第1話 この物語は、俺TUEEE!
みんなが褒めてくれたけど誰も連載版書いてくれないからちょっとだけ30話完結予定の連載版出すよ……。
評価とか感想とかくれた方ありがとう。メリークリスマス。
短編版から俺TUEEE主人公のスキルや性格が変わって、元ネタタイトルも変わっています。
なので、後半の展開も変わります。
俺TUEEEを知っているか?
まあ、平たく言うと、めっちゃ強い主人公。
だと俺は認識している。
周りとレベルが違いすぎて、圧倒的実力でねじ伏せていく話を俺TUEEE系なんていう事もある。
「トレス! 今よ!」
「わかった! 〈サンダ〉のコピーをして……えい」
金髪ツインテールちゃんに促され黒髪の青年が放った『サンダ』は巨大な黒竜を包み込むほどの雷で、その轟音は街中の建物を揺らした。そして、黒竜は煙をあげながら倒れていく。
「へ? マジか……弱すぎるだろ。今のはただのサンダだぞ」
「「「「「「「「いやいやいやいや!」」」」」」」
これは俺TUEEE系の話だ。
ただし、俺が俺TUEEEの話ではない。
何故わかるか?
俺は、この話を知っているからだ。
今、俺が生きている世界は、前世で読んだ『外れスキル〈コピー〉で無能扱いされ追放された俺、実は最強のスキルの持ち主らしいんですが、いやいやそんなはずないだろ?』に酷似しているからだ。
そして、そういう風に知っている物語の中で普通は主人公に転生するよな?
だけど、俺は違った。
「トレス……お前、SUGEEEEEEEEEEE!」
リアクション要員の銅級冒険者おっさんに生まれ変わっていた。
「ゴメス……この世界の生き物、弱すぎないか?」
「お前がすごすぎるんだって何度言えば分かるんだよ!」
ただただ主人公アゲを続ける男、それが俺、ゴメスだった。
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