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「どこかで、お会いしたような.....?」
まだ、まどろみに包まれているような薗子は
Crystalな微笑みで、僕を見た。
それは、17歳の薗子とは異なる魅力。
あざやかに、日常を破いていくような
そんな、格別な印象を以て
僕はその微笑みを受けた。
「おねえさん、この方は....。」
汀子が、僕の事を紹介してくれた。
薗子は、しばらく穏やかに僕を眺めていた。
そして...
「....ずっと、夢の中で逢っていたような
そんな気がするの。」
21歳の薗子は、穏やかにそう告げた。




