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物陰から身を潜めて、僕は
彼が、出てくるのを待った。
もし、ここに彼が居、僕を認識すれば
その時、時空の歪みが相対する....。
ここは、僕の世界の筈。
そこに、向こう側の彼がもし、ここに居れば....。
しかし。
通学の時刻になっても、彼が出てくる気配は無かった。
僕は、心臓が破れそうに高鳴っているのを抑え
その家の玄関まで、行って見る。
が......。
当然のように、別の家族が暮らしている様子で
表札には、まるで見知らぬ苗字が記されていた。
その時だった。
どこかで聞いたような声が、背後でした。
振り向くと......。
そこにいたのは、僕。
陶然とした。
もちろん、彼の方も。
暗雲から、雷鳴の音が激しく轟いた。
同時に、天が落下したの如き雨が降り出す。
避ける気もなく、僕等は凝視しあう。
言葉を発する事もなく。
雷光激しく、地響きのような雷鳴が轟き...。
SPARK!!!!!!☆
僕等は、激しいエネルギーに包まれた.......。




