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 私にとっても、ツミキにとっても、都合のいい方に解釈しておこう。色々な想い出が詰まったこの家。アリアと過ごした愛の巣。そしてツミキと作り上げてきた、新しい環境の住処。どちらも大切で、どちらも失いたくない、唯一の私の居場所。妄想の中い囚われた私を揺さぶるのは、娘のツミキの声だった。




 『どうしたの、パパ。ボーッとして。ご飯冷めちゃうよ?』


 「ああ、食べようか」


 『いただきます』


 「いただきます」




 手と手を合わせて全ての命に、食材に感謝をする。そうやって当たり前の事が出来ないらしい。他の家庭にお邪魔したさいに、別々のタイミングで食しているのを見て、私の環境やツミキに教えてきた事が間違っていない事を知る反面、現代の家族の形に疑問を抱きながら、口に運んだ事がある。そこには会話もなく、笑顔もない。




 スマホをいじりながら食べる家族の形を見る事で、寂しさを募らせたのだ。帰りにツミキに問いかけてみた、いつもあの子の家庭は会話がないのかい?と、そうすると友達が言うには、いつもの事らしいよー、あたしの家では楽しく食事しているのに不思議だよね。同じ事をしてるのに、別世界みたい、と面白い表現で返してくれたのを覚えている。




 ツミキの事だから、色々な友人達と関わりながら、小説の資料の一つとして、脳内にデーター保存しているのだろうと考えてみると、変な感覚に苛まれた。




 家庭によって色々な環境がある事は当たり前だが、色彩で黒と言うか灰色に感じたのは初めての経験で、驚いている。私の幼少頃と現代では全然違うのだなと、遠くからボンヤリ景色を見つめるような目線で、見ていた事を思い出し、現在の私達の食事風景に戻る訳だ。




 先ほども伝えたのだが、今日はツミキの大好物のハンバーグだ。私自体料理が得意ではなかったのだが、アリアの残してくれていた料理レシピのおかげで上達した。




 他の人からしたら、普通の味かもしれないし、上手な人達からしたらヘタな部類に入るのかもしれない。それでも、パパの作るハンバーグが一番、と喜んでくれる娘の笑顔を見る為に、頑張って努力している。料理研究家からしたら、怒られるレベルなのは承知している。それでも真心が詰まっているのは事実だし、そこは負けてない。自分で思っているだけだけど、モチベーションというものがあるから、自分を褒めて、褒めて、褒め続けないと続かないと思うのだよ。




 私だけかもしれないが。




 『やっぱりパパのご飯美味しいよ。あたし幸せ』




 モグモグ、ハグハグと一生懸命食う姿は、愛らしく、心に響くものがある。純粋に伝えてくる態度と言葉、嬉しく思うのは当たり前だ。なんだろうか、心がポカポカするのは、暖炉のせいなのかもしれない。そんなふうに誤魔化して、照れ隠しをしてしまう。私も素直に嬉しいと、ありがとうと伝えればいいだけなのだが、どうにも上手く言えない。




 本当に不器用な父だな、私は。




 ツミキは見抜いているだろう、手塩にかけて大事に育ててきた、原石は、ダイヤモンドのように輝きを放ちながら、眩い光で私の瞳を貫こうとしている。




 「そうか」




 ぶっきらぼうに吐き捨てる言葉に温度はない。例えて言えば、冷たい氷のような感じかもしれないが、温もりには程遠いだろう。




 私の性格と癖を熟知しているからこそ、そんな表情でも、ふふふと微笑む事が出来るのだろう。本来なら、ありがとうって言うのが筋じゃないの?とか最近の子は呟くかもしれないが、ツミキは違う。何事もないかのように、サラリと流し、私を立ててくれる、いい女だ。どうしてだろうか、また瞼の奥が熱くなる。熱を持ち、涙腺が崩壊しそうなくらいだ。




 『うん。格別だもん、心がこもってる、優しい味』


 「ツミキが手伝ってくれたから、上手に出来たんだぞ?」


 『もう、そうやってうまい事言って、はぐらかす。でもそういう所も好きだよ?』


 「はは」


 『笑って誤魔化さないでよー。本当の事なんだからさ』


 「……つっ」


 『ふふ。本当にパパ、可愛い。さぁ、冷めないうちに食べちゃおう』


 「そうだな」




 些細な事だが、この会話が私にとって、とても幸せで、温もりの一部。ずっとこのまま、願いが叶うのならば、永遠に時間が止まってしまえばいいと思うくらいに、恐ろしい程の、幸せ。二人で会話でじゃれ合いながら、同じ時間を過ごう、特別な時間なのだから、大切にしたいと思うのは当たり前だろう。




 私はこの幸せを夕食と一緒に噛みしめながら、自らの幼少時代の事を思い出していく。そう、私にとって唯一残る、両親との戯れの記憶の欠片だ。父も母も、私に愛しているなんて言葉を、呟く事などなかった。




 典型的な古風な人間でね、生き方も、その通りの生き方をしていた、厳しい人達だった。厳格な父と、そんな父をサポートする母、バランスのとれた夫婦だったのだ。父が叱る、そして母が中和する。そんな光景が当たり前で、ツミキと私とは違う、関係性の中で育んできた信頼を、この瞳に刻んできたのだ。私の人生は、私だけのものだ。




 両親の人生も、両親だけのもの。勿論、私が愛した妻アリアも、娘ツミキも同様。考える事、思い出す事を慈しみながら、愛でる。それをしなくなったら、人は人でなくなる、そんな気がするから、振り返るのだ。そうやって過去と現在を比べて、意識をツミキに戻していく。




 これが家族、これが幸せ、これが温もり、これが愛。








 ――アリアにも与えたかった幸せの形そのもの。








 感じろと 言われるままに 飛び込めば 揺るがない愛 悲しみの果て




 朝はいつもと同じ事の繰り返しで成り立つ。おはようから始まり、おやすみで一日を締めくくるのが、何度も何度も繰り返す。まるで何かの行事のようで、当たり前だけど、そこに沢山の喜怒哀楽が詰まっている。喜怒哀楽の喜は人とのかかわりの中で、生活のほんの些細な幸福を喜ぶ為に喜と表現する。




 それは天候のようでもあり、心のようでもある。喜怒哀楽の怒は唸る波間のように、ゴウゴウと心を惑わす感情の一つ。喜びと類似しているように思うのだ。表裏一体と言っていいだろう。




 喜怒哀楽の哀は、憂いを持つ心の雫、感情の一つを水滴に例えるなら、それを包み込む水のような存在。そこから涙が表現されていると感じる。




 喜怒哀楽の楽は、全ての感情と生命、そして人間としての歩む道を苦楽を共にしながらも、遊ぶ。そうやって全ては成り立ち、作られ、伝えられているのだろう。これは私の全て、憶測にしかすぎないが。詩のような、歌のような、綺麗な感情の結晶の集まりが『喜怒哀楽』だと考えてよい。全ては離れているようで、繋がっている。




 そう、私とツミキのように、離れては、近づく、そんな曖昧な関係と同じようなものだろう。




 『パパ、おはよー』




 朝が弱いはずのツミキが、私よりも早く起きている。いつものように、ゆっくりと足音を立たせないように、配慮して台所に立つ。そして朝食を作るのが日課だったはずなのに、最近は逆転しているのだ。




 私は仕事の関係上午前五時に起きる、毎日の事なのだが、最近仕事の影響で、ガタが来ているみたいで、なかなか目が開かない。平均の睡眠時間が三時間では、もたないのかもしれない。夜中の二時に帰宅し、仕事の書類の整理と、ゆっくりする時間を確保する。そうすると眠るのは夜中の三時になってしまうのだ。




 勿論、土日の休日出勤もあるのだから、休みなど殆どないものと考えている。本来なら、既定時間に終わらすのがいいのだが、重役との接待などで時間が飛んでしまい、余裕がない。




 酒は好きだが、嗜む程度。それなのに、場の雰囲気に合わせてお酌をしながら、勧められると断れない。だから車での通勤ではなく、あえて電車通勤。終電を逃す事も多く、その度にグタリと項垂れるが、愛する娘が、私の帰宅を待ちわびている事を考えたら、例え高額でも、タクシーを使ってでも帰宅する。夜中寝てても、ガラガラと引き戸を開けると、それに反応するように、飛び起きるのだから、寝ているようで寝ていないツミキ。




 引き戸の開ける音が聞こえない夜中の無音、彼女はきっと不安を抱きながら、眠うのかもしれない。体は大人でも、中身はまだ幼いのだから余計に。私がまだ、子供扱いをしているのも一理あるが、自分が育ててきた子供だからこそ、理解している部分が多い。




 断言は出来ないが、断言してしまうと、ツミキの全てを支配しているような錯覚を感じるので、私としては嫌なのだ。私の目線では見えない部分も多い、ツミキはこれからどんどん、私から離れて、そして旅立っていくのだから。それを止める術も、権利もないのだ。




 唯一、止めれるとしたら、それは神、そのものかもしれない。




 「おや?最近、早起きだね。どうしたんだい?」




 赤ん坊をあやすように、優しく問いかけると、いつものツミキではなく、娘のツミキではなく、女の表情を見せ、雌としてのツミキの顔になっている事に気付いた。男性の本能が体の中で叫んでいる。女だ、女がいるぞ、うまそうだ、と。私はその感情に苛まれながらも、普段通り、父としての役を演じるのだ。




 『だってギイロさん、毎晩遅いでしょ?最近疲れているみたいだし、力になりたいの』




 初めてだった。私の事をパパと呼ばずに、ギイロさんと呼ぶ、娘の姿に、驚きを感じながらも、アリアと重なり、面影を感じながら、涙を流す私がいる。




 『え。どうして泣いているの?』


 「いや、なんでもないんだ」


 『何でもない事ないでしょ』


 「驚いただけだよ」


 『そうやって隠すの、やめて』


 「隠す?何を」


 『……心を、本当の気持ちをだよ。あたしが気づいてないと思っているの?』




 ギクリとした。本当の気持ち?心を隠す?どうして私の事をパパと呼ばないのだ?ツミキは。




 「私の名を呼んでいいのはアリアだけだよ、ツミキ」


 『母さんが特別なのも知ってる。あたしの存在が原因で、再婚しないのも分かってる。だから、余計に』




 グッと唇を噛み締めるツミキが、言葉を飲み込んだ。言ってはいけない、伝えてはいけない事だと自分の立場を知ったのだろう。余計に……、の後に続く言葉は、期待してしまうじゃない、とかだろうな。ツミキの性格と言葉の使い方を考えれば、分かる事だから。簡単なのだよ。心を読み取り、そして誘導しながら、立て直していく。過ちを犯さぬように。




 ドクンドクンと心臓の音が脈経つのが分かる。私は何かを、変化を期待している。アリアとの思い出が少しずつツミキの手によって、塗り替えられ、過去の影狼として、消えていく。私は瞳から愛情を帯びた雫を零しながら、ツミキに近づいていく。自分の意思などそこにはなく、それは無意識の行動。心理学の一部で、無意識の中に意識があるという節を読んだ事があるのだが、今まさに、その現象に近いものが蠢いているにちがいない。




 『あ』




 ツミキが小さな声をあげる、艶やかな声だ。やっと求めていたものが、自分の手の中へと転がり落ちたように、待ち望んでいる、待望の喜びのような、女の叫び。




 『ギイロさん』


 「お前が悪い。そうやって惑わして、どうするつもりだ」


 『惑わしてなんか』


 「では何故、パパではなくギイロと呼ぶんだ?」


 『それは』


 「ほら、図星だ」


 『……遊びだよ、そう遊び。もー本気にしちゃって『パパ』ったら』


 「そうか、悪い事をした」




 触れてしまったツミキの頬から、私の手が遠ざかる。遊びだから、の一言が心にズシンと重みを与え、理性を戻させていく。




 アリアと重ねてしまったと言い訳をすれば一番手っ取り早い。しかし、本当にそうなのだろうか。表の言葉の言い訳は、それでいいとして、自分の心に耳を傾け問いかけてみる。アリアとツミキは別人、そんな事、百も承知。




 『あたしが悪いよ、母さんの真似して、ギイロさんなんて呼んじゃって、本当にごめんなさい』




 どこまでお人よしで、優しい娘なのだろうか。私の心の荒波など気付かない、気づいていないのだろうな。




 「すまない」




 私は完結に謝罪をする。はじめは言い訳をしようとも考えたのだが、自分の事を客観視すると、その行動自体が、リアルになり、ツミキを惑わしてしまう可能性を考えて、あえて一言だけにした。自分の心を隠す為の戦術の一つだ。あてに六十年生きている訳ではないのだから、それ位は把握している。




 『母さん……いや、ママと重なったんでしょ?昔パパに、ママの写真見せてもらったけど、あたしと同じ顔してるもの』


 「そうだな」


 『やっぱり。ギイロさん、なんて呼んでごめんなさい。まさかパパが反応するなんて、考えていなかったの』




 ツミキの語る言葉は、所詮、表の言葉だ。体制を気にしての事だろう。そして、私に対しての優しさの一つでもある。そういう所も、本当にアリアに似ているのだな。フウ、と心拍数を抑える為に、深呼吸を軽くし、いつものツミキのパパへと戻っていくのだ。私は決して、出来た親でもない、ただの人間なのだから、突拍子のない行動をしてしまう場合もある。




 今回のように……。




 反応をしてしまったのは、今回が初めてだ。しかし一度でも反応したとなると、これから理性を抑える事が難しくなってしまう。どこまで抑えれるのか分からない。だからこそ、ツミキに忠告として、言葉を託すのだ。




 「これで分かっただろう?悪ふざけをするのはやめなさい」


 父としての忠告をきちんと聞くだろう、これで。そう思った時に、返ってきた言葉は驚くような内容だった。


 『さっきのは嘘。本音を言うと、驚いたのもあるけど、反応してくれた事、凄く嬉しいの。あたし、ママの代わり以上になれるんだって、実感したから』


 「え」




 ハニカミながら、口を開く娘から、毀れる音は、想像以上のものだった。私の様子を伺う事もなく、糸が切れたように、言葉を置いていく。私の心の奥深くに、染み込むように、ゆっくりと。ジンジンするのは心だけではない、体もだ。




 私も男。内心、焦り塗れで、滾る体を抑えるのに必死だ。寝起きと言うのも原因の一つだが、ツミキの言葉げ一番の要因なのだから。本当に困ってしまう。ふと、脳内で妄想してしまったのは、私達、二人が愛し合う光景だ。決して超えてはならない、一線。




 『遊びなんて照れ隠しに決まってるじゃん。パパらしくないなあ。でも、新しいパパの一部分、見れたから嬉しいの』


 「ツミキ……お前ってやつは」


 『意地悪でしょ?ねぇ、パパ。あたしとママ、どっちが好き?』




 グウと堪える、耐えている、私の事など、お構いなし。そうやって、私を手の上で転がすのを、やめてほしいと言いたいのだが、どうしてか、言葉に出来ず、返答も出来ない自分がいる。どちらが好きか、だと?そんな事、アリアに決まっているじゃないか。女として愛していたのは、アリアなのだから。




 心の声の先端に、あっ、と小さく叫び声をあげてしまった。




 『どうしたの?パパ』




 心配するツミキが私の胸元に顔を埋め、吐息をかける。ドクリと心臓の音が加速しているのがバレてしまう。それほど、密着された、心と体。




 『心臓の音、あがってる……』




 その言葉の中に、色香が漂いながら、何度も心と体を刺激していく。数秒、硬直してしまった私の理性は、崩壊寸前。しかし空から降ってくる、アリアの、貴方、と言う声で、親の顔へと戻す事が出来た。見えない妻、ツミキには聞こえない、死した母の魂の音色。聞いてしまうと、彼女は嫉妬うるだろうか。それとも、喜んで、その声の方へと、飛び込んでいくのだろうか。




 それは私にも分からない。




 「やめなさい」




 我に返った私は、すぐにツミキの体を突き放す。強引に切り離すではなく、優しく、剥がすように。




 『突き飛ばす事も出来るのに、あたしを気遣うんだね。やっぱり優しい、愛してる』


 「私達は、どうかしているんだ、疲れているんだよ、お互いに」


 『私達って事は、パパも同じ気持ちなの?』


 「そういう事じゃない」


 『じゃ、どういう意味?』


 「もういいだろう、この話はやめよう。忘れなさい。その方がいい」


 『……やだ』




 禁断の果実の味は誘惑の味。こうやって少しの行動が原因で、脆くも、儚く崩れていく。悲しい現実でもあるのだが、何故か、期待している自分がいる。年甲斐もなく、ときめいているのかもしれないな。ツミキお唇は半開きで、吐息を発している。快楽の味、そして扉を開こうとしているのが分かる。ダメだ、ダメだのだよ、ツミキ。そう諭しても、彼女の心には届かないだろう。だから、こそ、反転するように会話を変えていくのだ。




 「お、いい匂いだ。焼き魚だな?さて、戯れはこれで終わり。朝食を食べよう」




 避けるように、スッと何の躊躇いもなく、ツミキの横を素通りする。何もなかったかのように、少しずつ離れていく、体の距離に、戸惑いの色を感じてしまう。私の背中にツミキの視線が、痛い程突き刺さるのが分かる。ジイと監視されているようで、立場が違っていたなら、違う結末もあるだろうが、これでいいのだ。




 そう、これでいい。




 『どう……して』




 悲しい音が、鼓膜を刺激したのは、気のせいだろう。


 




 声の欠片は、無残にも私とアリアの通じる思いを切り裂いていく。亡くなる前に、言われた事を思い出した。ギイロ、私お命が耐えれなかった時、他の人を愛して……と、その時は、君以外、愛するなんてあり得ない、私とアリアの心は永遠なのだから、とキザなセリフを吐いた癖に、今の自分には、同じセリフが言えるのか曖昧なところだ。




 それも心が奪われそうな相手が、実の娘などと、あり得ない事。こんなのをアリアが見ていたら、泣いているのだろうな。きっと天国でも、締め付けられる思いで、私達、二人の生末を見つめているのかもしれない。




 届かない声は私もアリアも同じ事。歯痒い感情も同じなのだ。そう感じるのは、アリアの魂が、傍にいるからかもしれない。例え体が死したとしても、心は生き続ける、永遠に。だから、こそ、傷つけたくない。ツミキも同じだ。こんな不条理な関係性になってしまうと、普通の恋愛は愚か、人生さえも壊してしまうに違いない。

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