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クシュン

「あの、いつまでいるんですか?」

「んー。そうだな。お前が俺を好きになるまでだな」

「わー。カッコいい。大好きー。」

「フッ。カッコいいのは当たり前だ!!」

「はい。好きになりました。早く何処か行ってください。」

「おい!!ふざけるな!!それ、絶対俺の事を好きになってないだろ!!」

「ばれたか…」

「ばれるわ!!」


もう、何なんだ!!この女は!!

ん?そういえば、名前聞いてなかったな…


「おい!!お前、名前は?」

「普通、自分から名乗るのが普通だと?」

「俺は、レオ王子だ!!お前は?」

「メイです。」


メイか…

可愛い名前だな

ふむ。


何なんだろ?この人早く帰らないかな…

アル来ないのかな………

悲しいな……


「はぁ!!今、メイが悲しがってる!!行かなきゃ」

「アル王子………何処に行こうとしているのですか?」

「うっ…」


メイごめん!!

もう少し待っててくれ!!


「おい、メイ。お前、アルとか言う奴が来るまでここにいるのか?」

「もう少し待って来なかったら帰りますけど……クシュン!!」

「おい。帰ったらどうだ?寒いんだろ?」

「べ、別に。寒くないですよ…」


パサッ


「な、何ですか!?私、寒くないですよ!!」

「俺が暑いから持ってろ。」

「そ、それなら。まぁ。」


この人、口は悪いけど意外と好い人?

普通に着てろとか言えばいいのに…


「あ、ありがとう。」

「あ?なんか言ったか?メイ?」

「い、言ってない!!」



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