(自称)大陸一の名家を名乗る袁紹本初(真名は麗羽)であった。
華琳「えぇ、あなたも相変わらずね麗羽 」
華琳と麗羽は昔同じ私塾にいたため真名を預けあっている。
麗羽「おーほっほっほっ!曹操さんも相変わらず貧相な背丈と胸ですわね 」
カチンッ!!
華琳に対して背丈と胸の話は禁句
陳留ではほぼ常識なのだが麗羽はそんなこと気にしなかった。
更に
麗羽「あら、そちらにいるのは誰かと思ったら確か以前わたくしのところにいたつまらない策しか出さない無能軍師さんですわねぇ 」
桂花「くっ!! 」
桂花も以前は麗羽の元にいたため面識はあった。
今すぐにでも麗羽をボコりたい華琳と桂花であったが連合の中で揉めるわけにはいかず、ぐっと我慢するしかなかった。
すると
?「麗羽様、ここにいましたか 」
?「勝手にいなくならないでくださいよ 」
?「探すのが大変です 」
麗羽「あら猪々子、斗詩、真直ではありませんか 」
麗羽の元へ
突撃隊隊長の猪々子(文醜)
親衛隊長の斗詩(顔良)
そして筆頭軍師の真直(田豊)が現れた。
※田豊は英雄譚に登場するキャラクターですが西森は英雄譚を詳しく知らないため口調などは自由にやらせてもらいます
すると
ガタタッ!!
春蘭「おい、どうした北郷!? 」
縛られている一刀が動き
ビリィッ!!
バビュンッ!!
ぐるぐる巻きから解放され飛び出すと
キィンッ!!
麗羽「えっ? 」
麗羽目掛けて降りていった
華琳「やめなさい一刀!! 」
さすがに麗羽相手にセクハラはやばいと感じ、止めようとする華琳であったが一刀は止まらず
くいっ!!
麗羽「えっ? 」
麗羽に接触する手前で右に曲がると
シュッ!
一刀「お姉さん、いい乳しとりますなぁ♪ 」
むにゅにゅんっ♪
斗詩「きゃあっ!? 」
斗詩の後ろに素早く回り、おっぱいを揉みまくった。
華琳「ど…どうなってるの!? 」
一刀の行動に驚く華琳
何故なら胸の大きさならば斗詩よりも麗羽の方が上である。
普段の一刀ならば麗羽を狙うのに何故巨乳次席の斗詩を狙うのだろうか?
すると
ブォンッ!!
一刀「はっ!? 」
サッ!
急に大剣が繰り出され、身の危険を感じた一刀が大剣を避けた。
その大剣を繰り出したのは…
猪々子「この野郎!よくもあたいの斗詩のおっぱいを揉みやがったな!! 」
斗詩ラブの猪々子であった。
猪々子「斗詩はあたいのもの!あたいの許可なく斗詩のおっぱいを揉むことは許さん! 」
斗詩「何言ってるの文ちゃん!! 」
自分のおっぱいを猪々子の所有物にされ突っ込む斗詩であったが
一刀「ダメだ!!全ての巨乳は俺のもの!だからその娘のおっぱいも俺のものだぁーっ!! 」
バビュンッ!!
斗詩「ひぃっ!? 」
再びおっぱいを揉もうと斗詩に迫る一刀であったが
猪々子「させるかぁっ!! 」
サッ!
猪々子が一刀の前に立ち塞がった。
一刀「揉ませろーっ!! 」
猪々子「揉ませるかぁーっ!! 」
シュパパパッ!!
パシパシパシッ!!
手を繰り出す一刀、弾く猪々子
二人共、普段ならば考えられない速度で繰り出していた。
秋蘭「何て早さだ。弓使いの私ですらやっと追い付く早さだ!? 」
真直「あんな真剣な猪々子、初めて見ます!? 」
その力を何故実戦で披露してくれないのだろうか
すると
一刀「はぁはぁはぁっ!? 」
猪々子「はぁはぁはぁっ!? 」
疲れがきたのか、二人の速度が鈍くなっていき、最終的に止まると
一刀「お前、なかなかすごいじゃないか!? 」
猪々子「あんたこそ単なる変態じゃなさそうじゃん!? 」
二人は互いをほめあい
猪々子「決めた!あんたも斗詩のおっぱいを揉んでいいことにする。そしてあたいの真名を預けるぜ! 」
一刀「ありがとよ!じゃあ俺からはラーメンの無料券三枚だ 」
互いに仲良くなったところを
ドッカァーンッ!!☆ミ
華琳「いい加減にしなさい!! 」
斗詩「文ちゃん、なに私の胸を揉む許可を与えてるの!! 」
一刀・猪々子『がはっ!? 』
華琳と斗詩にボコられる二人であった。
そして
麗羽「ちょっと!そこのあなた!! 」
麗羽が一刀に向かって言うが
一刀「? 」
麗羽「何ですの!その『あいつ誰に言ってるんだ?』的な態度は!!あなたしかいないでしょ!! 」
一刀「はいはい。んで何なのスーパードリルさん 」
麗羽「す…すうぱあどりる? 」
華琳「(ぷっ!) 」
笑ってはいけないのだが相手が麗羽なためつい小さく笑ってしまう華琳
麗羽「まぁどうやら褒められているようですから別に構いませんわ 」
一言たりとも褒めていない
麗羽「それよりあなた、どうやら大きな胸が好きなようですけど、それなら何故わたくしを襲わないのですの!斗詩よりわたくしの方が立派でしょう! 」
ぼいんっ!!
ここぞとばかりに胸を強調する麗羽だが
一刀「あぁ、それね。俺ってば確かに巨乳好きだけど性格悪い女は嫌いなんだわ 」
麗羽「なっ!! 」
華琳「(ブフッ!!) 」
さすが一刀。普段華琳の前であっても失礼な態度をとるだけあってこういう時は役に立つ
麗羽「あ…あなた、わ…わたくしが誰なのか知ってそのような暴言を言ってますの? 」
一刀「誰ってスーパードリルだろ? 」
この先をもう少しだけ見ていたい華琳であったが
華琳「おっと、こんなところでじっとしている場合じゃなかったわ。受付も済ませたし、いくわよ! 」
先を進むことを選択する華琳であった。
麗羽「きぃーっ!!お待ちなさい!!その男を一発殴らせて… 」
猪々子「落ち着いてくださいよ麗羽様!? 」
斗詩「この場で暴力は禁止です!? 」
真直「堪えてください!? 」
暴れようとする麗羽を押さえつける三人であった。
一方
一刀「なぁ、そういえばあのスーパードリルって誰なんだ? 」
一刀がスーパードリル(麗羽)のことについて華琳に聞いてみるが
華琳「さぁ、誰なのかしらね? 」
ここでスーパードリルが袁紹だと教えても一刀は変わらぬ態度をとるであろうと思い、あえて教えない華琳であった。
華琳「(今回は一刀の態度で少しはスッキリしたわ。やる時はやるじゃないの) 」
だがこの時、華琳は気づかなかった。
この戦いで一刀が勝手な行動をしまくることを…




