夢日記〜第四幕〜館の怪物
夢日記〜第四幕〜でございます
今回はですね、なんといいますか、不思議といいますか、落ち着くといいますか…
登場人物には相変わらず少女が出てきますよ
えぇ
決してロリコンではありません!
さて、主人公ですが、相変わらず男ですのでご注意を
この物語に出てくる人、生物、風景
ご自由にご想像ください。私はあくまでその状況を想像しやすくなるように手助けをしているだけです
この話を読んだ後は、もうあなたの夢となります。
私が見ていない、新しい夢
ではでは、夢日記〜第四幕〜
もう、門は開かれています。
後はあなたの足でお進みください。
では、良い夢の旅を。
ある家の掃除を頼まれた。
しかし、その家の亭主は既に亡くなっている。亭主は何か未練があったのか化けて出てきた。その化けた姿で私たちの元に頼みに来て今に至る。
説明を聞く限り、掃除というよりは荷物の移動。
その豪邸の庭にある小さい小屋のような建物から娘の分の荷物だけを移して欲しい、という依頼だ。それだけの仕事なのに報酬金の桁がおかしかった。軽く1000万は超えている。
少し怪しくもあったが、幽霊になってまで出てきた亭主を無視するわけにもいかず、その依頼を受けることになった。
次の日、早速車でその家に向かった。
山の中をずーっと進んだ先にようやく目的地が見えた。
目的地についた直後に亭主が門の前に現れる。霧のように静かに現れ、まるで生きている人間のようにしっかりと立っていた。
『こちらの荷物を頼む』
少し離れたところにある小屋を指差して教えてくれる。しかしその小屋はかなりボロボロで、台風でもきたらすぐに崩れそうな見た目だ。
車を降りてその建物に近づいて見ると案外、しっかりしていた。これなら大丈夫かなと、ドアを開き作業に取り掛かろうとする。
しかし、部屋に一歩入っただけで感じ取ることができた。
異様。
異質。
そして恐怖。
これ以上進むのは正直抵抗があった。
だか、もうやるしかない。一度受けた仕事はなんとしてでもやり遂げなければならない。そう自分に言い聞かせ、作業に取り掛かる。
自分以外の者も似たようなことを思ったのだろう。必死に作業へ移っていった。
小屋の中の一室である少女の部屋からはホラーや、グロ系の漫画、アニメ、ゲーム、雑誌が大量にあった。いや、全てそれだ。
窓を開けて、全てそれらを外に運び出す。
部屋の片付けが進むにつれて疑問に思うことがあった。
この小屋の中の部屋が1つだけしまっていて、誰も近寄ろうとしない部屋がある。亭主の手伝い人さえも、一切その部屋について触れない。
流石に片付けなければな、と思いその部屋のドアに手をかける。
その瞬間、亭主が目の前に現れた。
『この部屋は開けてはいけない。ここには入るな』
そう告げて、また消えていった。
亭主の顔が少し強張っていたので、何かあるのだろうとは思ったが、流石に開ける勇気はなかった。
片付けの途中でその部屋の主である少女が入ってくる。人…というには少し変な感じだ。人形のような、しかし、人であるような…。その少女が口を開く。
『おはよう…』
とても綺麗で、繊細で、空気に消え入ってしまいそうなか細い声。そして、そのまま窓際にあった高い棚に座った可愛らしいぬいぐるみを持って足をフラフラ振りながら、楽しそうに片付けの様子を見ている。本当に生きているのか心配になるくらい肌が真っ白だったが、じっと見ると普通の少女で、とても可愛らしい。
片付けの終盤、布団を豪邸の中に運んでいると異様な人が目の前に現れる。
亭主…のような人。
しかし、あまりにおぞましい姿。近づけば喰い殺されてしまいそうな雰囲気だ。
皆怖がって、毛布を遠くから渡す。その何かに向かって投げるように。
そして片付けが終わり小屋の中の部屋が綺麗になる。その少女の部屋でみんな休んでいた。すると先程の亭主に似た何かが来て、部屋に上がってくる。全員の表情が一気に固まる。その亭主は、部屋の片付けを手伝っていた女の子の方へ近づき手を伸ばす。その女の子はいまにも泣き出しそうだった。
『おぉ、すまない。怖かったか』
といって2、3歩後ろに下がって、女の子にむかって
『偉いな、よく頑張ったな。』
と言った。その声はとても心地よく、心が落ち着く声だった。
そして、今度は部屋の中にいた少女に近づき、頭を叩く。
しかし、少女は泣くことはない。
『お前は何をしていたんだ!』
と大きく空気を震わせて話す。
少女はニコッと笑い外に出て豪邸の中へ入っていった。この人はあの亭主と同一人物であるということに、ようやく気がつく。
その後、ゆっくりとこちらを振り向いてにこやかに笑う。
『本当にありがとう。少しこの小屋の奥の部屋で休んで帰るといい。念押しのためにもう一度だけ。その隣の部屋は絶対に開けてはいけない。これだけは守ってほしい』
そう言い残して、去っていった。
言われた通りに奥にある部屋へ進む。そのの部屋はとても大きく綺麗で、ホテルのようだった。不思議とその部屋に入ると心が落ち着いていく。
まるで、大自然の真ん中にいるようだ。
すると1人が開けるなといった部屋に近づく。そしてドアをそっと開けその人が中を確認する。
少し離れている私からでも中を確認することができた。そこには何か2つ、得体の知れない何かが眠っている。部屋は真っ暗で電気が付いていない。そっと扉を閉め中を覗いた人は青ざめていた。
そこにいる何かについて、知っているようだ。
その人はその生き物について説明してくれた。
中にいる怪物は動くもの全てを血を一滴も残さず喰らい尽くす。動きはどんな生物よりも素早く、力もこの世に存在している生き物を超越するほど強い。
到底人が勝てるような相手ではない。さらにその皮膚は何をも通さず、焼くことも、凍らせることも、壊すことも、切ることもできないという。
しかしその怪物は光が見えない。音も聞こえなければ匂いも感じない。温度差なども全くわからない。
ただ、動くものだけを認識できるという。
弱点はなく、その怪物を見つけたら動かず、じっとしてその怪物がすぎるのを待つ。
それだけが対処法だった。彼らは、共食いによる仲間討ちは絶対に起きないという。何か、彼らにのみ感じることができるもので繋がっていて、仲間は認識できるらしい。
その説明を終えると、皆静かになり動くことが少なくなった。
その怪物が2体もいるとなれば当然だろう。
ふとドアが開くような音がした。皆急いで楽に固まれる姿勢をとる。
部屋にいた二体の怪物がゆっくりと出てくる。その怪物の動きは鈍く、速く動けるようには見えない。
部屋から何か、ものが落ちた。
その瞬間、先ほどとは似ても似つかぬスピードでその物をバキッと音を立てそれを喰らう。
恐怖のあまり、たった1人だけがとても小さく震えてしまう。それさえも奴は見逃さなかった。その怪物は動いた人に近づく。先ほどとは打って変わり、静かに、ゆっくりと近づく。
そして、怪物はその人を喰おうとした。
おそらくそこにいるという確信が生まれたのだろう。
喰われる寸前、俺は何を血迷ったか、全力で立ち上がった。
もちろん俺の方に怪物はものすごいスピードで向かってくる。
目の前に大きな口が迫ってくる。
あぁ、ここで死ぬんだな。
死を覚悟して、怪物を待つ
喰われる直前、私は目が覚めた。
いかがでしたか?
いやあ、死ぬ直前で目がさめるのは正直良い物ではありませんでしたね…
えぇ、ほんとに
夢で出てきた怪物がなんなのかも気になります。
あ、そういえば夢の続き見たいなって思って二度寝したことある方います?
私はあります。
なんと続き見られるんですよ。
完結するまで見続けたことがあります
まあ、内容は忘れちゃったんですがね。
と、お話はこれくらいにしておきましょう。
それでは、お次は
夢日記〜第五幕〜
でお会いしましょう
それではまた。