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心臓

上着を渡したのはいいが…

俺も寒くなってきたな…


「あ、あの。飲み物あるんですけど飲みますか?」

「ああ。貰おう。」


カチャカチャ


「はい。どうぞ。」

「ありがとう。そこ、座ってもいいか?」

「あっ、はい。」


ふー。一人で座っている時は寒かったがメイの隣は暖かいな…


「おい。俺も少し寒くなってきた。いれろ。」

「えっ?あっ、はい。」


何だかドキドキしてきたな

何だ?この感情?


「よし。今なら、抜け出せそうだな…」


カーテンで飛び降りれるかな!!

この高さなら!!よーし!!

待ってろよ!!メイ!!


「トウ!!」


トントン


「アル王子。入りますよ?」


ガチャ


パタパタパタ


「い、いない。もう。怒りました。次からは縛っておきましょう。」


タッタッタッ


メイ待ってるかな?

随分、遅くなったけど大丈夫かなー?


「おい。寒い。俺の方にもっとわけろ!!」

「今度は私の方が寒くなるじゃないですか!?」

「なら、仕方ない。もっとよれ。」

「えっ!?」


ギュッ


「えっ!?ちょっと!!やめてよ!!」

「寒いんだろ?なら、こうするのが一番いい。」


私は、今、レオ王子に抱きつかれています。

レオ王子の心臓の音がわかるくらい近いです。


「メイー!!遅れてごめ………メイ?」

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