2度目のお目覚め
今、4時かー
そろそろ、じいやに怒られそうな時間になってくんなー
「メイー。起きないとキスしちゃうぞー!!」
スースー
「………………………ハズ!!俺、ハズ!!何がキスしちゃうぞーだよ!!キモッ!!」
でもさー。俺の膝使ってこーんなに可愛い寝顔してたらさー。キスしたくなっちゃうよ…
スッ
俺は、唇をメイの唇につけそうになったとき
「ん…」
「うぁー!!はぁー。びっくりしたー。」
あ、あぶねー!!俺、何やってんだよ!!こんな時に…
「おーい。本当に起きてー。お願いだからさー。メイー。本当にそろそろヤバイからさー。」
ペチペチペチ
「んー。」
「2度目のお目覚めだねー。メイ?」
「は!!ご、ごめん!!アル!!」
は、恥ずかしいー!!
また、寝てしまった!!
「ご、ごめん。アル…」
「やっ!!ごめんは俺の方!!マジで!!だから、メイは謝らないで!!」
「えっ、う、うん?」
「よし!!じゃ、帰るか!!」
「あっ、明日も会える?」
「ん?おう!!」
「じゃあね♪アル♪」
「じゃーなー!!」
あっ、ちょっと。
遅くなったし。森の出口まで一応メイを送ってから帰るか
「メイー!!途中まで送るよー!!」
「ありがとう!!アル!!」