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信長転生-現代社会で天下統一-  作者: 火路目継麻
第二章-信長成長記-
23/25

18話 衆議院"戦"挙

更新滞ってしまっていて申し訳ありません。仕事もぼちぼち落ち着いてきたので頻度あげられるように頑張ります。

翌朝の報道は平島の新党結成の話題一色であった。

新党『創世党(そうせいとう)』は平島を党首に幹事長には木村正保(きむらまさやす)という現職参議院議員が付いた。

そしてこれに付き従った現職国会議員は衆参合わせて78名、うち74名が参議院議員だった。与党の民自党が真国によって割られ数を減らした後において第一の人数となっていた。

つまり創世党は衆院選を目前にして参議院をまず制圧したのだ。

さらに創世党は各選挙区に母体である浄願教の有力者や著名人を立てた。

その数は300人。

もし全ての候補者が当選したのならば間違いなく第一党となり単独政権を立てられる数だ。

これにより話題性と信者による組織票が見込める状態を作って勝負に出てきたと言える。


それに対し真国政参加党、略称『真国』も紙原を含めた現職衆院議員33名に加え、新人を現職と選挙区の被らない主要都市(・・・・)の選挙区へと立てた。

東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫、宮城、北海道、福岡…こちらは総勢にして152名。

仮に全員当選で第一党とはなるかもしれないが過半数は超えないので単独政権とはならないものの大規模勢力なのは間違いがない。


この新興政党2党に単独与党であり、国民からの信頼を失いつつある民自党、野党第一党であったが勢力に陰りの見える共社党、その他諸勢力といった形で衆議院議員選挙が始まった。


これらの情報のまとめのニュースをテレビで見ていた信長は


-湧いて出てくるように人を使う…あの長袖め。やり口はこやつも変わらんのう。間違いなくあれの中身は顕如じゃ。そうなると裏でも相当に根回しが済んでいそうじゃが親父殿はどう出るのか…。というよりも親父殿はどういう立場でこの選挙に関わるのだろうか。


やり口から三条光佐が顕如-本願寺光佐の転生体であることを確信した信長であったが、今回はあくまで衆院選。

都議に当選して半年程の信秀の立ち位置がわからなかった。

都議を辞して衆議院に立候補するような気配もなく、ただ慌ただしくしている。

そんな印象であったのだ。

信秀がここで矢面に立たないのも立ち上げ段階での紙原との戦略構想があったからなのだが、そんなことは知る由もなかった。


選挙活動が始まってみると世情の混乱が見て取れるような光景が各地で繰り返された。


失態を謝罪するでもなく今までの実績を語る民自候補

民自をこき下ろすことに終始する共社候補

何を語るわけでもなく政策を掲げるわけでもなく、それでも場だけは盛り上がる創世候補

政策を語り、この先の展望を語り、今の実態を語る真国候補


そんな各演説の場には必ず浄願教の信者が集団で現れある時は騒ぎ立て、批判し、ある時は歓声をあげ、そして賞賛した。

もはや誰の目から見ても明らかなものだった。

傘下政党と呼べる創世党議員への応援はまだ良い。

しかし対立候補への演説妨害は完全に裏の意図を感じさせるものだった。

だがあくまでヤジを飛ばしているだけ、それも政党に所属しているわけでもない。

そのため選挙違反とも言い切れず、仮に強制手段を取ろうものなら暴力行為だなんだと言われ傷口を広げる結果になっていた。


当然ながら批判の声も報道も上がる。

それに対し平島は政党としては指示を出したわけでもなく関係がないことを強調。

三条は行き過ぎてる信者たちに対して行動を抑えるように通達を出したと言うものの実態は何も変わらなかった。

世間の声も報道に同調していて創世党の評価は最悪と呼べるものであった、

しかしそれでも世間の声と結果がシンクロしないのが現状の政治の闇。

開票を迎えたその時、結果は驚くべきものになっていた。


衆議院議席512議席中

民自党 218議席

共社党 46議席

創世党 136議席

真国党 87議席

その他 25議席


このような結果となった。

あれだけ批判を浴びながらも議席数だけなら第2党。

組織票がどれだけの結果をもたらしたのかがよくわかる結果であった。

創世党の手法はほぼグレーゾーンと呼べるものでしかなかったのだが、確かな結果を出してしまったのだ。

民自は大幅に議席を減らし、さらに参議院を創世党に252議席中74議席を握られている状態。

このままの政権維持が間違いなくできない状況に追い込まれた。

共社はもはや野党第一党の地位も完全に失い、党の存在意義が問われる状態。

真国は各主要都市をしっかりと抑え87議席確保とまずまずの結果を出した。


この開票が行われた夜、藤原邸に来客があった。

時間はもう午前1時を回っている。

しかしその客を道岳は迎え入れた。

その人物は紙原裕太郎その人であったからだ。


「これはこれは紙原先生。いつも愚息がご迷惑をお掛けしております。」


「いやいや藤原社長。彼は若いのによくやってくれているし、何よりも先まで見据えたその戦略眼には敬服するばかりだよ。藤原社長の教育のたまものですな。」


「世辞でももったいないです。して信秀から連絡があったのでお待ちしておりましたが、こんな時分にいかがされました?」


「いえね、今後の方策を信秀くんと話したかったのがあるんだが、藤原社長にも少々相談があったのでこの時間で失礼なのは承知の上で来させてもらったんだ。」


道岳への相談があるという一言に刹那に思考を巡らせた道岳は紙原の思考を察したように1つ提案をした。


「所詮電気屋のわしに相談…?そうなると…家族とは言え話を聞かれるのもあれでしょうから私の書斎へ。」


「すまないね。上がらせてもらうよ。」


そう言うと紙原、信秀、道岳の3人は道岳の書斎へと進んで行った。

信長も物音で起きたことにして2人を出迎えていたのだが、さすがに書斎へは入り込めなかった。

だが、信長は1つのワードを聞き逃さなかった。


-『先まで見据えたその戦略眼』か。親父殿がこんな機会を傍観するはずもなし…か。何かをやったのだな。それもすぐに結果が出るようなことではなく先々への仕込み。おそらく今回の選挙においてそれは上手くいっている。その戦略の先に祖父上殿の立場、いや会社の技術だろうか?何かを活用するのか…。話の場に入り込めんのが痛いがどうにかして知りたいものじゃ。


信長が察したように今回のこの選挙において真国の目的の大手は議席の確保よりも優先されることがあった。

その絵を描いたのは信秀だ。

そしてその絵に沿った結果を得ていた。

このこと自体は今すぐにどうこうなるものでもなかったが、紙原と信秀がその深奥に抱えている政治改革への道の種をしっかり撒けたというのが今回の結果だった。


さらに創世党が出てきたことで、紙原に1つのビジョンが出来上がっていた。

議席数だけで言えば民自の勝利…というには少ないのだが、衆院の第一党を守ることはできていた。

しかし単独政権はまず不可。

残された道は連立政権しかなかった。

おそらくは創世党が出てこなくてもこれに近しい結果にはなっていたのだが、創世党が出てきて早々にいろいろとしでかしてくれたおかげで紙原としては大義名分を得たと言える感覚だった。


紙原は1時間ほど話して藤原邸を後にした。

見送ったあとの道岳と信秀の顔ははっきりといい顔と呼べる表情だ。


「さて、まぁ今日はもうこんな時間じゃから寝るぞ。明日から楽しみじゃのう。」


「間違いないね。明日の夜にはまた大騒ぎだろうね。」


そういうと2人とも寝室へと消えていった。




翌日。

報道は大賑わいだった。

民自党が真国との連立政権を立てる交渉を行っていることが漏れたからだ。

選挙中から予想されていたこととは言え、これにより事実上民自党一党による単独政権が終わりを告げたからだ。

報道記者にインタビューされた紙原は創世党のやり口をはっきりと批判し、その上で政治を立て直していくためにこの連立が必要だと語った。


結果的にその日の夜に正式に連立が発表され、紙原は大蔵大臣への就任を要求していた。

これが成るなら連立の少数党の党首が経済を握るという異例も異例の人事である。

民自からすればありえないと一蹴したいところであったが、残っている道が真国との連立以外にない以上飲むしかないのが現状であった。


長年の野党である共社は議席も少なく考えも相容れない。

創世党はもっての外。

小勢力を取り込んでも焼け石に水。

そうなると真国しかなかった。

そして真国は今回の選挙において経済規模のある都市圏において支持を集めたという結果があった。

さらに真国は経済破綻への警戒とそれに対する対策を掲げる政党である。

そのため紙原の大蔵大臣のポスト要求は断れるものではなかったのだ。


結果この要求は通った。

それどころか通商産業大臣と厚生大臣も真国から大臣が選出され、経済関連と社会保障という真国が政策として掲げた部分はすべて任せると言わんばかりの人事となった。

これには裏の意図として結果がついてこなかったら民自の責任ではなく真国の責任、という方面に論調をもっていきたいがための保身的意図があったのだが、この人事が逆に真国への国民の支持をおおいに高める結果となった。

単純に国民の目には『掲げた政策をしっかりとやり遂げる政党』として映ったからだ。

このことは今後の展開に大きく影響することになったのだが、紙原からしても信秀からしても望外の結果となった。




しかしこの裏で1つ事態が動こうとしていた。

創世党本部にある一室で党首である平島と母体団体である浄願教教祖の三条が2人で話し込んでいた。


「三条よ…さすがにあの選挙選はやりすぎではないのか?世間からだいぶ批判されているぞ?」


「それでも136議席取れていますし、参議院もねじれ状態までもってこれています。何より私たちの支持層は私たちの信者ですから。世間の声などお気になさらぬことです。」


「それはわかるけれども…。それに民自も真国と連立で過半数を超えてくるし、参議院でも両党との数で考えたらねじれでもなくなるわけで。この状況からどうするつもりだ?」


「やはり私が立ったほうがよかったですかね…。この状況になれば私たちがすべきは1つでしょう?そんなこともわからない頭なら取ってしまったほうがよろしいのでは?」


「…物言いが過ぎる。数には数をだろ?しかしどうしろと…」


「表がじゃなく裏だってあるでしょう。それに死に体の恰好の餌食があるのですからまずはそこから。これだけ言えばいくら凡庸なあなたでも理解できますね?」


「はぁ…。もうお前の言い方は諦めるよ。また取り込みか。」


「ではお願いしますよ。脅しが必要な時は言ってくださいね。」


そう言うと三条は部屋を出て行った。

残された平島はため息をつきながら天井を見上げつぶやく。


「乗る相手を間違えたな…しかしもう戻れないか…。」


三条に転がされた男の悲哀に満ちた顔がそこにあった。

しかし第一党を取れなかったからこそやらねばならないということも理解していた。

民自と真国の連立で政治が変わり始めたことに歓喜の声が上がり始めた世間。

その裏で政治の世界の闇もまた動きだそうとしていた。

そしてこの政争の鍵となる人物が三条と入れ違いで入室してきた。

幹事長の木村正保だ。それにもう1人青年を連れ立っていた。

平島も初見の人物のようで


「その青年は?」


その問いかけに青年が応える。


池田元康(いけだもとやす)と申します。この度4月より木村先生の秘書を務めさせて頂くことが決まりましたので平島先生にもご挨拶をと思い本日参上致しました。」


「秘書とな?20歳そこそこに見えるが?」


その問いに今度は木村が応えた。


「これでももう28歳ですよ。将来有望なので秘書として勉強してもらおうと思いまして。」


「木村がそこまで言うなら将来が楽しみなのだろうな。で、このタイミングで引き合わせた意図はなんだ?」


「お察しの通りで、今これからやるであろう取り込みに使えるかもしれない面白い考えを彼が思いついたのでこれは一度機会を設けるべきだと。」


「なら話を聞こうか。」


平島、木村、池田の3人は部屋の真ん中にあるソファーに腰掛け今後の戦略を練り始めた。

そして清廉に見える青年池田の口から想像もできないほどの深く、そして色で例えるなら完全に真っ黒の一案が語られた。

それを聞いて言葉を失う平島に、口元がにやけている木村。

彼らの表情を理解しながらも淡々と話を続ける池田。

また1人政界の闇が怪人を生んだことを証明する一幕であった。



こうして政界が表でも裏でも動きを活発にしているころ信長は1つ迷いの中にいた。

単純にまだまだできることがなさ過ぎたのだ。

先日の紙原が家に来た時も話の内容を知ることができなかった。

得られる情報は信秀の家での会話の微かな内容とテレビのニュースで得られる報道内容のみ。

それでも考えることはできるし、信長の聡明な頭であればその裏に隠れている意図を想像して読み解くこともできた。

だが、答え合わせをすることも相手もいない。

今政局が動いているからこそそれを見届けたいのだがその内情が思ったように得られないことに焦れていた。

それゆえにもう一度時を進めるかどうかを悩んでいた。


そんな悩みを抱える中のある日の日中、信長は春花と共に公園に連れられていた。

信長からすれば公園の遊具で遊んでも仕方がないのだが、今日は春花が信長の出産時に入院していた病院で同時期の出産で仲良くなったという母子と一緒に遊ぶということだったのでついて行くしかなかった。

信長は今日この日に何も期待していなかった。

というよりも2歳児を演じなければならないことへの苦痛で一杯であり、コアトリクエに今この瞬間から時を飛ばしてもらおうと考えていた。

公園の入り口で待っていると待ち合わせていた母子が現れた。


「優ちゃんお久しぶりー!元気?」


「元気よー!春ちゃんも元気そうね!」


そんな母親同士のたわいもない挨拶。

信長は興味もなかった。

しかし、その子供の顔に見覚えがあるような気がして目を止めた。


「蘭ちゃんもすっかり大きくなってるわね。うちののぶちゃんよりちょっと背が高いかな?」


「そんな変わらないわよー。うちの子女の子だしちょっとだけ成長が早いかもだけど。」


どうも子供は女の子らしかった。

蘭ちゃんと呼ばれたその子供も信長のことを凝視している。


「のぶちゃん。この子は松平蘭ちゃんって言ってのぶちゃんと同じ日に生まれたのよ。一緒に遊んでらっしゃい!」


そう言われて相手の子に接触する名分を得た信長は近づいてまじまじと顔を見る。

そしてその子の目から涙がこぼれそうになるのを見た瞬間に何かを悟り、手を取って一緒に駆け出していった。

母達に会話を聞かれないように。

そして十分に離れたところで信長はその子へと話しかけた。


「…お蘭か?」


そしてその子も応える。


「上様…!上様なのですね!最期に承った黄泉路への先陣…これより再度勤め直させて頂きたい所存…!」


そう跪きながら蘭が応えた。

間違いなく森蘭丸である。

信長が本能寺の朝、覚悟を決めて黄泉路への先陣を申し渡した男であった。

…今生では女として生まれてしまったようだったが。


「まさか同じ日に同じ病院で生まれておったとはな。これもあやつの仕業か…。時に蘭よ。一応の確認じゃが、おぬしには他生の記憶があるのだな?」


「無論でございます。おかげでこの2年ほどは何とも言えぬ日々を過ごしておりました。ここが何なのかもわからず、ぬくぬくと日々を過ごしてしまいました。申し訳もございませぬ。」


「よい。それはわしも同じぞ。それに童の身体でできることも限られておるしな。何よりおぬし…おなごか?」


「そのようで…。ただ上様の命じた黄泉路への先陣はしかと務めさせて頂く所存。」


「今生なればおなごだからできる戦い方もあろうて。おぬしの周りに他に見知った顔はおらなんだか?」


「見知った顔…でございますか?それは上様や私を同じような人間が他にもいないか、ということでしょうか?」


「そうじゃ。わしに至っては今生でも父は親父殿であったし、近衛とも対面した。他にも顕如も間違いなくおったぞ。」


「私の周りにはそういった人物はこの2年では見かけておりません。ですが…テレビというもので見た中では足利権大納言殿のような方はお見掛けしました。」


「なに!?それはいつじゃ?」


「ここ最近のことです。政治関連のことであったと記憶しています。」


「となれば今の政局にあやつも絡んでおるのか…。なればそこがはっきりするまでは時は進められぬ…か。」


「時を進める!?上様は今時を操ることが可能なのですか!?」


「いやわしじゃない。おぬしは神と名乗る幼女のようなのと出会ってはおらぬのか?」


「そのようなものとは…焼けている本能寺の次の瞬間が今の母から生まれた時でしたから。」


「で…あるか。そのあたりは後程説明する。しばし待て。」



そう言うと信長はコアトリクエへ話しかけた。


-猫神!説明せい!どうせ今のやり取りは見ておるのだろう。


-はいはいはいはい。感動の再会でしたねー!


-無駄口はいらぬ。蘭はおぬしとは会っておらんのか?


-信長さんだけですよ。配下の方々や信長さんを討った人や関係者、それに関係してそうな人なんかはただ転生してもらっているだけなので。


-であれば、蘭とおぬしをつなげることはできぬのか?


-それはできません。そこまでやると過剰干渉になりすぎちゃうので私が消されちゃいますよ。


-そうなるか…。


-にしてもなぜ記憶があるのか!?とか聞かないあたりはやっぱりさすがですねー。


-それはこの前のやり取りじゃろう。要は死ぬ前におぬしが魂とやらをうまいことやれるかどうか。おそらくじゃが死の瞬間を誰にも見られておらぬ人間にだけそれが可能だったんじゃろう。それはもう良い。蘭がおなごなのはなぜじゃ?


-あの家系で生まれてくる子が女の子しかいなかったので。それに彼なら女の子でも問題ないかなーって。


-…不憫じゃのう。まぁ疑問は解決した。


-はいはい。ではまた。



現実世界に再度目を向けた信長はここまでのいきさつと、神コアトリクエとの関係、これからやらんとしていることを蘭に話していった。

それを聞いた蘭はこの2度目の生が充実に足ることを確信した。


「上様!今生においての一統。その先陣として蘭はこのすべてを賭して上様と共に駆けて行きます。」


「うむ。まずは今生の世界を知れ。こんな幼少から学べる機会を生かせ。母親同士がつながっておるからこそいくらでも会う機会もあろう。まずは成長に全てを費やせ。」


「承知致しました。」


「よし。ではそろそろ母上殿たちの目の届くところへ戻らんと後が面倒じゃ。行くぞ。」



その瞬間から2歳児モードに切り替え母親たちの座るベンチのあたりへと戻っていく2人。


政局が大きく動き出したのと同時に1人目の配下…それも記憶を持った状態の森蘭丸改め松平蘭と出会った信長。

そして今の政局に足利義昭の転生体が関わっているかもしれないという情報も得て信長はまだこの時を過ごすことを決め家路へとついたのであった。

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