表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

2016~2017年におけるジャンル各階層の変化

 大ジャンルの配下にあるジャンルは全部で20種類あります。厳密にはノンジャルンルもひとつの集まりと考えると21種類なのですが、投稿者が設定できない特殊なジャンルなので除外します。

 ジャンルは必ず大ジャンルのいずれかに属しているわけですが、これ、地味に設定するときに困ることがあるんですよね。と言いますのも、例えばファンタジーとコメディーという組み合わせ、あるいは恋愛と空想科学という組み合わせは選べないからです。そういう場合はキーワード設定で補うことになっているんでしょうけどれも、大ジャンルとジャンルは好きな組み合わせを選ばせてほしかったです。

 それはともかく、全話では大ジャンル各階層の変化を見てもらいましたが、今回は園は以下になるジャンル各階層の変化を見てもらいます。




 では最初に、2016年と2017年でどの分野にどれだけ小説が投稿されているのかを見ていきます。それが次のグラフになります。



挿絵(By みてみん)


 上のグラフが、2016年と2017年に各ジャンルへ投稿された小説の内訳です。ちょっと数値が思った以上に見にくいですね。左あるいは下にある数値が2016年のもので、右あるいは上にある数値が2017年のものです。

 大ジャンルでの比較では拮抗していたファンタジーと文芸の投稿小説数ですが、ジャンルに細分化するとその様子は全く変わってきます。ハイファンタジーとローファンタジーの2種類しかないファンタジーに対して、文芸には純文学からコメディーまで7種類もあるので仕方ない面はあるでしょう。そのなかでヒューマンドラマが健闘しているのが目立ちます。大ジャンルの恋愛である異世界や現実世界にも引けをとっていません。歴史と推理の少なさが目立ちますが、他はなかなか頑張っているのではないでしょうか。他に目立つジャンルと言えば、詩とエッセイですね。単発である短編小説でたくさん投稿される傾向のあるジャンルですので、投稿小説数が多いのだと思います。

 各ジャンルの全体像がわかったところで、今度は0ポイントから10000ポイント以上を11階層に分割して各階層の小説件数の増減を見ていきたいと思います。



挿絵(By みてみん)


 上の表は、2017年から2016年の小説件数を差し引いた結果を各階層ごとにまとめています。2017年の方が増えている場合はプラス、減っている場合はマイナスになっています。

 大ジャンルのところでおおよその傾向は語りましたので、その配下であるジャンルでも基本的にそれは変わりません。ただそれでも、やはりジャンルによってその影響の出方というのは微妙に変わってくるようです。

 まずは現実世界ですが、1000~9999ポイントの各層が2016年よりも薄くなっていますね。10000ポイント以上の層で10件以上増えていることから、二極化が始まっているように見えます。そしてこれはローファンタジーにも同じことが言えるようです。

 一方、文芸の中で投稿件数が健闘していると称えたヒューマンドラマですけれども、2016年に比べて1000ポイント以上の各層が軒並み薄くなっています。小説件数が0になったわけではないですけれど、ジャンル全体に投稿された数が増えたのに高ポイント層の小説が減ったというのはさみしい話です。ヒューマンドラマほどではないものの、同じように高ポイント層が薄くなってきているコメディーもジャンルとして厳しい状態にあるようです。その中で地味にどの層も拡大している歴史は強いですね。また歴史ほどではないものの、アクションもじわりと勢力を拡大しているようです。

 そしてSF勢は全体的に高ポイント層が後退しています。強いと思われているVRゲームでさえも2016年に比べると苦戦を強いられているとは驚きました。どこも低ポイント層は順調に拡大しているんですけどね。なかなか高ポイントにはつながらないようです。

 こうやって見ていきますと、一部のジャンル以外は高ポイントが入りにくくなってきているようです。つまり、ジャンル別でも高ポイントが入りやすい、あるいは入りにくいという二極化が進んできているということになります。うーん、これはなんとか解消してほしい現象ですよね。これが進むと、廃れてしまったジャンルには面白いお話が投稿されなくなってしまうという問題が発生してしまいます。どうしたら良いのでしょうか。




 では次に、同じ時期の転生転移の図表を見ていただきたいと思います。それが次のグラフになります。



挿絵(By みてみん)


 上のグラフが、2016年と2017年に各ジャンルへ投稿された小説の内訳です。なんと言いますか、大ジャンルの時以上にファンタジーが他を圧倒していますね。異世界とローファンタジーがかろうじて棒グラフらしく伸びていますが、他はほとんど画像に現れないくらい少ないです。ここまで差がはっきりとしてしまうと、逆に何も言えないです。


 一部のジャンル以外のさみしい現状がわかったところで、今度は0ポイントから10000ポイント以上を11階層に分割して各階層の小説件数の増減を見ていきたいと思います。



挿絵(By みてみん)


 上の表は、転生転移の設定フラグが立っている、2017年から2016年の小説件数を差し引いた結果を各階層ごとにまとめています。

 ハイファンタジーはさすがですね。1000~4999ポイントの各層が少し弱いですが、他は前年よりも小説件数を増やしています。その次に異世界も頑張っています。高ポイント層が若干弱いですが、他と比べたら全く気にならないレベルです。

 大ジャンルの恋愛系とファンタジー系以外は数が少なすぎてあまり言うことがないですけれど、少ないなりにアクションが地味に勢力を拡大しようと奮闘しています。高ポイント層で苦戦しているヒューマンドラマとコメディーもこれに続いて数を増やしているようですね。




 各ジャンルの投稿された小説の数はどこも増えていますが、大ジャンルに比べて更にジャンルごとの差異がはっきりと出てきています。地味に数を増やしているジャンルがあるかと思えば、一見華やかに見えても陰りの現れてきているジャンルもあります。その趨勢をはっきりと知るためには尚数年の調査が必要ですけれども、ひとつの目安にはなるかと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ