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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

サギハン

異世界断罪早押しクイズ

作者: 伊藤まぐろ

「大地の系譜、女神ヒメルノ!ここにお前との婚約を破棄する!」


神殿で叫ぶ男。

叫ぶ男に寄り添う女。

男に叫ばれている女神。


二人の目の前には、彼女を見た者の魂が抜けるくらい美しい乙女が何の感情も籠らない眼差しを向けている。

黄金色の髪と、静謐な湖畔のような澄んだ青い瞳。

大地の慈母神の末娘であるヒメルノ、出産や安産を司る女神。


叫ぶ男は海の系譜、海を統べる神ネフティヌンの子孫。

遥か昔、海の神ネフティヌンが磯遊びにきていた龍族の乙女に恋をして妻の一人としたとされる。

男はそんな神の血を引く龍族の第1王子ダラード。

銀色の鱗がキラキラと光を反射していた。


叫ぶ男にしっかりと寄り添う女は、メテラ帝国王女システィーナ。美しい紫の瞳からメテラ帝国のアメジストと呼ばれている人族だ。


今日は年に一度の豊穣祭の日。


ヒメルノの姉の一人、豊穣の女神アルアダを奉る大切な日。


その大切な日に、王子はやらかした。

祭事で神殿に集まった神や王族、貴族に神殿関係者の目の前で。


ワクワクと目を輝かせて娯楽の神シランティノスは隣にいる狂乱の神アビノンテにひそひそと小声で話し合う。

「なぁ、これってあれか?」

「あれだろうな」

「余興か?!」

「ガチだろ?」

「うほぉ!マジか!」

「見ろ、怒り狂った龍王の顔」

「うはぁ、これはどのみち血の雨がふるな」

「だな」

「お、始まるぞ」


叫ぶ男は、女神に指をさす。


「いいかよく聞け!私の最愛に嫌がらせの数々」

無表情だった女神の目がすうっと細くなる。


「果ては殺害を企てた罪!」

美しい女神のこめかみに青筋が1本でる。


「よって、我々は神の断罪を求める!」

その瞬間、女神の瞳は歓喜に溢れ、青筋は無くなり、口角が上がる。


「ふふふ・・・・わかりました『神の断罪』を行いましょう」


ヒメルノは右手を上げて神を喚ぶ。


「審判の神グレイシャスおいでくださいませ」


辺りは一瞬で暗くなり、光の粒子が集まる。

光は審判の神グレイシャスを形取ると、辺りの明るさが戻ってきた。


「久しぶりに喚ばれたな・・」


嬉しそうに嗤う背の高い黒髪の美丈夫は、右手に剣、左手に本を持つ。


「君たちかな?」

「そうですわ」

女神はにこりと微笑みかける。

グレイシャスは片眉を上げると、抑えきれない歓びで瞳が輝く。

ん?と一瞬違和感を感じたヒメルノにグレイシャスは言う。


さあ!始めよう!(イッツ!ショータイム)!!」


言うが早く光輪が現れ、女神、龍族の男、人族の女を拘束する。


「な、なんだこれは!」

「え?なにこれ」

動揺する二人を嘲笑うように女神が言う。

「これは真実の鎖、偽りを述べる事は出来ない」


「その通り、いかに女神であろうと、龍族であろうと、人族だろうと偽ることは出来ない、では・・」


グレイシャスの手から剣が離れ三つになると、各自の頭の上にピタリとまりそのまま空中でゆらゆらと浮く。

剣はトロリと形を変えて、見たこともない異国の被り物になった。

シルクハットのようではあるが、胴の部分が長く先端にはなにやら丸の札が伏せられくっついている。

光輪は輝く机と椅子となり、皆を座らせ拘束する。

何故か机の上にはボタンがある。

・・この異様に拘束された3名も固まっている。


「裁きの剣の形が?」

「何あれ?」

「帽子なの?」

「え?何で机?」

「マジか!!!」

「なんか知ってるんか?シランティノス」

「あれは!!・・今ここでやるのか?!」

「え?なんなんだよぅ~」


観衆と化した神族、龍族、王族、貴族達のざわめきと動揺。

今までの『神の断罪』と違う一風変わった趣向に、理解出来る者は殆どいない。


「では、準備は整った・・」

重々しくグレイシャスは片手を上げる・・いつの間にか両脇には簡易ではあるが音楽家が数名、見たこともない太鼓を小刻みに叩くことで臨場感を煽る。


ドルルルルルルルルルルルルル

バアアアアン!(金属の皿と皿を叩き合わせ強烈な破壊音)


「君たちは異世界に行きたいかーーー!」


グレイシャスは早変わりで真っ赤なジャケットと首には大きな蝶ネクタイ、右手には本、左手には金ぴかに輝くマイク!でノリノリで叫ぶ。

仕込んでおいた音楽家達からは「イエエエエエエエイ!」の掛け声。


あまりのキャラ変ぶりに誰も彼もがぽかーんとしている。


勿論『神の断罪』を願った3名もかなりの衝撃を受けていた。

ヒメルノは我にかえり、恥ずかしそうに顔を赤くした。

小声でナニコレ、ナニコレと呟いている。

ダラードとシスティーナはお馬鹿なだけあってまだ状況を理解出来ていなかった。


そんなの一向に気にしてないグレイシャスは、場の凍りついてる空気なんか全く気にせず進行する。


そう・・・・かの神は、今までの『神の断罪』に飽き飽きしていたのだ。

剣を頭上に浮かせ、嘘を暴き、真実を照らし、淡々と断罪する、そこには心の理由なんか全く考慮しない、神の無慈悲な愛を延々行うこと早、数千年。


毎回、毎回、毎回、毎回、展開同じでウンザリする・・。

かったるいし、周りで見てる者達の反応すら同じ。

なんなのこいつら、毎回同じような事で呼び出してさ。



この間、たまたま娯楽の神シランティノスに誘われ界渡りをした先で『てれび』という物で見た、『くいずばんぐみ』という、派手な演出に爽快な音楽一致団結している掛け声。

雷に打たれたような衝撃、まさに!!


天啓である。


俺これやりたい!!いや、やる!!


こちらに帰ってきてからは音楽家のオーディションや『すたっふ』の育成、入念に下準備をして、リハーサルに次ぐリハーサル、そして誰かの『神の断罪』の呼び出しを、まだかまだかと待ちわびていたのだ。

飽き飽きしている時は呼び出しが多いのに、待つと呼び出しがこなくなる不思議にグレイシャスはじれじれにじれた。


そして遂に、キタ━(゜∀゜)━!のだ。


張り切らない訳がない。


興奮し過ぎて、場の空気すら無視っぶり。


ヒメルノは思った・・なんで私の時だけ違うの?と・・。

こんなグレイシャス見たことない・・。




「さあて!お待たせしたね!司会は私、断罪でお馴染みのグレイシャスだよー!」


わあああ!と音楽家や『すたっふ』から喝采がとぶ。

つられて、他の者達も拍手をし始める。


「今回は、初の試み早押しだよ!質問するから答えが解ったら机のボタン押して答えるんだ。

それと大事な事だから断罪者の諸君よく聞いてくれ、いいかなー?先に3問勝ち抜けだ、一番最初に勝ち抜けたら異世界旅行にご招待!」


どんどんパフパフ!わあああ!


「二番目は、異世界旅行から戻ってくる為の神殿の管理人だよー、勿論いつ戻るかわからないから不老不死の特典つき!」


どんどんパフパフ!わあああ!


「そして、最後まで残った~時!それが断罪される者だよー!今回の断罪は、な、なんと!魂の消滅だ!良かったね塵も残さずキレイさっぱり!超レアな神の裁きだよー!」


HA!HA!HA!と笑うグレイシャス。

おおおおお!観衆が湧く。


は!は!は!じゃねーよ!とヒメルノは奥歯を噛み締めた。

龍族の婚約者に、浮気をされて冤罪で糾弾された上にだ。

なんだこの恥ずかしい公開処刑は?

しかも、どの結果もまともなやつないじゃない!

異世界なんか行きたくないし!


神族からは自分じゃなくて良かった的な眼差しやら、同情や憐れみと、龍族からは謝罪やら恐れ、人族なんかは初めて見るエンターテイメントにキラキラした視線を寄越してくるし、もうぐっちゃぐちゃだ。


え?なんか私グレイシャスに恨まれてんの?

ふつふつと怒りが湧いてくる。

そんなヒメルノの気持ちはおいてけぼりで『くいず』が始まる。


ジャカジャン!

「それでは第1問、め「ピンボーン」おおっと女神ヒメルノもう解ったのか!因みに光輪で嘘はつけないからね!ではどうぞ!」

帽子の丸のついた札がピコンと上がったままヒメルノは答える。


「紅桜貝殻で作った手作りネックレス」

真っ赤になりながら答えるヒメルノ。


「正~~~解!問題は『女神ヒメルノがダラード王子から貰った中で一番嬉しかったプレゼントは何?』答えは『紅桜貝殻で作った手作りネックレス』いやー女神ヒメルノも以外と庶民的ですね!しかも今も大切にしていらっしゃるそうです!」


どよどよと観衆が湧く。


「え!お前あれを今も大事にしてるのか?俺が105歳の時にあげたやつじゃないか!」

驚愕の表情でヒメルノを見つめるダラード。

「う、うるさいわね!手作りで嬉しかっただけよ!なんで?誰のどこから流れた情報よ!グレイシャスぅ覚えてなさいよ!」

ムキーと、これ以上ないほど真っ赤なヒメルノ。

観衆はヒメルノ萌えーとか騒いでいる。


そこに怒りの形相でシスティーナが割って入る。

「ちょっと!なんで女神は問題の途中で答えられんのよ!不正してんの?!しかも問題おかしくない?そんなのヒメルノしか正解わかんないじゃない!」


ヤラセじゃないの!と、わめくシスティーナ。

何を今更言ってるのかと、呆れたようにグレイシャスが答える。


「何を言ってるのかな?神族たるもの心眼を持ってて当たり前だろう?台本に書いてる質問くらい本気だしたら見えるだろうさ、そんな者に君たちは喧嘩を仕掛けたんだ。

それに・・これは神の断罪だよ?真実を暴く為のものだよ?」


ぐっと言葉に詰まるシスティーナ。

グレイシャスはさっと手を上げ、音楽を再開させる。


ジャカジャン!

「それでは、第2問!め「ピンボーン」またもやぁ!女神ヒメルノだ!!これに正解するとリーチになるぞーーでは、どうぞ!」


「だ、ダラード王子」

消え入りそうな声に涙目で真っ赤なヒメルノ。

突然自分の名前が出てびくっとするダラード。


「正~~~~~~解!問題は女神ヒメルノの初恋の相手は?で答えはダラード王子でした!いやあ神族でモテモテの女神ヒメルノがまさかまさかの初恋相手がダラード王子とは!」


うおおおおおおお!と盛りがる観衆に、とうとう机に突っ伏したヒメルノ。これには、ダラード王子も顔が赤くなっている。


「え?ルーの初恋って俺なの?」

「そうよ!悪い?!」

キッと睨まれても、うるうるの涙目だから全然怖くない。

むしろメチャクチャ可愛い!

「小さい頃、ラドに初めて会った時から好きよ!!!」

キレた・・キレても物凄く可愛い・・。

茫然としながらダラードは思い返していた。

二人の出逢いはこの豊穣祭、当時お互い子供だった106歳のヒメルノと104歳のダラードは親に連れてこられて、お見合いのような状態であった。

因みに神族も竜族も長命だ、3千年は余裕で生きる。

余談だが、この翌年に二人で遊びに行った先の海辺で拾った貝殻で作ったネックレスを貰い、ヒメルノはダラードを完全に好きになったのである。


今までずっと政略結婚の相手だと思っていたヒメルノのツンツンしていた態度が、実は照れ隠しで初恋で自分の事を物凄く好きだとわかった今、ダラードも自分の気持ちに素直に向き合った。


ツンツンの態度で傷ついたのも、ヒメルノが大人になって綺麗になりすぎてどうしていいのかわからないのも、メチャクチャモテモテなのが物凄く腹立たしいのも、見返す為にシスティーナを傍に寄せたのも、全部ヒメルノが好きだからだと。


会場がなんとも甘酸っぱい雰囲気で満たされる。

当てられて真っ赤になる者までいる。


「あ、あの、ルー」

「な、何?ラド」


モジモジとし始めた二人を、生温かく見るグレイシャスが割って入り音楽も再開させた。さっと二人は視線を反らす。


「さぁ!それでは続きますよー!」


ジャカジャン!

グレイシャスは声のトーンを低くして美声たっぷりに問題をだす。

「第3問、女神ヒメルノを偽の伝達魔法で呼び出し、後ろから体が溶ける毒液をぶっかけたのはー?この中の誰?」


会場が凍り付く、え?毒液?ヒメルノ様にかけたの?

ザワザワと声が上がり始める。

ヒメルノはその時の事を思い出して肩を押さえ嫌な顔をしている、初めて聞いた衝撃の問題にダラードは思考が停止している。


システィーナの手がぶるぶると震えている、右手はボタンを押そうと伸びて左手はそれをやめさせようと押し止めている。

が、とうとう右手がボタンを押した。


・・ピンポーン・・シン・・と静まった会場に響く音。

ピンとはね上がったシスティーナの帽子の丸札が滑稽さを醸し出す。


「はい、どうぞ!システィーナ姫」


嫌々と顔を横に振るが、光輪はシスティーナを締め上げる。


「グッ・・わ、私がかけました・・」

「正解!そして何故かけたのかなー?」

楽しそうにグレイシャスが続きを促す。


キッと顔を上げるとシスティーナは言い放つ。

「女神ヒメルノの顔をぐっちゃぐちゃにしてやる為よ!」


システィーナはダラードを見ると立ち上がり鼻で嗤った。

「いつも、いつも、ヒメルノ、ヒメルノって何なの?わたくしの事が好きだからと言って純潔を奪っておきながら何なの?」


ビシッとダラードに指さす。


「貴方が好きなのは女神ヒメルノじゃないのよ!それでも貴方が好きで苦しいから女神をメチャクチャにして、貴方が傷つけばいいと思ったのよ!この糞野郎!」

はあはあと肩で荒い息つくと、すとんと椅子に座った。

うわあーと会場が微妙な空気に包まれる。


あ・・とか、う・・とか呻くダラードに、浮気者と凍える視線を向けるヒメルノ、項垂れるシスティーナ。


「はい!ここでリーチは女神ヒメルノだ、追うシスティーナ姫、まだ答えていないのは~?ダラード王子だ!このままだと消滅しちゃうよー!頑張ってね、皆!」

わざと陽気な音楽を流して、会場を盛り上げるグレイシャス。


「では!第4問、だ「ピンポーン」おおおおお!っと、とうとう1抜けか!でわ!女神ヒメルノ答えをどうぞ!」


会場が緊張で静まる。


「きょ・・・・」


きょ?・・ごくりと観衆が息を飲む。


「巨乳!!!!」


女神ヒメルノが目をつぶり叫ぶ。

叫んだ後は、わっと両手で顔をおおい泣き出した。

ザワザワも最高潮!可憐な女神の口から巨乳!

巨乳ですってよ!奥さん!

人々は正解かどうかグレイシャスを見つめる!!


「正ーーーーーーー解!」

チャチャラーチャラーと音楽が鳴り響きくす玉が割れて紙吹雪が舞う。おおおおお!おおおおお!うねる観衆。


茫然としているダラードに紙吹雪の銀紙がほっぺたにくっつく。

もう、どうでもいいやと投げやりなシスティーナ。

観衆から問題はよ!はよ!と声があがる。

グレイシャスは興奮した頬を染め、問題文を読み上げる。


「ダラード王子の好きなのはどっち?巨乳?貧乳?」


おおおおお!男の子だなーと会場が湧く。

色々何かライフを削られげっそりして泣いてる女神ヒメルノに、グレイシャスは声を掛ける。

楽しげな音楽が鳴り響く中。


「さ、女神ヒメルノ、1抜けです!異世界へ行っておいでーーー!」


「え?!キャーーーーーー!!」


グレイシャスが事前にお願いしてた、時空の女神イワナギが空間から現れると、さくっとヒメルノを抱えあげポイッとその中へ放りこみピシャッと空間を閉じた。


「ルーーー!?」


「はいはい!まだ断罪は続いてますよー!」

パンパンと手を叩き注意を戻す。


結果、ダラードは幼少の頃の顔から火がでるほど恥ずかしい問題が出され続け、システィーナは女神ヒメルノに対しての嫌がらせや暴力の事実が明らかにされたりと両者ボロクソになりながら、2抜けはダラード、断罪者はシスティーナとなった。




※※※※



安産や出産を司る女神ヒメルノが異世界へ放り出されてしまい加護が消えた。この世界で子を産む者は、そのあまりの傷みに耐えきれず死んでゆく。

ヒメルノ自身は放り出された時の衝撃で、記憶が一部抜け落ち自力で戻れなくなってしまった、今も異世界の何処かを旅している。


龍族は世界中の者から疎まれ憎まれる事になる、唯一女神を呼び戻す為の要になるために王族に手出しは出来ずにいたが、龍族自体の数はジリジリと減ってゆくことになる。


システィーナは女神を弑する目的とした事、それを実行した事で魂を消滅となっていたが、元々はダラードにも責はあるとして、今は異世界転生し過酷な世界で生き直している。


ダラードは、愛する女神ヒメルノを呼び戻す為に神殿の核動力となる、不老不死ではあるが異界から呼び戻す為の膨大な魔力で身体はぶよぶよと膨れ上がりスライム状になり美しさの欠片もなくなった、今も神殿地下に押し込められ核動力として起動している。





ぶるぶるぶるぶると震えていて、海に波があるのはダラードの振動だと龍族は言う。




神の断罪はそれから行う者は居なくなる。




グレイシャスは不満たらたらだ。

あんなに盛り上がったのに・・誰にも呼ばれない!

でも、またいずれ断罪は行われるだろうと思っている。

この世界に生き物がいる限り。

それまでにショーの練習を行えばいいだけだ。

鼻歌まじりのグレイシャスに宵闇のカーテンがかかり、神の世界に戻ってゆく。







人々はまたいつか断罪を行うのだろうか?

本当はもっとシリアスだったのに、いきなりグレイシャスが暴れまわり気が付いたらこうなりました。

ラストは微妙だと思ってますが、今のところ違うラストが降ってきません。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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