表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
しらたま物語  作者: 忽那 和音
-麦荳こむぎの章- 夏の章
43/51

 夏祭り当日。

 こむぎ、玉穂、伊久実の三人は開店前の準備をしていた。

「おはようございまーーす」

 今回限りで採用されたアルバイトの人たちが入社していきた。

「おはようございます」

 玉穂は元気に挨拶をした。

 今回は時間に分けて担当が異なる。朝、昼、夕、と一つの時間帯に二人がいる。そのほかに自分たちのお店から三~四人ほど手伝いに来てもらう。そして、アルバイトの人たちが十数人ほどいる。


 朝の担当が集まり、朝礼が始まった。

「それではみなさん。よろしくお願いします」

 玉穂は暖簾を出しに出た。

 そこには既にポスターなどの宣伝広告を見たお客さん達が列をなしていた。

 開店早々、多くの特別店舗の商品を求めて入店する。

「順次、ご案内するのでお待ちください!!」

 伊久実はお客さん達の誘導をする。


 夏休み期間中こむぎ達のお店は連日大盛況。

 この企画は仲良し三人組が一緒にお店をできるだけでなく、他社との連携を確認することや自分たちのお店を宣伝することに繋がる。

 実際に、各お店の冊子を渡したりなど、夏祭り終了後の客数増加を予想するなどして宣伝を行っている。


 日も過ぎ、こむぎ達にとって多事多忙の夏祭りが終了した。こむぎ達は外宮事務所に向かい実行委員会から売り上げに関する報告を受けた。結果はこむぎ達の売り上げが多く、全体の四割を占めていた。他に稲荷餅存続側の各種店舗の合計売上が二、三割を占めていた。こむぎ達の店舗と稲荷餅存続側の店舗達を纏めて、六、七割を占めていた。

 一先ず安堵したこむぎ達だった。


 翌日、こむぎ達は仮店舗の片づけを行っていた。

 そして、あたりは物々しい空気が漂っている気がこむぎと玉穂はした。

 ほとんどのお店の収益をそのお店が握るのではないかと各店危機感を持っていたこの一件。

 お祭り終了後、警視庁は本社、など今回の計画を主導したの国No2の大企業、Blaver Corporation 水産会社を家宅捜索し、社長、副社長、役員たちを事情聴取した。

 今回の家宅捜索、事情聴取は稲荷餅総買収計画に関することではなく、以前からいくつかの会社、店舗を違法に買収した疑いがかけられている。


 甘味処・玉月にて。

 今日は夏祭りの反省会も含めて玉穂のお店であんみつを食べていた。

 そこには店主(仮)の玉穂、こむぎ、伊久実。そして、イケメンの刑事さんがいた。

「刑事さん。結局、総買収計画ってお金さえあれば何でもできるって思っている人たちの無謀な計画だったってことだよね」

 伊久実が言った。

「まあ、そうだよね。でも、この土地は歴史的建物や財産が多く存在するからそれだけで収入は得られるからそこらへんも考えて収益は他の所よりは多かったと見たのだろう。けれど、今回の夏祭りで名を轟かせても住民からの反対派大きいだろうね」

 刑事さんが言った。

 今後は警察の調査が進むにつ入れて、明確な結論が公に発表される。

 こむぎ達はこれを機に自分たちの町を自分たちの力で守ろう決めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ