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魔法使い一刀とハーレムへの道

実を言いますと、この小説は前作の黒きエンターテイナーと同時期に考えていましたが、とあるアニメの影響によって選ばれず、再び執筆することになりました。

ここはとある魔法世界


魔法世界といっても住民が魔法を使ったり、召喚獣と呼ばれるモンスターを召喚する以外は大して現代と変わらない。


きゃっきゃっ!


そしてここは魔法世界でも魔女達がよく集まる場所


この場所にて…


及川「かずピー、いまや! 」


一刀「おうっ! 」


スッ!


この小説の主人公である北郷一刀が悪友の及川と共にベンチの下に隠れながら杖を構えると


一刀「スカートよ、舞え!ウインドアップ! 」


何やら呪文を唱えた瞬間!


ぶっ…ぶわさぁーっ!!


魔女達『きゃーっ!! 』


一刀が起こした風によって魔女達の穿いていたスカートが吹き上げられた。


一刀「おぉっ!!縞縞に水玉にイチゴ柄にヒモパン!!みんなかわいいパンツを穿いてやがりますな♪ 」


及川「うぉーっ!!ここはおパンツ様の宝石箱やぁ〜♪ 」


そして及川と共にパンチラ観察をする一刀であった。


魔女A「ま…またあの変態OKコンビの仕業よ!! 」


O(及川)K(一刀)の略である


一刀「やべっ!?バレたらそく退散だ!! 」


及川「待ってやかずピー!? 」


魔女B「待ちなさい!!この変態!! 」


サッ…


待てと言われて待つわけがなく、二人はそのまま逃げようとするが


?「変態達を捕縛せよ!グランドプリズン! 」


誰かが魔法を放った直後


ゴゴゴッ…


ボコォッ!!


及川「のわ〜!? 」


一刀「及川!? 」


及川がいきなり出現した土でできた牢屋に閉じ込められてしまった。


すると


?「まったく、あんた達は相変わらずの変態なんだから 」


バァンッ!!


そこに女の子が現れた。


魔女達『マリア様!マリア様が来てくれたわ!! 』


彼女の名はマリア。魔法を悪いことに使う人を取り締まる魔法風紀委員の委員長で魔女達の憧れの的。腕っぷしも強く、一刀の幼馴染みでもある。


ちなみに結構美人なのだが胸は推定Aカップの貧乳


マリア「騒動が起きたようだから来てみれば、またあんた達なのね。今日という今日は許さないから覚悟なさい! 」


コキコキッ!!


腕を鳴らしながら及川に迫るマリア


及川「ひいぃーっ!?助けてかずピー!! 」


捕らわれている及川は一刀に助けを求めると


一刀「及川… 」


ダッ!


一刀は即座に駆け出した。


及川「かずピー…。って、どこへ行っとんねん!! 」


…逆方向へと


一刀「すまん及川!お前の死は無駄にしないからな! 」


及川「勝手に殺すなぁーっ!! 」


一刀はそのまま逃走成功!


…かと思いきや


マリア「(いかずち)よ、罪あるものに裁きを… 」


サッ!


マリアは一刀目掛けて杖を構えると


マリア「ジャッジメント!! 」


マリアが呪文を唱えた瞬間!


ゴロロッ…


ビッシャアァーーンッ!!


一刀「ぎゃあぁーっ!? 」


一刀を落雷が直撃するのだった。


ぷすぷすっ!


一刀「けほっ!? 」


バタンッ!!


そして落雷をもろに食らった一刀は黒焦げになり、気を失ってしまうのだった。


マリア「さて、覚悟なさいよあんた達!! 」


及川「ひいぃーっ!? 」


この後、一刀と及川はマリアから厳しい説教と激しい折檻(せっかん・体罰を加え、懲らしめること)を食らうのだった。


それから数時間後


魔法世界でも有名なスポットである大時計の下に


一刀「いてて、まだ痺れやがる!? 」


一刀がいた。


一刀「ちくしょうマリアめ!パンチラしたくらいで激しい折檻しやがって!パンツくらい見せたって減るもんじゃないんだから別にいいじゃないか!あんな凶暴じゃ嫁の貰い手がないぞ! 」


本人がいたら激怒しまくる台詞を言いまくる一刀


一刀「あ〜あ、一度でいいからハーレムを体験したいもんだぜ 」


一刀がそうボヤいていると


?「一刀の(あに)さん、その願い叶えてあげやしょか? 」


一刀「誰だ! 」


突然誰かの声が聞こえてきた。


一刀が声の出所を探してみると


?「ここでやんすよ♪ 」


バンッ!!


空から悪魔が現れた。


説明が遅れたがこの世界には悪魔族と呼ばれる魔法使い達と敵対している種族がいる。


この悪魔はそのなかでも下級中の下級悪魔である。


一刀「何の用だデビバット!魔法使いの前に堂々現れるとはいい度胸じゃねぇか! 」


スッ…


悪魔を倒そうと杖を構える一刀であったが


デビバット「ちょっとちょっと!待ってくださいよ一刀の兄さん!あっしは戦いに来たんじゃありやせん!一刀の兄さんに良いことを教えに来たんです 」


一刀「良いことだと 」


デビバット「そうそう。兄さん、さっきハーレムを体験したいとおっしゃってたでしょ。それができる方法があるんでやんす 」


デビバットがそう言うと


一刀「詳しく聞こうじゃないか 」


一刀は杖を収め、話を聞くのだった。


デビバット「五芒星(ごぼうせい・☆を一筆書で繋げたような形)を描いた魔方陣の線の重なる部分に召喚石を置いて呪文を唱えりゃあら不思議!くぐった先にはハーレムが待ってるそうで 」


一刀「ほうほう 」


召喚石とは契約している召喚獣を呼び出す魔法石であり、指輪につけることで召喚獣を召喚することができる。普通の魔法使いは一人につき一匹までしか契約できないのだが


デビバット「この方法ができるのは魔法世界広しとも言えど召喚石を10個持ってる兄さんにしかできやせんぜ 」


一刀は十の召喚獣達と契約していた。


話を聞いた一刀は


一刀「俺にしかできないか、気に入ったぜ! 」


パチンッ!


指を鳴らして


ボンッ!!


魔法の箒を出現させ


一刀「午後からは魔法演習の授業だがそんなことよりハーレムだ! 」


ビュンッ!!


そのまま飛び立っていくのだった。


そのすぐ後


デビバット「にししっ!一刀の単純バカめ、そんな魔法があるなら俺が使ってるっての 」


急にデビバットの態度が変わった。これがデビバットの本性である。


デビバット「さっき教えた魔法は大悪魔神サタン様が閉じ込められている空間を呼び出す魔法なのさ 」


大悪魔神サタン


かつて魔法世界に大混乱を招き、とある空間に封印された悪魔の中の悪魔である。


デビバット「封印を解くには魔法使いの生け贄が必要だが、それは一刀にやってもらうぜ!にししっ!封印が解けたら俺は大出世間違い無しだな♪ 」


自分が得するためなら他人を犠牲にする。


それがデビバットの本性である。


デビバット「さてと、後は一刀が魔方陣を書いてくれるのを待つだけだぜ 」


それから一夜が明けて


一刀「やれやれ、やっと魔方陣が完成だ!? 」


バァンッ!!


騙されたとは知らない一刀が魔方陣を完成させてしまった。


一刀「魔方陣なんて描くのなんて久しぶりだし、道具を揃えたり、ハーレムへの旅立ち準備やらで時間がかかっちまったぜ 」


そんな一刀は魔法学園フランチェスカの制服と黒のマントを身に付け、小さなガマ口と杖を装備していた。


一刀「それではハーレムへの旅立ちの前にタロット占いでもしてみるか 」


スッ!


一刀はガマ口からタロットカードの入ったケースを取り出すと


一刀「マジックタロットよ、我が運命を占いたまえ! 」


一刀がそう言った直後


ふわっ!


タロットカードのケースが宙に浮くと


パカッ!


シュッ!


ケースからカードの山札が飛び出し


シャシャシャーッ!!


くるくるっ!!


回転しながらシャッフルするのだった。


これは魔法アイテムの一つマジックタロットというもので一日一回しか使えないが運勢を占うことができるタロットカード。当たる確率は高い!


そして


シュッ!


スッ!


山札から一枚のカードが一刀の手に乗り、他のカードがケースに戻った。


一刀「さて、俺の運勢は? 」


スッ!


一刀が裏返ったカードをめくると


一刀「正位置の『運命の輪』か 」


タロットカードには正位置と逆位置があり、向きによって意味が違ってくる。


一刀「確か正位置の『運命の輪』は幸運の到来だったな。行く前からいいカード引けたぜ♪ 」


そして一刀が呪文を唱えていると


デビバット「全く、いつまで待たせるつもりだってんだ 」


その様子をこっそりデビバットが見ていた。


デビバット「にししっ!待っててくださいよサタン様。次期大悪魔候補のデビバットがあなたを救いに行きますぜ♪ 」


そうこうしている間に


一刀「異世界の扉よ、開け! 」


一刀が呪文を唱え終わると


ボシュシューッ!!


魔方陣から煙が噴き出してきた。


一刀「待っててねハーレム♪ 」


スッ!


そして一刀が魔方陣に飛び込んだ直後


デビバット「待っててくださいよサタン様♪ 」


スッ!


デビバットも魔方陣に入り、二人の姿は消えてしまい、魔方陣は消滅した。


一刀「うわぁーっ!? 」


デビバット「ひえぇーっ!? 」


魔方陣に入った二人だが何だか様子がおかしい


実はこの時、誰も気付いていなかったが


一刀は魔方陣の数字を書き間違えていたのだ!


魔方陣の数字を間違えると今回の場合、とんでもないところへと飛ばされてしまうのだった。


一方その頃


キランッ☆


?「昼間なのに流れ星だなんて不吉ね 」


金髪縦ロールの髪をした女の子が昼間に流れ星を目撃したのであった。


そして一刀は忘れていた。


正位置の『運命の輪』には幸運の到来の他に『出会い』という意味があることを

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