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..そうかもしれない。
僕は、なんとなく納得したような
気持ちになっていた。
それは、全てが、眠ったままの21歳の薗子の夢。
僕は、その中に入ってしまって。
夢の中の薗子は、17歳のまま
楽しく高校生をしていた、と言う....。
そうだとすると、21歳の薗子が目覚めたら
もう、僕は17歳の薗子には逢えない事になる....。
「あの、薗子さん?夢、その夢ってどんな夢ですか?」
僕は、すこし唐突だったがそう聞いた。
ひょっとしたら、夢じゃないかもしれない。
また、逢えるかも知れない。




