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エピローグ6と季衣・流琉・香風・霞

季衣「兄ちゃん! 」


流琉「兄様! 」


香風「お兄ちゃん! 」


魏のちびっこトリオの三人組


見た目は子供だが力は大人よりも強い


彼女達は貧乳であり、当然貧乳を毛嫌いする一刀の標的になるかと思われたが


一刀「よしよ〜し♪ 」


一刀の個人魔術『未来予測眼』により将来性(主に胸)があるため毛嫌いされずむしろ好かれていた。


そんなある日のこと


季衣「ねぇ流琉、香風 」


流琉「どうしたの季衣? 」


香風「? 」


三人が仲良く街を歩いていると


季衣「ボク達っておっぱい大きくなるのかな? 」


ブホッ!!


予想だにしなかった季衣の言葉を聞き、思わず吹いてしまう流琉


香風「大丈夫? 」


流琉「ゲホホッ!?い…一体どうしたの季衣!? 」


季衣「だってさぁ、兄ちゃんがボク達を子供扱いしたり優しくするのはボク達が将来おっぱい大きくなるからじゃん、でももし… 」


ぺった〜ん


と言いながら自分のつるぺたおっぱいを見る季衣


確かに一刀が三人を毛嫌いしないのはおっぱいに将来性があるからであるが


未来はどうなるかわからない!


もし、このまま貧乳の場合


一刀「ふざけるな!近づくんじゃねぇよ!! 」


一刀はまるで手のひらを返したかのように三人を毛嫌いするに違いない


季衣「はぁ、早く大きくなりたいな 」


流琉「そう言っても… 」


こればかりは時間が経過するのを待つしかない


そう思われたが


香風「あ… 」


香風がある場所を指さした。


そこは…


流琉「あそこって 」


季衣「前に華琳様が小さくなった時に元に戻る薬が置いてあった薬屋だよね 」


魔法世界に匹敵するくらい不思議な薬を置いてある薬屋であった。


※92話『拠点8と小さな華琳』参照


すると


季衣「あの店ならもしかしたら! 」


香風「あるかもしれない 」


ダッ!


流琉「ちょ…ちょっと二人とも!? 」


何かを期待した二人は薬屋に向かうのだった。


そして


季衣「やっぱりあったよ! 」


香風「急成長薬! 」


流琉「もう、またムダ遣いして! 」


季衣「そう言いながら流琉だってお金出してくれたくせに 」


流琉「あ…あれは二人の持ち合わせじゃ買えなかったから 」


とにかく急成長薬を入手した三人であった。


香風「早速使う! 」


季衣「ちょうど三粒あるしね 」


流琉「えっ!?もう使っちゃうの!?心の準備が… 」


季衣「そんなの準備しなくていいからさ! 」


流琉「うぐっ!? 」


早速三人は急成長薬を飲んでみるのだが


・・・


体に変化はなかった。


季衣「おかしいなぁ? 」


流琉「きっと不良品だったんだよ。やっぱりムダ遣いだったじゃない 」


香風「もしかして将来もこのまま? 」


季衣・流琉『うっ!? 』


そうかもしれないと二人が思ったことを香風が口にしてしまった。


季衣「ま…まさか!?そんなわけないよ! 」


流琉「そ…そうだよ!?早く寝よ! 」


香風「おやすみなさい 」


三人は薬のことを忘れ眠るのだった。


そしてその日の夜


一刀「むにゃむにゃ…大きなおっぱいが目の前に〜♪ 」


一刀が自室で寝ていると


「兄ちゃん…兄ちゃん! 」


「兄様…兄様! 」


「お兄ちゃん…お兄ちゃん! 」


誰かがぼそぼそと小声で話しかけ


一刀「おっぱいタァーッチ♪ 」


スッ!


一刀が寝ぼけながら手を出した瞬間


むにゅんっ♪


一刀「えっ? 」


手で何かをつかんでいる感触がし、思わず一刀が目を覚ますと


?「ひゃっ!?兄ちゃんったら 」


?「に…兄様… 」


?「お兄ちゃんスケベ 」


バァンッ!!


一刀の目の前に髪が伸びた三人の美女達がいた。


しかも…


ぶるんっ♪


三人ともかなりの巨乳の持ち主であった。


一刀「(俺はまだ夢の中にいるのか?)君達、誰? 」


一刀が目の前にいる美女達に名前を聞いてみると


季衣「ボクだよ兄ちゃん 」


香風「お兄ちゃん、シャン 」


流琉「わかりませんか兄様? 」


一刀「えっ!?もしかして季衣、流琉、香風!? 」


見た目は確かに大人でわかりにくいが一刀に対する呼び方でわかった一刀


流琉「今朝買った薬を飲んだら寝てる間に体が成長しまして、そしたら二人が兄様に見せに行こうと言って… 」


こうなった経緯を流琉が説明している間に


流琉「って何をしてるの二人とも!? 」


ぎゅぎゅっ!!


季衣と香風が一刀に胸を押し当てながら迫っていた。


季衣「だって大きくなった今が好機じゃん。ほら兄ちゃんの好きな大きなおっぱいだよ 」


香風「シャンのも揉む 」


むにゅんっ♪


一刀「うほほっ♪ 」


おっぱいを押し当てられ、ついスケベな顔をする一刀


流琉「もう二人とも!うらやま…じゃなかった。はしたない… 」


流琉も負けじと一刀に迫ろうとしたその時だった。


ビリッ…ビリリィッ!!


三人『えっ? 』


急に大人になったため、しかもいきなり一刀の元へ来たため替えの服ではなくいつもの服できたため服が体に耐えきれず力を込めた瞬間に破れてしまい


ぷるるんっ♪


三人は全裸となり


一刀「うっひょひょ〜っ♪ 」


喜びまくる一刀であったが


流琉「い…いやぁーっ!! 」


季衣「うわあぁーっ!! 」


香風「! 」


ブォンッ!!


体が大人になったことで羞恥心ができてしまった三人はそれぞれ得物を繰り出し


一刀「へっ? 」


ドガバキンッ!!☆ミ


一刀「がはぁっ!? 」


ばたんっ!!


季衣「さよなら兄ちゃん! 」


流琉「ごめんなさい兄様! 」


香風「お兄ちゃんまたね 」


バタタッ!!


一刀が気を失った隙に去る三人であった。


そして翌朝、三人の体は元に戻ったのだが


一刀「何だか昨日、すごいものを見た気がする? 」


一刀は昨日の出来事を夢だと思っていたのだった。




ある朝のこと


霞「ん…んん〜っ!ふぁ〜よう寝たわ 」


霞が目を覚ますと


こんこんっ!


部屋の外からノックをする音が聞こえ


霞「ええで 」


霞が入る許可を与えると


ガチャッ!


兵士「失礼します張遼将軍、実は朝から軍議を開くと… 」


霞「軍議か、わこうたでありがとな 」


入ってきた兵士が霞の姿を見ると


兵士「い…いえ、こちらこそ朝からありがとうございます! 」


ばたんっ!!


兵士はお辞儀をして部屋から去っていった。


霞「ありがとうございます?何言うとんやあいつ?しかしさっきから妙に胸が揺れて… 」


と、ここで霞は自分の胸を見て気づいた。


ぷるんっ♪


いつも着用しているサラシが無く、おっぱい丸出しであることを


霞「なっ!? 」


一方その頃


兵士「朝からいいものを見せてもらった!今日は張り切るぜ!! 」


霞のおっぱいを目撃した兵士が張り切るのだった。


霞「な…何でサラシしとらんねん!?寝てる間に外れたんか!? 」


そう思って部屋を探す霞だがサラシどころか羽織まで見つからなかった。


霞「何でサラシが無いんや!?昨日は確かにしとったはずやのに!? 」


ここで霞は昨日のことを思い出してみた。


霞「昨日は警邏中の一刀に付き合って警邏した後、一人で酒を飲んで… 」


だんだん思い出していく霞だが


霞「って朝から軍議やった!?早よいかな孟ちゃん(華琳)に怒られる!?でもサラシは無いし、他に隠せそうなものは!? 」


再び霞が部屋を探すと


霞「こ…これは!? 」


一応胸を隠せるものを入手する霞であった。


それから少しして


華琳「霞ったら遅いわね 」


秋蘭「いつもは早いというのに北郷と同じくらい遅いだなんて 」


皆が軍議に遅れている霞と一刀を待つなか


霞「遅れてすまんかった 」


華琳「遅いじゃない霞… 」


ようやく霞が到着し、皆が見てみると


バァンッ!!


そこにはサラシではなく黒のブラジャーを着けた霞が現れた。


霞「あまり見んといて恥ずかしいわ 」


真桜「そ…そないな姿が恥ずかしいやなんて酷いで 」


確かに服的には真桜と大して変わらない


華琳「霞、どうしたのよその格好 」


霞「仕方ないやん!朝起きたらサラシが無くなってたんやから!あまり見んなや!! 」


とはいえこういう姿の霞は珍しいため注目されていた。


霞「(くそっ!!サラシが無いだけで恥ずかしい目に遭うやなんて、部屋に無いちゅうことは誰かに盗まれたんや!盗んだ奴が見つかったらぶん殴ったる!!) 」


すると


一刀「ちぃーす! 」


そこへようやく一刀が現れた。


華琳「一刀、また遅刻を… 」


遅れた一刀を注意する華琳だが


一刀「うほぉっ!!霞がブラジャーなんて珍しい!見せブラかよ!! 」


霞「み…見せブラ? 」


わけのわからない言葉を聞く霞


霞「仕方ないやんか!朝起きたらサラシが消えてたんやから 」


一刀「無くしたのかよだらしないな、俺なんて大事なものはマジックバッグに入ってるから無くしはしない… 」


スッ…


そう言う一刀がマジックバッグに手を入れると


一刀「あれ?何だこりゃ? 」


シュルルッ


マジックバッグの中からほどけた包帯のようなものが出てきた。


すると


霞「んっ?あぁーーっ!!それってウチのサラシやないか!? 」


サラシの汚れから霞は自分のサラシだとわかって叫んだ。


一刀「えぇーっ!?何で俺のバッグの中に!? 」


その時


霞「あっ! 」


霞は全てを思い出した。


昨日の夜、部屋で酒を飲んでいると


一刀「霞、赤ちゃん欲しいか? 」


つまみを持った一刀が部屋に現れてそんなことを言い


霞「ウチかて女や、欲しいに決まっとるやないか 」


酔った霞はそう答えた。


すると


一刀「だけど赤ちゃんできたらサラシじゃおっぱいあげにくいだろ、そこで… 」


ジャーンッ!!


一刀「見せブラを用意したぜ! 」


一刀はマジックバッグからブラジャーを取り出した。


霞「確かにサラシじゃおっぱいあげにくいな、よし! 」


シュルリッ!


酔っていたため正気ではなかった霞はサラシを緩めた。


一刀「(もうちょっとで霞のおっぱいが見れるぜ♪) 」


だがこれは全て霞のおっぱいが見たいがための一刀の策略である。


ところが


霞「んっ?何で部屋におるんや!これ持って早よ出ていかんかい!! 」


ドカァッ!!


一刀「うわぁっ!? 」


一刀は霞のサラシと共に部屋の外に投げ出されてしまった。


霞「さて、ブラを着けるか 」


早速ブラジャーを着けようとする霞だが


ばたんっ!!


霞「ぐかーっ!ぐかーっ!! 」


睡魔が襲い、霞は眠ってしまった。


ちなみにサラシは偶然マジックバッグに入ってしまったのだった。


ということは…


霞「つまりウチがこんな恥ずかしい目に遭っとるのは一刀が原因ちゅうわけか 」


一刀「い…いやぁっ!?俺も外に投げ出された衝撃ですっかり忘れてたよ 」


霞「忘れたか、ならしゃあないな。わっはっはっ! 」


一刀「わっはっはっ!? 」


霞「って、許すわけないやろが!! 」


ドッカァーンッ!!☆ミ


一刀「やっぱこうなるのかよーっ!? 」


霞のパンチを食らい、ぶっ飛ばされてしまう一刀であった。


魔法使い証明書


エリス・リーン


魔法属性:無属性


使役召喚獣:ユニコーン


個人魔術:無し


好きなもの:消毒、健康診断


嫌いなもの:汚いもの


好みのタイプ:優しい人


胸の大きさ:月並み


金のウェーブのかかったショートヘアの身長、胸囲ともに月みたいな女の子


家事スキルが高く優しい性格で傷ついている人をほっとけない


回復魔法と強化魔法が得意

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