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南蛮と五体の召喚獣

感想を読んでいる読者ならわかりますが

タイトルからしてある人物が登場します

一刀が魏にて様々なことを行っている頃


劉備(桃香)軍に仕えることになった魔法使い・氷夢とエリスは


カァッ!!


桃香「太陽がまぶしいね!? 」


ヤシの木のようなものが生い茂る南蛮へ来ていた。


鈴々「こんなに暑いと苦しいのだ〜!? 」


愛紗「我慢しろ鈴々 」


皆が暑さで苦しむなか


氷夢「暑いのか、ならば魔法で南極にでもして… 」


スッ…


氷夢が魔法で南蛮を南極にしようとしたその時


エリス「ダメです!? 」


ガシィッ!!


エリスに止められた


氷夢「冗談だ冗談。南極にはせず北極に… 」


エリス「ダメです!? 」


ちなみに南極と北極では南極の方が寒かったりする


どうして劉備軍が南蛮に来ているのか


それは数日前からこの地にてモンスターが現れるという情報を耳にし、悪魔軍の仕業かもと思い駆けつけたのだ。


ちなみに全員が来ているわけではなく、今回来ているのは


桃香、愛紗、鈴々、朱里、星、タンポポ、氷夢、エリス、そして…


璃々「お母さん、暑いね 」


紫苑「我慢しましょうね璃々 」


新たに仲間になった紫苑と璃々がいた。


そして新たに領土とし、蜀と名付けた国にある城には…


焔耶「あぁ、桃香様が心配だ!?くじ引きで決まったとはいえこうなったら私もついていけばよかった!? 」


桔梗「少しは落ち着かぬか焔耶! 」


同じく新たに仲間となった焔耶と桔梗


蒼「あ〜あ、タンポポだけ南蛮に行っていいなぁ、(そう)も遊びに行きたかったよ 」


鶸「蒼、桃香様達は遊びに行ったんじゃないよ! 」


翠の妹である(るお)と蒼


そして残りのメンバー(翠、雛里、月、詠、恋、ねね)がいた。


氷夢「しかし、こんなジャングルにはどんなモンスターがいるんだ? 」


エリス「えぇと、植物系のモンスターならトレント、ドリアード、マンドレイク、マタンゴくらいですね 」


このうち危険なのはトレント(木に擬態したモンスター)とマタンゴ(キノコに擬態したモンスター)くらいなのだがドリアード(植物の精霊)はともかく…


鈴々「にゃにゃっ?変わった花が咲いているのだ。綺麗だから持って帰るのだ♪ 」


ぐぐっ…


エリス「鈴々ちゃん!抜いちゃダメです!? 」


ずぼぉっ!!


鈴々が花を抜いたその時!


ギャアアアァァァーーッ!!


鈴々「にゃあぁーーっ!? 」


ばたんっ!!


愛紗「鈴々!? 」


鈴々は倒れてしまった。


鈴々が抜いた花はマンドレイクというモンスターであり、魔法世界でも薬の材料として使われるが抜いた本人にしか聞こえない奇声を発するある意味危険なモンスターである。


エリス「大丈夫ですか鈴々ちゃん!? 」


鈴々「にゃ〜!? 」


鈴々は無事エリスに治療された。


その直後


サッ!


愛紗「むっ!誰だ!!出てこい!! 」


誰かの気配を察知した愛紗が叫ぶと


バババッ!!


目の前に現れたのは


バァンッ!!


猫耳、尻尾をつけた少女達であった。


エリス「け…ケットシーでしょうか? 」


ケットシー…猫の姿をした人型モンスター


氷夢「まさかこいつらが噂のモンスターか 」


すると


美以「南蛮を荒らしに来た悪者め!美以達が成敗するのにゃ! 」


ミケ「成敗するのにゃ! 」


トラ「するのにゃ! 」


シャム「にゃ〜! 」


スッ!


現れた猫耳少女達はそれぞれ独鈷(どっこ)、斧、棍棒、パチンコを取り出して構えた。


桃香「あ…荒らしに来たって!?別に私達は…!? 」


美以「問答無用!かかるのにゃ! 」


ミケ達『にゃーっ!! 』


バババッ!!


隊長格である美以の指示でミケ達三人が桃香達に向かっていった。


愛紗「我らに向かう気か! 」


桃香「あ…愛紗ちゃん、相手は子供なんだから手加減してよ!? 」


とはいえ手加減し過ぎたらこちらがやられてしまう


氷夢「任せろ。私の魔法で南蛮もろとも氷づけに… 」


桃香「それもダメ!! 」


混乱する桃香達であったが


エリス「ここは私に任せてください 」


桃香「えっ? 」


回復魔法専門であるエリスが前に出ると


エリス「(まぶた)を閉じて眠りなさい。スリープタイム! 」


パアァッ!!


杖を構え、ミケ達に魔法を繰り出した瞬間


ミケ達『にゃ〜… 』


ばたばたんっ!!


ミケ達は眠ってしまった。


美以「こら寝るにゃ!起きるのにゃ!! 」


しかし皆は起きようとしない


桃香「エリスさんってすごいね!? 」


エリス「治療を嫌がって暴れる人もいますから効果は短いですけどこれくらいでしたら 」


意外な活躍を見せるエリスであった。


美以「おのれ〜!よくもミケ達を!こうなったら美以が倒してやるのにゃ! 」


バッ!


残された美以が桃香達に向かっていくが


星「相手が一人ならば容易いものだ 」


スッ!


美以「にゃっ!? 」


星が素早く美以の後ろに回り込み


シュシュシュッ!!


美以「にゃ〜!? 」


亀甲縛りで縛り上げた。


桃香「せ…星ちゃん、その縛り方、何処で習ったの? 」


星「聞きたいですか?ですが秘密です 」


少々気になってしまう


美以「くしょーっ!!離すのにゃ! 」


縄をほどこうと暴れる美以だが


星「ずいぶん上から目線だな 」


ぐいっ!!


美以「にゃーっ!? 」


星が更に縛りを強めてしまった。


そして更に


タンポポ「よくもタンポポ達を攻めてくれたね。今度はこっちの番だよ。ちょっと貸してね♪ 」


パシッ!


朱里「あっ!? 」


こちょこちょっ


美以「にゃにゃにゃ〜!? 」


その状態でタンポポが朱里から借りた扇で美以にくすぐりを繰り出した。


璃々「お母さん、お姉ちゃん達は何をしてるの? 」


紫苑「璃々は見ちゃいけません 」


子供には見せられない状況なため璃々の目を塞ぐ紫苑


そして


タンポポ「こちょこちょっ♪ 」


星「そらっ! 」


ぐいっ!!


美以「にゃははっ!!にゃあぁーーっ!? 」


苦しんでは笑うの繰り返しを味わう美以であった。


桃香「あのぅ二人共、もうそれくらいに… 」


さすがに酷と感じた桃香が二人を止めようとしたその時


シュッ!


愛紗「!。何かいるぞ!! 」


愛紗が気配を察知すると


ガルルゥッ!!


茂みの中から水色の体をした狼


ずぼぉっ!!


シャアァーッ!!


沼の中から青い体をした海蛇


バサァッ!!


ガオオォォンッ!!


空からは赤い体をした巨大な鳥と緑の体をした竜が現れた。


桃香「も…モンスターがこんなに!? 」


愛紗「くっ!?氷夢、エリス!頼むぞ!! 」


モンスターには魔法使いと考えた愛紗は二人に指示をするが


エリス「フェンリル、シーサーペント、ガルーダにリンドヴルム、これって!? 」


氷夢「あぁ、でなければこれだけ種族や属性の違うモンスターが揃うわけないしな!? 」


二人は何故か怯えまくっていた。


すると


?「大丈夫ですか美以達! 」


シュタッ!!


ミィッ!


突然、肩に猫のようなモンスターを乗せた少女が現れると


美以「ね…(ねえ)! 」


美以が現れた人物を姉と呼んだ瞬間


エリス「そしてカーバンクル!?や…やはり!? 」


氷夢「あ…あの人だったか!? 」


少女の姿を見て二人は更に驚いた。


何故ならその少女は


エレナ「おや、まさかこんなところであなた達に出会えるとは奇遇ですね 」


氷夢・エリス『え…エレナ会長!? 』


バァンッ!!


魔法教皇の孫で五体の召喚獣を操る生徒会長


エレナ・ウィザリー


であったからだ!!

召喚獣ファイル


スフィンクス


属性:光


リングの色:黄色


所有者:北郷一刀


猫にファラオの装飾と翼を生やした召喚獣

『賢者』の異名を持ち、様々なことに詳しく悪魔を払う力を持つ

なぞなぞやクロスワードパズルが好き



※一つ申し上げます


様々な拠点の案が送られていますが現在送られているだけでも手一杯なため今後、拠点に関する案は却下させてもらいます

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