@恐怖に抗いようもなく
昴 ちょっと、変に匂わせるような物言いしないでください。普通は初心者にPVPなんてさせないでしょ。もう情報はなさそうなので中央の部屋に戻ります。で、戻ってから情報共有します。
赤野 「なるほど、なんとなく分かりました。つまり、百合ちゃんを思う存分可愛がれということですね」と言い百合に抱きつき頬ずりをします。
昴 「違うだろ。重要なのはそこじゃない。このガ……百合は嫌でも何でも言うことを聞くって事だ。これが仮にゲームだとするなら百合に何か嫌なことをさせることがあるかもしれないってことを遠まわしに言ってるようなもんだ」部長さん、ちゃんと理解してますか。
赤野 分かってるともつまり、百合は何かを強要させるための一種の舞台装置ってことでしょだから「そんなことはさせない。百合に嫌なことなんてさせない。どんな理由であれさせないんだよ。だから私が守る」……ねえ、今のセリフかっこよくない。絶対かっこよかったよ。
昴 はぁ、最後にそんなことを言わなければ素直にかっこいいと思ったんですけどね。まぁ、部長さんらしいですよね。とりあえず、そのかっこよかったセリフに対しての昴のセリフでも考えますかね「……そうか。じゃあ百合は赤野、お前が守ってやれ。少しなら手伝ってやるからよ」
赤野 お、いいね。少しなんか打ち解けてきた感じがするね。私も少しなれてきたし、じゃんじゃん呼んでもいいよ。
昴 そうですね。でもいつも通り呼ばせてもらいますね。
赤野 えぇ、たまにはいいのに。まぁロールプレイに戻るか。じゃあ、すごいうずうずしながら「ねえ、昴君昴君! 今なんて言ったの。今名前呼んでくれたよね」
昴 うっとうしいですけどいいロールプレイですね。こういうのも好きですよ。じゃあ、そのまま無視をして次の扉へ向かう感じで。
赤野 順番でいくと礼拝堂かね。でもそろそろメタ読みするとトラップとか戦闘がありそうだよね。まぁ、そうなったら全力でトム君に頼るけど。
昴 まぁ、そうなれば仕方が無いので全力で戦闘をするだけですけど、そんな事はなるべく回避したいので調べたいんですが目星で何とかならないですか。
GM 目星だと扉の情報ぐらいですね。まぁ、それも隠すようなものじゃないので描写しちゃいます。礼拝堂の扉はいかにも頑丈そうな鉄扉で覗き窓が付いています。
赤野 仕方ないな。探偵の私が力を貸してあげよう。聞き耳80(コロコロ)、失敗だ。
GM では中の音は良く聞こえませんでした。昴も一応振りますか。
昴 そうですね。情報はあった方がいいですからね。確率は低いですが振ります。聞き耳25(コロコロ)、成功ですね。
赤野 なんで、80ある私が失敗で、初期値の25のトム君が成功なの。
GM まぁ、確率なのでそういうこともありますよ。では、成功した昴が耳を澄ませると扉の奥から何か大きなものを引きずるような音がします。昴にはそのような音を聞いたことは無いでしょう。
昴 嫌な予感がするな。「なんだこの音は、聞いたことないぞ。この中にはいったい何がいるんだ」そう言って恐る恐る扉の窓を覗いてみます。
GM 昴が恐る恐る中を覗いてみるとそこには一枚の翼を持つ巨大なクサリヘビのような怪物がいます。そのような非現実的怪物を見てしまった昴はSANチェックです。成功0、失敗1D10です。がんばりましょう。
昴 うわああ、発狂は嫌だ。でもこんなのがいるんだから罠じゃないだろうな。罠ならグールとかムーンビースト辺りの雑魚のはずだし。だからなにかある」
赤野 ほら、トム君。犠牲を正当化しようとしてないでさっさと発狂してよ。
GM そうですよ。発狂はクトゥルフの華ですよ。まぁ、成功すれば言いだけの話ですから。
昴 分かりましたよ。やってやりますよ。(コロコロ)、なんとかギリギリ成功ですね。なので減少値0です。
赤野 チッ
昴 何ですか、その舌打ちは。発狂するなんて嫌ですよ。
赤野 だって発狂したら展開的においしいと思うんだよね。
昴 おいしいって言わないでくださいよ。クリアを目的にしてください。僕はクリアしたいので部屋の中に目星します。
GM ……少し薄暗く扉の窓から見ているのでマイナス10%で判定します。(コロコロ)、判定は成功ですね。巨大なクサリヘビの後ろに何か像を見つめます。その像は人型の体に象のような頭を持つ奇妙な像でした。そしてそれを目撃した昴はなぜだか目が離せなくなります。それと同時に不安が沸き立つでしょう。SANチェックです。成功0、失敗1D6です。
昴 うわ、さらに罠にはまった気分ですよ。調べるんじゃなかった。発狂はしたくないな。「なんだ、あれは。不思議な象だ。だがおかしい、目を離そうにも離せない。あれは何なんだ、なんだかもう訳が分からないぞ」ってな感じですかね。(コロコロ)、よし成功です。
GM 残念、何もなしですね。
昴 なんで、外の人まで残念がるんですか。何も無いことはいいことですよ。
GM 物語の山が……、まぁほかにも山があるでしょう。どうしますか、入って戦闘しますか。
昴 どうしてあからさまに山を作ろうとするんですか。最後にとって起きます。その方が最終決戦みたいな感じで盛り上がりますよ。
赤野 ええ、トム君のチキン。このあとニャルが突然現れて狩り立てる恐怖を倒しておかないと手に入らないアイテムが必要なんてことになったら。さてはトム君、ケーキのイチゴは最後まで取っておいてうっかり落とすタイプだな。
昴 なんですかそれ。そんなシナリオがあったらクソ過ぎますよ。そんな事言ってないでここは後回しにして書庫に向かいましょうよ。
赤野 ぶー、仕方ないな。でも本当にニャルが出てきても知らないからね。適当につなぎのロールプレイよろしく。「ねえ、昴君どうしたの。中に何かあるの」と言って昴の袖を引っ張ります。
GM はい、入らないにしても不可思議なものに釘付けになるでしょうね。あとは少しの間脳裏に焼きつくように離れないでしょう。
昴 うわ、いやだ。変な呪いを掛けられた。そんなに入らなかったのが悪かったんですか。まぁ、入らないなりに少し取り乱した感じで「いや、何でもない。しかしこの扉の向こうには得たいの知れないものがある。あれが何なのか見当すら付かない。それにあれはあの後ろの奇妙な像を守っているようにも見える。あの像も何なんだ。既知のものに類似しているようでまったく言い表せない。いや、似ているんじゃない、俺たちが知っているものがあれに類似してるとすら思う。俺たちはあれに分け身、模倣、出来の悪い複製、そんなようにしか思えない……」となにやらずっとつぶやいてますね。そしてそのうちどんどん早口になって意味を成さないうわ言みたいになっていく感じです。
赤野 うわ、セルフ発狂だ。求めてなかったけど結果的に面白いぞトム君。一応、止めに入るかな。「もう! 昴君どうしたの。なんか変だよ。一旦落ち着いて」って言って一応精神分析を振ります。持ってないけどね。
GM トムが自主的に発狂してくれたので精神分析は自動成功でいいですよ。あとロールプレイが良かったので部長は赤野の精神分析を1D10成長させていいですよ。(コロコロ)、4成長で精神分析が5になりました。
赤野 わーい、棚ぼた。
GM あとトムも昴にボーナスでクトゥルフ神話技能を1進呈しましょう。これで名状しがたい事象に遭遇した際に1%の確率で理解することが出来ますよ。
昴 ワーイ、ヤッター。キチョウナクトゥルフシンワギノウをテニイレタゾ。
GM もっと喜ぶことを許可しましょう。さぁ、喜びなさい。
昴 そうですね。
赤野 そうだよ、喜ぶべきだよ。
GM さて茶番はここまでにして戻りましょうか。どうします。このまま不思議と吸い寄せられて入りますか。
昴 だから入りませんよ。赤野に精神分析で冷静になったので離れます。
赤野 そうだね、ここを離れるのが懸命だね。とりあえず私は昴を必死に落ち着かせてた感じで、百合も心配そうに昴の手を握ったりしてたんじゃないかな。
昴 やさしい子だな。じゃあ、落ち着いたので「二人ともありがとう。すっかり落ち着いた。あれをまた考えると狂いそうになるが二人がそばにいてくれるから大丈夫だ」って言います。これってまだ百合は手を握ってる感じなんですかね。なら百合にも感謝を込めて頭をなでます。
赤野 昴まだ百合に怖がられてそう。たぶん、撫でようとしたら怖がって赤野の後ろに隠れるんじゃない。
昴 (笑)ありそうですね。もう少し仲良くなって怖がられない程度にはなりたいな。
GM とりあえず二人はひとまず礼拝堂の扉からは離れる感じですかね。そして中央に戻ってきてまだ行ってない書庫ですかね。
昴 まぁそうなるでしょうね。「ここは後回しだ。隣の部屋を見に行こう」ってな感じで書庫に入ります。
GM じゃあ、一応扉の描写を扉は木製で特に鍵の掛かった様子も無いでしょう。
赤野 あれ、入っちゃうの。聞き耳はいいのかな。探偵を活用する場面だぞ。音を聞いちゃうぞ。
昴 なんですかそれ、かまってちゃんですか。
GM かまってちゃんて今日日聞かないような。
昴 なんですか、そんなに死語でしたか。そんなことでいちいち言葉狩りしないでくださいよ。もう少しテンポを考えてください。あとなんで、ここもきちんと採用してるんです。ほかのカットする場所はカットしてるのに。このままだとまた二年ぐらい積むことになりますよ。
GM それに関しては申し訳なかったです。
赤野 でもさ、トム君。そんなこと言っても仕方ないと思うぜ。それに公開できてるだけましだと思うよ。中には序章だけ書いて放置してある世界がどれだけあるか、編集の終わってない動画がいくつあるか、ひどいのは動画が完成してるのにエンコードの問題で登校してない動画もあるんだ。
昴 そうですね。好きなようにやりましょうか。そもそも、それが『俺ルール部』でしたもんね。僕が存分に肉盾になるので探索しましょうか。




