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エピローグ3と桂花

送られた内容とは多少違うような気がしますが一話丸々使っています

ある日のこと


一刀「おい桂花、華琳から言われた木牘(もくとく・紙が出る前にあった書写材料。主に竹や木でできている)持ってきてやったぞ 」


一刀が政務室にいる桂花に木牘を持ってくると


桂花「いま手が離せないのよ。近くまで持ってきてよ。それくらいわからないの! 」


一刀「なにを!! 」


人に仕事を持ってこさせておきながら上から目線な態度に腹を立てる一刀だが


ここは男らしく我慢して


一刀「ほらよ 」


桂花に木牘を差し出し


桂花「ごくろ… 」


ぴたっ!


桂花の手が木牘ではなく一刀の手に触れた瞬間!


桂花「ぎゃああぁぁーっ!! 」


ドガシャーンッ!!


一刀「のわぁっ!? 」


非力な軍師であるはずの桂花が机を一刀に向けて倒し


桂花「侵される!? 」


プシューッ!!


触れた手に消毒液を吹きかけた。


一刀「いきなり何すんだ桂花!! 」


桂花「何すんだはこっちの台詞よ!!私に触れないで!妊娠したらどうするのよ!! 」


重度の男嫌いである桂花は軍師でありながら触れただけで妊娠してしまうと思っていた。


さすがに腹が立った一刀は


一刀「だったら妊娠させてやるぜ!! 」


べたたっ!!


桂花「ぎゃああぁぁーっ!? 」


桂花の体に触れまくった。


すると


桂花「このっ!! 」


プシューッ!!


一刀「わっ!? 」


桂花は一刀の顔目掛けて消毒液を吹きかけ


※危険ですので読者は絶対真似しないでください


桂花「出てけーっ!! 」


ドッカァーンッ!!☆ミ


一刀「わぁーっ!? 」


一刀が怯んだ隙にドロップキックを食らわし、部屋から追い出した。


激しい戦いであるが、実はこれが日常的だったりする。


桂花「はぁはぁっ!?あの全身精液変態男め、今度同じことしたら(はりつけ)に… 」


と、気を取り直して桂花が政務の続きをしようとしたその時


桂花「んっ?あんた誰よ?何すんのよ!? 」


部屋には桂花の他には誰もいないはずなのに急に桂花が一人言を言い出したのだった。


そして翌日


華琳「・・・!? 」


春蘭「・・・!? 」


秋蘭「・・・!? 」


マリア「・・・!? 」


朝から軍議が始まるため、魏の主要人物が集まったわけなのだが、皆はあるものを見て非常に驚いていた。


それは…


桂花「一刀〜♪ 」


一刀「・・・!? 」


あの大の男嫌いである桂花があろうことが一番毛嫌いしているはずの一刀にくっついていたのだ


一刀「桂花、お前一体どうした!?俺を殺すための策略か!? 」


一刀がそう言うと


桂花「策略だなんてひど〜い!私は一刀のことが好きなんだよ♪ 」


ぎゅっ!


いきなり桂花が一刀に抱きついてきた。


桂花以外『!? 』


あの桂花が一刀に抱きつくという衝撃的な出来事を目にし、桂花以外の全員(一刀含む)が驚いた。


華琳「け…桂花、離れなさい 」


しかも


桂花「申し訳ありませんが華琳様、お断りします 」


華琳の命を逆らったのだ。


桂花以外『(一体何が起こったんだ!?) 』


桂花以外の皆がおもいっきり不思議がるなか


桂花「私が説明します 」


何と!?桂花自身が説明を開始した。


桂花「私は桂花の中にいるもう一つの人格です。普段は眠っていますが以前華琳様が一時的に亡くなられた時のショックと一刀のチ〇コを顔に食らった衝撃で表に出てきました。私のことはデレ桂花、もう一人はツン桂花とでもお呼びください 」


どちらも一人の人物だというのに


実はサタンとの最終決戦においてもちらほらデレ桂花が出現していた。


ようするに今の桂花は二重人格となったわけだが


華琳「ちょっと待って!じゃあ、そのツン桂花はどうしたのよ!? 」


桂花「今は邪魔されたくないため眠ってもらっています 」


華琳「邪魔? 」


桂花「はい 」


すると


桂花「一刀との子作りです♪ 」


ぎゅっ!!


一刀の胸に桂花が抱きついてきた。


桂花以外『!? 』


バババッ!!


この時、一刀を含めた桂花以外のメンバーが円陣を組むと


華琳「早く何とかしないといけないわね。私以外でこれ以上子作りなんてダ…じゃなかった!!筆頭軍師である桂花がいなくなるのは嫌よ 」


あんな性格であるが一応桂花は他国でいう朱里、冥琳と同じ筆頭軍師だったりする。


一刀「俺だって桂花と子作りやだよ!?元に戻ったら一生呪われそうでさ!? 」


桂花ならあり得る!?


マリア「だったら早く元に戻さないと 」


他にも今の桂花は面白くない等の理由で全員一致により元に戻すことに決定したわけだが残念ながら戻し方がわからなかった。


春蘭「明日になれば元に戻るのではないか? 」


華琳「そんなわけないでしょ!! 」


秋蘭「姉者、大人しくしてろ 」


凪「前の時はどうしてましたっけ? 」


沙和「知らないなの 」


真桜「あん時は華琳様が死んだり、隊長がサタンになったりとそれどころやなかったもんな 」


元に戻る方法がわからないため、とりあえず色々試すことにしてみた


マリア「人格が入れ替わる定番といえばこれでしょ! 」


パッパッ!


マリアは桂花に胡椒をふりかけた。


同じ二重人格である氷夢がくしゃみする度に人格が変わったからだ。


桂花「はくしゅん!! 」


目論見通り桂花はくしゃみをしたが


桂花「くしゅん!!一刀〜♪ 」


全然変わっていなかった。


マリア「戻ってない!? 」


ちなみにマリアの言うようにくしゃみする度に人格や性別が変わるのは定番だったりする。


華琳「なら… 」


マリア「いや… 」


その後、一刀を除いた皆が解決策を考えている間に


桂花「一刀〜♪ 」


一刀「来るんじゃねぇ!? 」


ダダダーッ!!


桂花は一刀を追いかけ、一刀は桂花から逃げるのだった。


それからしばらくして


一刀「はぁはぁ!?何とか桂花を撒いたようだな!?汗かいてびっしょりだぜ!? 」


丸一日桂花から逃げ回った一刀はようやく桂花から逃げ切り、体を洗うため風呂場に向かい


一刀「風呂風呂〜♪ 」


びしゃっ!!


裸になって扉を閉めた瞬間


がたんっ!!


一刀「んっ!? 」


脱衣場の方から妙な音がした。


嫌な予感がし、一刀が扉を開けようとするも


一刀「開かねぇ!? 」


扉は一ミリたりとも開かなかった。


すると


?「フフフッ!まんまと策にかかったようね 」


一刀「!? 」


竹筒が浮いた浴槽から声が聞こえると


ザバァッ!!


桂花「ぷはぁっ! 」


ぷるんっ♪


浴槽から裸の桂花が現れた。


桂花「あなたが私から逃げて汗をかくのがわかってたからね、だから私は先手を打って浴槽の中に潜んでいたわけよ 」


とても筆頭軍師とは思えない頭の悪さである。


一刀「だ…誰か…!? 」


一刀は助けを呼ぼうと叫ぼうとするが


ガシィッ!!


一刀「むぐぅっ!? 」


素早く桂花に口を押さえられ


ばたんっ!!


そのまま倒されると


桂花「うふふっ♪ようやく一刀の子種がもらえるわ♪ 」


一刀「うぅーっ!? 」


スッ…


桂花の手が一刀のチ〇コに触れようとしたその時!


桂花「あら、もう起きちゃったの 」


一刀「へっ? 」


桂花が一人言を言い出した。


実は眠らされていたもう一人の桂花(ツン桂花)が目覚めたのだ。


桂花「(ちょっと!私の体で何をしてくれてんのよ!!華琳様以外に私の裸を見られたくなかったのに〜!!) 」


桂花「この体は私のものでもあるんだから別に構わないじゃないの 」


一刀「(何を言ってるんだ?) 」


※ツン桂花の声は一刀には聞こえてません


桂花「(ぎゃあぁーっ!!あんた、私の手で何を触ろうとしているのよ!!) 」


桂花「何って一刀のチン… 」


桂花「(とにかく私の体を返しなさい!!) 」


桂花「嫌よ!!もう少しで一刀の子種が手に入るんだから! 」


桂花「(そんな変態との子種なんてもらってたまるかぁーっ!!) 」


桂花「あんたは眠っててよ!! 」


桂花同士で激しい口喧嘩が繰り広げられるなか


桂花「うっ!?目眩(めまい)が… 」


ばたんっ!!


一刀が来るまでの間、浴槽に潜んでいた桂花はのぼせて倒れてしまった。


一刀「た…助かった!? 」


その直後


ドカァッ!!


華琳「何の騒ぎ!? 」


騒ぎを聞きつけ、扉を閉めた棒を外した華琳が風呂場に現れた。


一刀「華琳!? 」


華琳「一刀、無事だったのね 」


これ以上一刀との子作りが増えないことを安心した華琳であるが


華琳「って桂花が大丈夫じゃないじゃない!?大丈夫桂花!? 」


ぴたっ!


華琳が倒れている桂花を起こそうと触れた瞬間


桂花「か…華琳様 」


華琳「桂花、無事でよかったわ 」


桂花の意識が戻り


一刀「大丈夫なんだろうな!? 」


スッ…


一刀が桂花に近づいた瞬間!


桂花「いやああぁぁーーっ!!!! 」


ドッカァーンッ!!☆ミ


一刀「ぐほぉっ!? 」


桂花は軍師とは思えない威力のアッパーを一刀目掛けて繰り出した。


桂花「この変態!!今日のことは間違いなんだから!!あんたのことなんて大大大嫌いなんだから勘違いするんじゃないわよ!! 」


ゲシゲシッ!!


倒れている一刀を蹴りながら叫ぶ桂花


華琳「何だかわからないけど、桂花が元に戻ったようね 」


実は桂花の入れ替わりにはある決まりがある。


それはツン桂花の状態で一刀に触れることでデレ桂花となり


デレ桂花の状態で華琳に触れるとツン桂花になるのだ。


ちなみに華琳達がこの事実に気付くのはもう少し先である。


桂花「っていうか私裸じゃないの!?見るんじゃないわよ!! 」


デレ桂花「(惜しかったわね) 」


魔法使い証明書


霧野氷夢・炎夢


魔法属性:氷属性・炎属性


使役召喚獣:オルトロス


個人魔術:召喚獣融合(二人版)


好きなもの:氷菓子・熱いもの


嫌いなもの:熱いもの・氷菓子


好みのタイプ:特に無し


胸のサイズ:桃香級


薄紫色の長髪ロングの魔法使い

くしゃみすると人格が変わり

クールビューティだが頭が悪く、料理の見た目はいいが味が悪い氷夢と

天真爛漫で明るく無邪気で百合癖のある変態だが頭が良く、料理の見た目は悪いが味がいい炎夢となる。

記憶共有していないため突然くしゃみするとパニックになる。

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