四六時中
「ふぁ~」
私は目が覚めた目が覚めても昨日の事を思い出して
ボンッ
は、恥ずかしい…………
でも、初めて私の髪をほめられた!!
嬉しい!!
コンコン
「メイー!!ご飯よー!!」
「あっ、はーい!!お姉ちゃん!!」
「今日もこれ?飽きたんだけど?」
「もぉー!!文句言うなら作らないよ!!ソフィア」
「まぁー。別に良いけど。んじゃ、行ってきます」
「どこ行くのー?」
「隣町に獣が来たらしいからそれを倒しに」
「怪我しないようにね?」
「んー。」
やっぱり。カッコいいなー!!ソフィアお姉ちゃんはいつか私もあんな風になりたい!!
「メイ。ボーッとしてないで食べちゃいなさい?」
「あっ、うん!!」
早く食べて森の外れにある小屋に行こっと!!
「行ってきまーす!!」
「行ってらっしゃい」
タッタッタッ
ハッ!!な、何で私、走ってるんだろう?そんなに会いたいのかな?
あっ、なんかジュースとお菓子くらい買ってこうかな?
タッタッタッ
「今日来るかなー?あいつ…来てくんないと困るな。折角じいやの目を誤魔化して来たのに…」
あっ!!もしかして!!
来てる!!
「おー…」
あっ、ちょっと待てよ…
びっくりさせよ!!
「まだかなー?来ねーかなー」
「ワッ!!」
「ッ!?」
アルがビックリして転んだ
「あー。ビックリしたー!!」
「フフフッ!!ごめんねアル。」
「いや。いいよ。でも、来てくれて良かったよ。嬉しい。」
だって、会いたかったんだもん…
ハッ!!わ、私何考えてるの!?
もぉー!!やだ!!
「あっ、そう言えば!!お菓子とかジュース買ってきたの!!良かったら一緒に食べよ?」
「ん?ああ!!なんか俺も持ってくれば良かったな…ごめんな?メイ」
「え?ううん。全然大丈夫だよ!!何となく買いたくなっただけだから!!」
私はすぐにお菓子とジュースを2つのお皿とコップに分けた
「あっ、もしかして。皿とコップが2つのあるってことは………俺と会うの楽しみにしてた?」
「へっ!?そ、そんなことないでしょ!!バカじゃないのアル!!そんな四六時中アルの事考えてたなんてそんなことないんだから!!」
あっ…………
私、何言ってるんだろ
「へー。ふーん。ほー。俺の事を四六時中考えてたのかー!!嬉しいなー!!メイー!!」
「ち、違うもん!!それは、口が滑ったからで!!」
口が滑った?
それってもっと不味い……
「もー。面白いなー!!メイは。ハハハッ」
俺も四六時中メイの事考えてたけどねー
「メイはホントに可愛いなー!!」
ギュー!!
「わっ!?ちょっとアル!!」
あっ、ヤベッ!!抱きついちゃった…
ま、いっかー!!
「く、苦しいよ…」
バタッ
「え?メイ?メイー!!」