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しらたま物語  作者: 忽那 和音
-白月玉穂の章- 春の章
4/51

 黒板側の右ドアがシャーッと開いた。それは、玉穂達の担任だった。

「はーい、みなさん席についてねー。えーっと、今日の日直は、っと……」

 生徒たちは席に着いた。朝のホームルームだ。

 淡々と素進んでいった。

 そして、今日は新・進級生恒例の進級お祝いテストだ。

 

 玉穂達のクラスと半分が近くの稲荷餅中学校に進学するが、もう一方はまた、別の中高一貫校に進学を目指すものといる。このテストが単に5年生の復習テストという意味だけでなく、5年間に復習である。

 そのため、あまり嫌がる生徒はいない。玉穂はそのように感じた。

 

 テストが終了し、午後には教科書などを揃えるなど、6年生の学習準備を行った。

「あー。終わったー。じゃぁ、私たちは仕事だね」

「そうだね。今日は平日だし私も、伊久ちゃんもだし。玉ちゃんはそんなでもない?」

「少しお客さんが来るくらいだから。なかなか、夜に甘味処で甘いものを食べる人っていないし」

「いいな~。ねぇ、いつか玉ちゃんと伊久ちゃんのお店を交代してみない? でも、冗談だけど」

「二人ともご飯メインのお店だから大変そうだなと思ったから、変わってあげたいとは思ったけど、本気でするには難しいよ。やっぱり二人は凄いよ」

「それじゃあ、今日は仕事前に玉の甘味処であんみつを食べてから働こうかな」

「いいよ。私が特製のあんみつを作ってあげる」

「わーい! 玉ちゃんのあんみつ!」

 伊久美とこむぎは仕事場へ行く前に玉穂の甘味処へ行くこととなった。

 

 伊久美の食堂は裏隣り。こむぎのお店は甘味処の左隣の隣のお店だ。しかし、仕事までの時間までにはあまりないため、いつもどこかへ寄り道をして職場へ向かっている。

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