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「ね、ねぇ!優くん、最近黒髪乙女となんか仲良くない!?」


珍しく早起き出来たのか登校時間が被った時に、ショルダータックルをしながらそんなことを聞いてきたのは、幼なじみの優ちゃん。


何の因果か、全く同じ漢字、同じ読みで名前が被ってしまった。その為に俺は優ちゃんと、ちゃん付けし、優ちゃんは、俺の事を優くんと君付けしている。これで、周りの人達は呼び方を区別している。


脱げたローファーを履き直して言う。


「珍しく早起きさんじゃないか」

「あー、話題そらそうとしてない!?」

「してない、してない。委員会が同じなもんで、帰る時が一緒になりやすいってだけだよ」

「んー、ホントかなぁ?デレデレしちゃってるんしゃないの?ねね、そこんとこどうなの?」

「なんもないよ。女の子が期待しそうなことはありません」

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