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クラリス王国④ 四大大公・貴族院

四大大公


ジェナード・フォン・ライン

エインスの父親にして前ライン家当主にてひげ面の親父さん。

現在は隠居して悠々自適の生活を送っている。

若かりし頃はアズウェルの後輩として、彼から魔法を習っていた次期があった。

そのこともあり、ユイ達の士官学校時代に魔法科の麒麟児の名をリュートが受け継いだことに、年甲斐もなく軽い嫉妬を見せる。

家族のことを心底愛しており、ユイもその一員と認識している。しかし家族愛の強さが故、エインスの女性関係には小言が尽きない。



アーダルト・フォン・ヤルム

役職:王国宰相/4大大公の1人

代々内政部門の人材を輩出するヤルム大公家の現当主にして王国宰相。

戦う宰相などとも揶揄されるほど、その政治姿勢は好戦的であり、国王であるオラドに対しても一歩も惹かぬ胆力を見せた。

もちろんそれは、オラドの寛容さを理解していたが故でもある。そのような性格ゆえ、内務省内に貴族院勢力が入り込むことをよしとせず、軍部と違い彼が頂点になって以降は、彼等の影響力を出来る限り排している。

また帝国軍の侵攻に際して、親友でもあるラインバーグに頼まれ、皆の前でユイと喧嘩を演じてみせ、後世にも名前を残した宰相。



オリベウス・フォン・メニエル

風見鶏と揶揄される4大大公の一人で南部地域の領主。

白髪が中心の銀髪を後ろで束ねている老人。二人の息子による相続争いに頭を悩めている。

正室の子である次男のムルティナが帝国軍の捕虜となり、捕虜交換に奔走。結果としてムルティナはクラリスに戻ってこれたものの、その努力がキセラムの不信を煽り、クーデターへとつながる。



クラムフェルト・フォン・ブラウ

四大大公家の一つであるブラウ家の当主であり、貴族院の支配者。

オラド時代から度々王家の施政方針に介入できるほど、その権力は強いものであったが、彼が亡くなって以降はそれが一層顕著となった。



貴族院


円卓会議 座席表

零時 ブラウ クラムフェルト・フォン・ブラウ

二時 テムス

三時 スクロート

四時 レーベ侯爵

五時 ムティック(魔法省三位)

六時 フェルナンド・フォン・ロペン

七時 ***

八時 エミリオッツ

九時 除名中

十時 フィール 侯爵家

(一時・十一時はブラウの為に空席)



フェルナンド・フォン・ロペン

昔のユイの弟弟子。

今は貴族院の一員として働いているが、それは彼女の妹に目をつけたブラウ大公に妹を強引に婚姻させられ、束縛されているため。それ故、貴族制度を潰すために虎視眈々とブラウ達の足元を救う機会を狙ってい、帝国のダブルスパイも務めている。



テムス・フォン・ミラホルテ

・戦略省次官

テムスはユイを士官学校への左遷を強硬に主張した男であり、軍内部でのユイ嫌いの筆頭。

彼の見るユイという男は、まさに得体のしれない男であった。

見た目や威勢のよい発言と違い、基本的には石橋を叩いて渡るほどの慎重派。



スクロート・フォン・ヤーダルベルト

・魔法省次官。

三時方向に腰掛けている壮年の男。

軍に所属する貴族院の人間の中では、比較的中立寄り。

ただし円卓会議では場の空気を読んだ発言を行っている。



レーベ・フォン・レンツマリオ

・外務次官

外務次官で5〜7章におけるユイの上司。

その実は、グラム帝国と内通しており、彼の国が進行する際は、地位の保証の確約を得ている。



エミリオッツ・フォン・モンテス

・陸軍省次官にして伯爵

バリトンボイスの偉丈夫であり、会議に参加している中では最も軍人らしい男。

タムス同様、ユイを嫌っている。



フィール・フォン・メレンバル

・青年貴族でメレンバル侯爵家の長子。

軍での階級は五位であり、ユイにコンプレックスを覚えている。


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