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更新遅くなってすいません
『こちら京藤。司令、ナイチンゲールと合流できたよ』
タブレットに通信が入った。
「あ、ファティちょっとごめんね」
ファティに断りを入れてタブレットを取り出す。
「こちら石田。連絡ありがとう。ナイチンゲールさんはどんな感じ?」
『それがね、なんと彼女流ちょうな日本語を話せるようになってたんだ』
「流ちょうな日本語?」
『そう。これまで彼女とは英語でコミュニケーションとっていたんだけど、今日話してみると訛りもない日本語を話したんだよ!』
「あ、さっき翻訳家っていうスキルが手に入って、それが働いているのかも」
『どんなスキルなの?』
「コミュニケーションを円滑に行えるようになるって書いてあった気がする」
『あー・・・それでなんだ。ちょっと待って・・・・・・』
「・・・・・・・・・・・・」
『確認が取れたよ。ナイチンゲールに聞いたところ、彼女には英語を話しているように聞こえているみたいだった』
「なるほど。このスキルは便利だね」
『そうだね・・・でも彼女と話すために英語を勉強したボクの時間はいったい・・・』
「あ・・・あはは・・・ごめんなさい。このスキルをもっと早くアンロックしておくべきでした」
『・・・うん。まぁ、いいよ。それより、彼女に状況の説明はしておいたよ。だから召喚をお願い』
「あ、了解です。ただ、その前に伝えることがある」
『なに?』
「えーと・・・ドラゴンと仲良くなった」
『・・・・・・何を言っているんだい?』
「いや・・・まぁ、見てもらった方が信じてもらえると思う。こちらに来たら大きなドラゴンがいるけど攻撃しないようにって古井さん達にも伝えといて」
『・・・わかった』
通信が切れた。タブレットを操作してユニット選択を行い、3人の召喚を実行した。
ファティへ向き直る。
「お主、吾輩の時と話し方が違うのぉ」
「あ、いえ、それは失礼があってはいけないと思っているからで・・・」
「なんじゃ?『ドラゴンと仲良くなった』のではないのか?」
「えーと・・・」
確かに先ほどの通信でそう話した。
「吾輩も仲良くしたいと思っておる。遠慮せんでいいのじゃ」
「・・・なら遠慮なく」
「うむ。・・・ところで話は変わるが、お主面白い魔道具を使うのぉ」
「魔道具?」
「うむ。その板のことじゃ。その板から声がしておったが、その声やおぬしの声に合わせて魔法が発動しておったぞ?理解できたものと、さっぱりわからんものがそれぞれ1つづつじゃ」
「へ?」
「理解できたものは光系の魔法じゃな。不規則に点けて消してを繰り返しておったの。・・・う~ん、こんな感じじゃったのぉ」
今度はファティの体が光るのは見えなかった。しかし・・・
―ピピッ
『ヴォピーガガガガジャジャジャジューワー』
「うわぁ!?」
タブレットのスピーカーから大音量のノイズが流れてきた。突然の大音量に驚きタブレットを落としそうになる。タブレットの音量スイッチを操作し音量を0にする。
「あー・・・驚いた・・・。ファティ、なにした?」
「・・・・・・・・・」
返事がない。翼や尻尾を見てみると、全く動いていなかった。じっと真剣にタブレットを眺めている。
(どうも、魔法を発動させたらしいよな?・・・それで、タブレットがなんか音を立て始めたってことは・・・まさか、さっきの通信を見てその真似を今している?)
タブレットの音量をノイズがうるさくない程度まで戻した。
『ジャージャージャー・・・あー・・ザ・・・あー』
ノイズの中にファティの声が混じり始めた。
『ジャジャ・・・あー・・ザ・・・こんな感じでジャー・・・うじゃ?』
(なんてこった・・・!通信に割り込んできたのか!?)
自然現象として光を調べてみると一種の電磁波であることがわかっている。ファティが光魔法といったのはこのことだった。人間が光として捉えられるのは周波数が数百THz(テラヘルツ:GHzの1000倍の単位)の電磁波だ。BluetoothやWifiなどは数GHzの周波数の電磁波が利用されている。
『ザ・・・あーあー。う~ん。なかなか難しいのぉ。ここまで繊細にこの魔法を行使したのは初めてじゃ』
「え・・・ファティが今やっているのは・・・」
『光魔法を操作しておる。大抵目くらましに使う魔法なのじゃ。・・・ザザ・・・力を籠めれば込める程明るくできるのじゃが・・・ジャー・・・このようにか細くかつ繊細に取り扱うのは・・・なかなかに難しいのぉ』
「・・・・・・」
すさまじい能力を持つドラゴンであった。
「えっとちなみに、こちらから送った場合、それを受け取ることってできる?」
『おそらくもう少し、慣れれジャ・・・るようになるとおもうぞ?』
「・・・すごいな・・・」
「ふっふっふ。そうじゃろうそうじゃろう!」
「あれ?もう終わり?」
「うむ、魔力消費的には全然問題ないのじゃが、いかんせん初めてのことで疲れた。集中力的な問題じゃ・・・」
「なるほどね」
「しかし、本当に人らは面白いことを思いつくのぉ」
「私もこれを考え出した人はほんとすごいと思うよ」
「うむ。通常ならいかに魔力を籠めるか、いかに効果が大きいかを競うところじゃ。じゃが、逆に魔力を絞ることで多少の障害物を透過する性質が現れようとは・・・。このことに気づいた奴は天才じゃのぉ。しかし、吾輩はこの弱い光をこの翼で感じることができるがお主らはどう感じておるのじゃ?」
「え?・・・その翼にはそんな機能が?」
「うむ。遠くの音を感じたり魔力を感じたり、色々できるのじゃ。・・・しておぬしらはどう感じておるんじゃ?」
「残念なことに、感じ取ることはできない」
「ん?・・・そんなわけ・・・なかろう?」
「いや、その、感じることはできてない。この装置とおんなじ装置があって、これに話しかけるとこれが勝手に光に・・・正確には電波に・・・変換して送信しているんだ。で、受け取る側の装置も受け取ったら勝手に変換して今度は音を発生させている」
「・・・うそじゃろ?」
「いや、ほんと」
「・・・・・・・・・」
「あ、来たみたいだ」
天幕から京藤さんと古井さん、そして二人に続いてもう一人出てきた。おそらく3人目がナイチンゲールさんだろう。3人とも砂漠迷彩の野戦服に着替えている。
(今気づいたけど自分だけスーツを着ている・・・。これは場違いー・・・いや、むしろ7番目のスパイ見たいで・・・いや明らかに場違いです・・・はい)
などと考えていると3人がすぐそばまでやってきた。ナイチンゲールさん?が二人の前に出た。
彼女は西洋風の顔立ちで美人だった(もともとゲームのユニットだしね)。髪は茶髪で長さは肩にかからない程度、毛先のほうがふわっと丸まっていて、いわゆるボブカットだった。身長は160cm程度で、スレンダーな体形をしている。
「ども~。司令官さん。ナイチンゲールです!」
軽快な動作で敬礼する。
満面の笑顔、明るい口調、軽快な動作・・・これらのことから大して話していないが彼女が非常に明るい性格の持ち主であることがわかる。
「衛生科所属の看護官です!応急処置や負傷者の搬送などはお任せください!」
「よろしく。司令官の石田一秀です」
「はい!よろしくお願いします!」
「なんか、うれしそうだね」
「はい!だって話せるんですよ!これまで言葉が通じなくてさみしい思いをしてきたものですから、うれしくって!」
「それは・・・ごめん。苦労を掛けました」
「いえ、お気になさらず!」
とても明るい人だった。
「ふむ。面白いのぉ。吾輩にも言葉がわかるぞ」
隣で会話を聞いていたファティが驚いてつぶやくと、3人も驚いていた。
「ドラゴンがしゃべった!?」
「え・・・え~?!」
「ワオ!すっご~い!」
「司令、仲良くなったって・・・手懐けたとかの意味じゃなくて・・・そのままの意味だったの?」
「あぁ。うん。言葉が通じたのでそのまま・・・」
「これは驚きです・・・」
京藤さんと古井さんの二人は驚きながらも落ち着いた反応だったが、ナイチンゲールは違った反応を示した。
「すっごーい!すっごーい!ねぇねぇ、君はなんて名前?」
「吾輩はファティじゃ!」
「へぇ~、私はナイチンゲール!長いからなっちゃんって呼んで」
「うむ。わかったのじゃ」
「ねぇねぇ、触ってみていい?」
「うむ。よいぞ。どこを触ってみるかの?」
「翼!その翼触ってみたい!」
といった感じでファティ(約20mもあるドラゴン)とすぐに打ち解けてしまっていた。
「ナイチンゲールさん・・・凄いね・・・もう打ち解けてしまってるよ。ボクには無理だな」
「うん・・・凄いね」
「ええ。でも彼女、言葉が通じないときでも大体ボディランゲージで解決していましたから。ほんと彼女なら納得って感じがします」
「それは・・・本当にすごいね・・・」
3人でナイチンゲールについて話す傍らで、当の本人はファティの翼に触りながらはしゃいでいた。
~~~~~~~~~~
ナイチンゲールがファティとの交流に満足するのを待ち、今後について話をした。ファティがいるのでトラックの中には入らず、しかし暑いのでトラックの日陰部分に移動した。
「さて、これからの動きなんだけど・・・このファティが人間のいるところまで連れて行ってくれるって話なのでお願いしようと思う」
「「「はい」」」
「移動は73式トラックで行おうと思うんだけど、このトラックの音はファティにとって非常にうるさいらしい。なのでファティの持つ音を抑え込む魔法を利用します」
「・・・魔法?」
「うん。なんでも対象の発生させる音を抑制する効果があるらしい。音の抑制効果はその対象者の装備品などまで及んで、さっき試したら運転手にかけることでトラックの騒音を抑制できた」
「それはすごい魔法だね・・・」
3人は驚いた顔をしていた。
「ただ、問題もあって魔法をかけられた人の声まで抑制される。つまり・・・魔法がかかると会話できなくなるようなんだ」
「なるほど・・・」
「・・・あの、少し質問よろしいですか?」
小さく手を挙げて古井が質問をした。
「はい」
「その時トラックの振動も小さくなったんですか?」
少し思い出す。魔法がかかったからと言って座席を伝わってくる振動は変わらなかった。
「・・・いいえ。トラックの揺れは変わらなかったはず」
「では・・・原理はわかりませんが、発生した音を空気中で抑制しているんではないでしょうか?・・・骨伝導マイクを試してはどうでしょう?あれなら体内を伝わる振動を直接拾うので、音声通話が利用できるのではないでしょうか」
「コツデンドウマイク?」
「はい。声帯で発生した音は体内にも伝わっています。それを音の拾いやすい骨からマイクに導くんです」
「ははぁ・・・それで骨伝導・・・えっとそれは装備にあります?」
「たしか・・・イクちゃん、出せる?」
古井は京藤のほうへ向く。京藤がタブレットを取り出し、操作する。
「ちょっと待ってね。・・・・・・・・・はい。これ」
京藤がタブレットをしまい、右手を手のひらを上に向けた状態で前に出すとその掌の上に「ポン!」と音を立ててヘッドホンが現れた。
ヘッドホンを受け取る。よく眺めてみるとイヤーパッドに一か所固いゴムが付いた部分があった。
京藤がその固い部分を指さしながら話した。
「この固い部分がマイクになってるよ。だから必ずこの部分が耳の後ろの骨に当たるように装着して。そうしたらマイクが音を拾ってくれるから」
一見しただけではヘッドホンにしか見えなかったが、きちんとマイクもついていてヘッドセットになっているようだった。
「ありがとう、二人とも。また後程試してみます」
「「はい」」
「次にナイチンゲールさん。ダメもとで聞くんだけど・・・検疫ってできない?」
「え~と・・・彼らの件ですね?」
困ったような笑顔を浮かべながらナイチンゲールは天幕のほうを向いた。視線につられて天幕を見ると天幕の入口からこちらをうかがっているフォックス族の人たちが見えた。
ナイチンゲールがこちらに向き直ると、真剣な顔つきになり話始めた。
「えーと、正直なところ無理です。私は看護資格しか持っていないので医療行為は行えません。ただ、病院の方には自動診断処置システムがあります。病院まで連れていければ機械に任せて検疫を行えるのですが・・・それも領の制度上、無理です」
明るくどこか軽い感じの雰囲気がなくなっていた。
「そっかー。そうだね・・・ありがとう」
「あと、失礼ながら申し上げます。それとは別の理由で今の段階で彼らを領に受け入れるのは反対です」
「・・・?」
「先ほど京藤と話をしたんですが、領の食料生産システムは停止しています。備蓄を消費している状況です。しかも備蓄量が多い倉庫群は凍結されていて、備蓄量の少ない領主の館にある食料庫から消費しています。今後の活動によって仲間が開放されると伺いました。開放される都度、消費量が増えます。そうなると我々の食料が底をつきかねません。少なくとも安定して食料が確保できる環境にないと難しいかと思います」
「・・・でも先日見つけた街に行けば食料は手に入るんじゃない?」
「おそらく手に入るかと思います。しかし、この周辺環境を考えてください。砂漠です。農業に適さない土地で十分な量の食料を確保できているのでしょうか?また確保できていたとしてその価格は高いものになっていないでしょうか?それを考えるとその街で食料に関して取引するのは得策だと思えません」
「なるほど・・・」
これまで軽く考えていたが、確かに言われてみればその通りだった。あの町が交易の中継都市であったなら食料は十分確保されているだろう。しかし、ここまで運んできた手数料が上乗せされているはず。そんな高価な食料を購入していては領の資金繰りが危うくなってしまうのではと危惧してくれているのだろう。
確かに現状、領の資金状態や資源の備蓄状況を完全に把握しているわけでない。ゲームとして取り組まなかった・・・というのはすでに言い訳なのだろう。そしてその惰性のまま現在に至っている。先の食料についても確認して余裕があると判断したわけではなく、人道的と考え・・・いや思考放棄したのだな・・・。領のこと、自分達のことを考えに入れていない・・・領主としての自覚にかけているのが心配に思えたのだろう・・・な。
「その・・・おっしゃるとおり・・・となると食料を安定して確保するのはまだしばらく先のことになりそうだな・・・はぁ・・・」
「えぇ。薄情ですがが彼らとは街でお別れした方がいいと考えます」
「了解。そうしよう」
真剣な顔つきから一転してまたもとの笑顔に戻った。ややおどけたような表情を作り上目遣い(あざとい)で話しかけてきた。
「あと~・・・失礼ついでに1ついいですか~?」
「どうぞ・・・?」
「彼らの衛生状況についてなんだけどね~。ちょっとよくないように思うんだ。だから服を彼らに支給したいんだけど・・・いい?あとできれば、シャワーを利用できるとうれしいです!」
1つって言っておきながら2つに増えてるぞ・・・
「服はいいけど・・・シャワー?・・・そんなのあったっけ?」
そういって京藤さんを見る。
「野外入浴セットがあるにはあるけど・・・倉庫が解放されないと利用できないね・・・」
「ふむ。先のお主らの会話はよく分らぬが・・・今の話は分かったぞ。要するに奴らが臭いのが気になるのじゃろ?」
実際そうなのではあるが、身も蓋もない表現をするファティであった。
「それならば吾輩が大量の水を用意してやるのじゃ。それを奴らに浴びせればいいのじゃろ?」
「・・・殺すような威力で浴びせないよね?」
「あっはっは。心得ておる。ではしばし待て」
そういうとファティは魔法を発動させる。ファティの体が黄色っぽい輝きに一瞬包まれると、その足元の地面が水面のように波打った。そして水に潜るかのような動きで地中へと潜っていった。
「わお!地中へと潜る魔法かな?凄いね!」
「あー・・・どうするかまだ決まってないのに突っ走っていってしまったか・・・」
ナイチンゲールは先ほどの真剣な会話から一転して完全に元の明るい表情をしている。先ほどの話は、真剣に領を思って自分を殺したうえでの話だったのではないだろうか。こうして彼らのためにできる範囲で手助けをしようとする姿こそ彼女の本当の姿なのかもしれない。
京藤もこれ好機と思ったのか・・・
「まぁ、せっかく動いてくれたんだから、彼らにシャワーと着替えを準備する方向で動いていいかな?」
と乗っかってきた。
「・・・はい。もともとそれには反対ってわけではなかったから、そう動こうか」
と、許可を出すとこれまで黙っていた古井も話に乗ってきた。
「でしたら見えないよう仕切りを作ることも忘れてはいけませんね」
「あ!それならこのトラックを動かして天幕の横に着けたらどう!?そして天幕とトラックの間に空間を作って、布を張ってつけてのぞけなくしたらいいんじゃない?」
「いいね。そうしよう。ボクが着替えとシートを用意するよ」
「では私はトラックを動かしますね」
「了解。司令、彼らへの説明をお願いしてもいいかな?」
「りょーかい」
あれよあれよと言ううちに話は進む。困っている人を見たら放っておけない性格なのは3人全員だったらしい。彼女らにもそれぞれ思いはあったのだろう。しかしいろいろ足りない領主のせいで動こうに動けない状況を作ってしまっていたようだ・・・。
それぞれが動き出した。京藤は先ほど同様タブレットを操作して必要なものを呼び出していった。古井はトラックを動かすべく運転席に向かった。ナイチンゲールは京藤の取り出した物資を確認していっている。
彼女らの作業を眺めているわけにもいかないので、石田は天幕へと向かった。
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「ということなのでかくかくしかじかで、皆さんには水浴びと着替えをしてもらおうと思います」
「なんと、水浴びをさせていただけるのですか!?」
ドラゴンと行動を共にすることや、水浴び、着替えの件について話をした。代表としてガパティが対応してくれているがフォックス族全員が周りでこちらの会話を聞いている。
「はい。今トラックを動かして水浴びするための場所を作っていますからしばらくお待ちください」
「承知しました」
説明を終えて天幕を出る。
するとちょうどファティが地中から出てきた。ファティの後ろから大きな水の塊が出てきて、ファティの頭上に浮かび上がった。なんでも地下水を魔法で包んで地表まで引っ張ってきたのそうだ。これに火の魔法をかけ温め、シャワー状に放水することでシャワーとした。
天幕とトラックで作られたシャワー室には一人ずつ入ってシャワーを浴びてもらった。着替えとして用意されたのは砂漠迷彩の戦闘服だった。ついでなので、スーツから着替えたいと話をすると用意してくれたので戦闘服に着替えた。これで、全員(赤ちゃん除く)が砂漠迷彩の戦闘服を着た集団が出来上がってしまった・・・誤って攻撃されたりしないか・・・それが心配だけどまぁ、良しとしよう。
ナイチンゲールが回収した衣服を洗濯するというので彼女を領へ帰した。こうして準備を整え、ファティを先導にトラックで砂漠をかけるのであった。
・・・全然進まねぇ!ってことですいません。最後は省略させてもらってます。
約一週間程度いろいろ悩んだんですけど、考えれば考えるほど(そして直せば直すほど)内容が悪くなってしまいました・・・。特に考えずに気楽に読める作品を目指してたんですけど・・・。
今回の反省を生かして次から改善したいと思います。