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土魔法しか使えない僕が、●●の●●になるまで(タイトル未定)  作者: ハッカ飴


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05_大きくて小さな目標

いつも通り外から大声で


「ハツカ!今日は秘密基地の場所探してくる!」


返事はしなかった。

秘密基地とは???

そう思いながら窓を見るとリーナの父さんであるガルドさんと一緒にいるようだ。


そうだよね!子供の遊び場は把握しとくべきだよねとか考えながら

昔母さんも秘密基地に迎えに来てたなとか思い出した。

なんで来たのとか言ってた気がする。もう覚えてない。


ガルドさんもなぜだか嬉しそうになんだったらわくわくしている様に見える。


「リーナちゃんと何か約束したの?」


母さんと父さんがニヤニヤしながらこちらをみている。


「ど、どうだろうね」


濁してみるがバレバレである。



「ん゛ん゛っ」


一旦咳き込んでみて会話をリセットしてみる。


「母さん。外に出ようと思うんだけど。一緒にきてくれない?」

「そうね。。無理はしてない?」

「大丈夫。村の中くらいなら出られないと。」

「そう。」


母さんは何か考えているように見えたので回答を待った。

父さんは見守っているようだ。


「外に出ようとするのは大賛成だわ。

 ただハツカ自身も分かってると思うけど、簡単にはいかないと思うの。

 まず、その、外で何をするかを考えましょう。

 庭にでて何をするか、村に出て何をするか、

 それぞれ決めてから慣らしていきましょう」


即答で一緒に来てくれると思っていたのでびっくりした。

同時に納得もした。言葉にはしにくいが今まで僕を見た母さんを信じることにした。



言われた通り、慣れていく計画を考えることにした。

庭では何をしよう。


そう考えていると、リーナが空を飛んでいたのを思い出した。

そうだ柱で高いとこまで行くのは怖いけど、どこまで柱が高くなるのか見てみたいな。

庭では土魔法を練習しよう。そう考えるようになった。


今まではほかの属性を使えるようになるために練習していたが

リーナの風魔法を思い出し土魔法を頑張って見ようと思った。

もちろん、ほかの魔術も練習する。



「母さん」

「なに?」


母さんは少し笑顔でわざとらしく返事をする


「僕、庭で土魔法の練習をしたい」

「そう。」


思っていた返答と違ったのだろう。

母さんの顔が曇った。思った回答と違うのか少し固まった顔を見せてた。


「僕ね、庭で土魔法の練習をしたいんだ」

「・・・うーん。作った石や柱はどうするの?」


察した。掃除大変だったんだ。

ごめんなさい。


「ごめん。考えてない。。。」

「そうじゃないの。そうじゃないの。いやそうなんだけど。」


そうなんだ。


「土魔法は得意じゃないから分からないけど、土魔法で作った物は消すことができるの?」


考えたことがなかった。

今まで火を起こすこと、風を起こすこと、水を出すこと、それ以外あまり考えてこなかった。


そもそも土魔法はなぜ石を何もないところから作り出せるのだろう。

僕の体の何かをつかっているのかな。。それにしては多く作れてしまう。


そんなことを考えていると


「とりあえず、庭で魔法を使うのは大丈夫だから安心して!

 その後の片づけだけどうするか考えてねここ大事だから!

 母さんも頑張るわ!」


と言って家事に戻った。

母さんは風魔法を得意としているから柱の鳥だしも簡単なんだなとリーナの話から思っていたがそうではないらしい。


気を付けよう。


そう僕は改めて思った。


「あれ父さんはいつの間にいなくなってるの?」

「さぁ、いつの間にかいなくなってるわね」


そんなことある??と思いながら部屋に戻った。

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