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Ep47:湊の提案

とある休日、シュウとタクミは、前回の桜の木の調査で手詰まりを感じていた。


チームの他のメンバー(リント、ハル、ユウキ)はそれぞれの予定で不在だったが、シュウとタクミは解決の糸口を求めて動き出していた。




その日、2人はシュウの知り合いである高校生探偵・波崎湊ナミサキミナトの自宅を訪ねた。17歳の湊は全国に名を馳せる探偵で、BL気質を持ち、シュウとタクミの関係にいつも興味津々だった。


湊の家に着くと、シュウがドアをノックし、湊が眼鏡を光らせて迎え入れた。


「シュウ、タクミ! 休日に来るなんて珍しいね。何か用?」




シュウが手紙を取り出し、湊に差し出した。


「湊兄さん、これは学校で受け取った脅迫文だ。校庭の桜の木の謎を解けって。解けないと大事なヤツを消すって書いてある」




タクミが湊に近づき、目を潤ませて体を寄せた。


「お兄さん、大事なヤツって僕のことだよ。シュウと一緒に解決したいけど、ヒントが全然見つからない。お願い、助けて」




湊が手紙を受け取り、タイプライターの文字をじっくり観察しながらニヤリとした。


「これは面白いね。タイプライターの印字は古いモデルだ。犯人はクラシックを好むか、隠してる可能性がある。でも、君たちのピンチは僕にはたまらない展開だ」




シュウが湊の手を握り、切実に頼み込んだ。


「湊兄さん、助けて欲しい。僕たちだけで解くのは無理かもしれない。湊兄さんの推理力が必要だ。頼むよ」




タクミが湊の隣に座り、胸に手を置いて懇願した。


「お兄さん、お願い! シュウを危険から守りたい。力を貸して」




湊が眼鏡を直し、意味深な笑みを浮かべた。


「シュウ、タクミ、君たちの熱い絆、最高だ。協力には条件があるよ。星見キッズと僕の間で特別な約束だ。具体的には、君たちの体を僕に預けること。BL好きの僕には、君たちの絡みを間近で見て、触れて、味わいたい」




タクミが驚き、シュウにしがみついて震えた。


「シュウ、お兄さん、変態すぎる! 僕、シュウとだけでいいよ。こんなの嫌だ」




シュウがタクミを抱きしめ、湊を睨みつけた。


「湊兄さん、それは無理だ。僕とタクミの関係は僕たちだけで十分だ。他の条件はないか? タクミを泣かせないでくれ」




湊が笑い、ソファに身を沈めた。


「冗談だよ、シュウ。でも半分本気だ。じゃあ、代わりに情報提供と現場同行で手を貸す。ただし、僕の興味を満たす面白い展開を後々言っていく」




シュウがホッと息をつき、渋々頷いた。


「湊兄さん、ありがとう。情報と同行なら助かる。桜の木の謎、ぜひ一緒に解いて」




タクミが湊に距離を取りながら微笑んだ。


「お兄さん、ありがとうね。シュウと僕、頑張るよ。でも変なことはしないで」




湊がノートを取り出し、計画を立て始めた。


「では、まず桜の木の歴史を調べる。学校の古い記録や噂を漁ってみよう。次に、木の周囲を再調査する。タイプライターの線からも犯人を絞れるかもしれない」




シュウがノートにメモを取り、提案した。


「湊兄さん、木の幹に傷があった。そこから何か分かるかも。」




タクミが湊に近づき、アイデアを出した。


「お兄さん、土も掘った跡があったよ。シュウと一緒に掘るの、ドキドキするね」




湊が眼鏡を光らせ、頷いた。


「いい視点だ。傷と土の痕跡から、隠された何かがある可能性がある。明日、校庭で調査を始めよう。君たちの絡む姿、楽しみにしてるよ」




3人は桜の木の謎解きに向けた初歩的な計画を立て、湊の協力が得られたことに安堵した。




その後、湊の家で軽いお茶を飲みながら、シュウとタクミは湊との掛け合いを楽しんだ。


「湊兄さん、探偵として頼りになるね」




「シュウ、君たちの愛情も頼りになるよ。タクミ、君の体、触りたい衝動を抑えるのが大変だ」




「湊兄さん、変態だよ! でも、ありがとう」




その夜、シュウは自宅でノートを見直していた。湊の協力と、桜の木の謎が頭をよぎった。タクミのことがまた思い出され、シュウの体が反応し始めた。心臓が速く鼓動し、下腹部に熱がこもり、ズボンの中で硬くなるのを感じた。シュウはベッドに横になり、タクミの体や唇を想像して抑えきれなかった。


「タクミ…。君の肌、声…。僕、君を抱きたくて…」シュウの手が下に伸び、激しい衝動に身を任せそうになった。タクミとの愛を思い出しながら、シュウは荒い息をついた。「タクミを守るため、この謎を解く。1年かけても…」シュウは窓の外を見つめ、長期戦と欲望の間で葛藤した。桜の花びらが舞う中、星見キッズの新たな挑戦が続いていた。




(Ep47 完)

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