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「あ、そうだ。黒条さん、今日は早めに帰るね」

「……そう」


黒条有栖こくじょうありす。この、画家が、この世で美しいと思い、描いた様な、まるで絵に書いた様なという表現が一番しっくりくる女生徒は、並び歩き、チラリと視線だけを向けて何事も無かった様に歩く。


イマイチ何考えてるか分かりにくい。そう思いながらも、黒条有栖と会話……と呼べないまでも意思疎通が出来るのはこの学校では俺だけだろう。

そう考えれば優越感が湧きそうなものだが、寧ろ、無きものと扱われている気がして、不安に駆られる。

何に対しての不安かと言われれば、なんだろう。という感じだが。


「ねぇ、貴方。………………あ、いえ」


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