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..........遠くで声がする。



誰.....?



聞き覚えがあるような....。




僕は、どうしたんだ.....?




朧気に、眼を開くと


それは、僕の部屋の天井だった。



まるい、ドームの形の照明。

白く、高い天井。




カーテンは、グリーン。





「ほら、いいかげんに起きなさいよ!。」



聞き覚えのある、声だが....。




「薗子!?どうして!?ここに!?」




僕は、17歳の薗子がそこに居る事に

愕きを持って、しかし笑顔で。





17歳の薗子は、訝しげに僕を見

「アタマだいじょうぶ?雷に打たれて

ヘンになったんじゃないの?」




「薗子!本当に?...逢いたかったんだ。」

僕は、のほほんとしている薗子を、抱きしめた。思わず。




「キモーイ。~、なに?」


薗子は、するりと、僕の腕から逃げた。




......?



枕元に転がっていたスマート・フォンを見ると

僕の記憶にあった、昨日の朝の通話記録が

すっぽりと消えていた。





.....時空の歪みが、元に戻ったんだ....。




あの、雷鳴のようなエネルギーは、時空が激突して

起きたものだったんだ。

そして、ふたつの世界は、ひとつの3次元空間になった。



僕の記憶の中にだけ、その出来事の記憶は残る。

でも、もう、誰も覚えていない。


だから、僕はこうして記しておく。


「ふたりの薗子」のことを.....。



-終-





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