表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/18

17話 エルフは美しいものだ


「エルシー、大丈夫?怪我してない!?」

「大丈夫。ムカついたから魔法で盛大に負かした」

ソータは帰って来たカメラよりエルシーを心配していたが、エルシーがどこも痛めてない事が分かると

「エルシーは逞しいな」

ありがとうとソータは笑った。


ダブリンの街を夕陽が赤く染める。

(綺麗だな)

エルシーは長い髪を掻き分けながらそう思うと、カシャっと音がして振り返る。


ソータがポラロイドでエルシーを撮ったのだ。


「それ、記念撮影用だろ?」

撮るなら事前に言ってくれと彼に注意する。


「言ったでしょ。綺麗なものは何でも撮るって」

「だから許可まではしてないって」

エルフは美しいものなのだ。

そう言いながらエルシーは、彼に撮られるのは悪くないかもなと少しばかり思った。



こうして2人だけの世界旅行は終わりを遂げた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ